女性

手塚・乾・白石だった君

君がここを見てくれて、尚且つ反応をくれる確率なんて本当に低いのかもしれないけど…ほんの少しの可能性に縋るくらいは、いいよね。


僕の募集に君が応えてくれたんだけど、僕側から連絡が切れて一度君が探してくれた。
それから色々あって一度別れたんだけど別所の募集板で再会。
そのとき僕は越前だったね。

その後、乾と僕とで掲示板とチャットを中心にやり取りしたり、
白石が出て来てくれたりしたけれど、君が本気になってしまうから、と、連絡を絶った。


鍵はこれで充分だとは思うんだけど…どうだろう。
あの時、君を断った僕がこうして君を探しているなんて、おかしいよね。


でも、忘れられないんだ。


今更本気になっているかもしれない、なんて都合がいいにも程があるよね。


疼く夜には君を思い出すよ。

もし、これに気がついて君が気まぐれを起こしてくれたのなら…また、君に溺れさせて欲しい。
待ってるよ。
まさか不二が俺を探してくれていたとはね。驚いた。
こんな形での再会をする日が来ようとは夢にも思わず…俺のデータ不足だったらしい。
あれから半年以上が過ぎたが、変わり無く元気でやっているか?
蒸し暑い日が続くから体調管理には充分気を付けるんだよ。

俺からの鍵は「親友」。
分かり易いだろう?


さて、本題。
すまないが、不二の気持ちには応えられない。
お前が俺を思い出してくれる瞬間に喜びを抱くも、愛情は他の子に向けているから、不二とやりとりをする事は出来ないんだ。
ましてや俺達は身体を重ねる関係にあったのだから、尚更。
連絡を断ち切ってから心変わりしてしまい、本当にすまない。

ただ…不二とのやりとりを打ち切った時、俺はもうお前に本気だったさ。
その勘違いだけは訂正させて貰おう。

素敵な初恋をありがとう。
俺はあの町に居るから、集会なんかで出逢えたら良いな。
まさか、本当に返事がつくとは思わなかった。
律儀なところも真面目なところも、真っ直ぐなところも、変わっていないね。
分かりやすい鍵も、体調への心配も、ありがとう。
この通り元気にしているよ。


それから。
心変わりなんて仕方がないさ。
ましてや連絡を絶ったんだ、尚更だよ。
乾が謝る理由はどこにもないよ。
君のような誠実な人に想われている子は、幸せだね。
そして何より、君自身もきっと幸せでいるんだろうと思ったら僕まで嬉しくなった。

結果だけ言えば残念ではあるけど、充分過ぎる返事をありがとう。
また何かの形で接触することがあれば、宜しくね。

こちらこそ、素敵な思い出をありがとう。
乾も、しあわせに。