何年か前の亜久津クン

もう君はこの世界にいないだろうし、俺も本当にたまにしか顔を出さない訳なんだけど、数年前に一時だけやり取りをした亜久津クン。いまだに君を思い出してしまうんです。


鍵
合宿で同室設定
煙草を咎めた
夜中〜明け方にやり取りしては、たまに一ヶ月後くらいに生存報告をくれた
恐らく、俺はbから始まるa社の本アドを使用


…すみませんね、鍵らしい鍵もまともに思い出せない癖に、評判通りに乱暴だったり意外にも可愛らしい一面もあったり…そんな君ともっと話してみたかった。なんて、そんな事を。

それにどうせ俺たちの事ですから、奇跡的に再び相見えたとて、またすぐに途切れてしまうでしょうけどね。


だけど、少なくとも俺は君には元気にしていて欲しいと思っている。
そして、できれば君にも俺と過ごした事を楽しい記憶にしていて欲しいとも。

ほんの少し身体の相性がよくて、多少気があったくらいなのに何年経っても思い出してしまう俺は本当に馬鹿ですが、スポーツマンの癖に煙草をやめられそうにない君も大概だろ。


それでは、君の健康と多幸を柄にもなく願いつつ。