女性

一週間恋人になってくれた千歳先輩

あんなに溺れたらあかんって言われとったのに、オレかて浅瀬で遊んどるつもりやったのに、どうも千歳先輩のことが忘れられずにいます。

夏に、一週間だけ恋人になってくれた千歳先輩。強がって聞けなかったことがなんぼかあります。また会えたら…なんて、アンタは嫌がりそうですけど。

鍵は特に思い付かんけど、別れ際に千歳先輩が好きなキャラクターのストラップ、あげたような気がします。あといきなり団子買うてきてくれた。美味しかった。

まぁ、期待はしてへんけど。
短い期間やったのにえらい幸せやった。縁があればまた会えるやろか。
女性
久しか振りたいね、財前。
まさか俺が探されるなんち思わんかったっちゃ。
もう鍵ばだいたい出とうけん、俺で間違い無かが…一つだけ。


最終日はオムライス


俺もお前さんと過ごした日々はたいぎゃ暖かかったとや。
聞きたかったちこつも気になるところばい。
ばってん、今ン俺は人様ンモンになってしまったけん、また会うこつは出来んと。すまんばい。
だけん、お前さんの幸せば祈らせてくれんね。

捜してくれて、有り難うね。
女性
千歳先輩、お久しぶりです。
まさかこんな早よう見つけてくれるて思ってへんかった。オムライスのことも覚えててくれておおきに。

…こうしてまた会えただけでもよかった。千歳先輩が元気でやってるならそれだけで十分っすわ。贅沢は言わへん。

千歳先輩の幸せ、しゃーないんで俺も祈ったります。俺は元から幸せやから。
ほな、これからも元気で。
ほんまにありがとうございました。