真っ直ぐな紅色の被験者

…返事とか欲しいなら、こっちに書き込んどけば良かったんだよな。今更此処の使い道に気付いた相変わらず劣化してる俺、彼奴なら分かるんじゃねえ？


…もうすぐ一年、か。確かにそうだよな…もうそんなになるんだ。へへ、そっか‥ごめんな。何か嬉しくて無償に笑いたくなった。
一年を迎えたら何しようか？何か遣りたいよな、ひょっとしてそう考えてんのは俺だけなのかな。

まあ良いや、とにかく…お前と無事に一周年迎えられたらマジで嬉しい。こんなに好きになったのはお前が初めてだからさ、…あれ、コレは前にも云ったっけ？

…そういや一周年迎える前に結構イベントもあるよな。ハロウィンとか、クリスマスとか…また一緒に過ごせたら嬉しいけど、ハロウィンは近いし、クリスマスは俺から約束切り出してみっかな。


ったく、いつからこんな仕様もない男になっちまったんだろ…女々しいのも、劣化しちまってるのも、皆お前のせいだ、なんて言い訳つけて毎日過ごしたい。


俺が遅らせてるせいだけど、早く風呂も出ねえとな(笑)


…お前と出会えた事、俺も凄ェ誇りに持ってる。此処だからこそ云えるのは、ほんと‥運命、だよな。うん。


…あー、早く時間経たねえかな！今日、…ずっと待ってるからな。お前からの連絡が来るの。


つーか、ほんと女々しくなったなぁ…

馬ー鹿、俺も今頃気付いたんだからおあいこだ。……なんて、俺で間違いなさそうだが‥違うならスルーしてくれ。

…テメェは相変わらず‥いや、なんでもない。俺は、一回で良いからおまえにキスがしたい。…そして、有り難うと云わせてくれ。
俺も嬉しい。こんなに愛しい存在はおまえが初めてだ。‥一度手放した自分の頭を殴りたい位に…おまえがすきで堪らない。チッ‥今日だけは素直にすきだと云わせろ。

予定の話は…直接知らせる。人の目を気にすると中々どうして伝えられねえ。


…ふん、だったら俺は責任を取ると云っておまえを抱き締めるだろう。毎日かこつけて抱き締めてやる。…覚悟しろ、触れれなかった分おまえを腕に収めたくて、うずうずしてんだ。

…確かに湯冷めしそうだな。早く出て部屋に帰るぞ。(笑)

…はっ、改めて云わなくても分かってんだよ。
愛してる。
…愛してるぜ、ルーク。

──ああ、云い忘れてた。

只今、ルーク。

…自分でつけといて変な名前、とか思ったりしてな。

…ば、馬鹿!?…あー、いや、うん。俺もあっちでは云ってやったし、これは本当におあいこになりそうだな。


…キッ…て、こんな公で云うなっつーの！…ま、まあ。触れてほしいのは俺もだから…明日でいい、明後日になってもいいから、しっかり逃げねえように抱き締めてくれよ。お前の腕で、胸で抱かれる時が一番心地良いんだ。安心出来る。
それだけ云ってくれんなら‥もう何処にも行かないって証だな。へへ、でもさ…一度別れちまったからこそ、此処まで来れたのかもしれないな。勝手な思い込みだけどよ。

好きだ、愛してる。

こんな言葉じゃ足りないくらい、例えるなら永遠に底のない‥何もかも深すぎるお前にハマってる。

ちょっと大袈裟かな、でもこういう時ってキメたくなるし。

な、部屋に戻ったら…アレくれないかな？確かまだ…だっただろ？いつくれるか、結構楽しみにしてんだからさ。


お帰り、お帰りなさい。ずっと此処に…居てくれよ。

お前の隣が俺の居場所になっている気がすんだ。


…さーて、今日はもう帰らなくちゃな。此処で云うのも何だけど…お休み、今宵はどうか良い夢を。

…随分と寒くなって来ちまったな。それで、最近そのテの感動もんばっか見てるから‥ほら、つい涙脆くなっちまう。


お前、今どうしてる？


俺が送った鳩、無事に届いてんのかな。もう出さないって決めたから、これ以上は出さないって。だから…早く逢いに来て欲しいんだよ。

一週間だけなら、堪えられた。大丈夫だって俺自身を云い聞かせてさ。でも…結構辛くてよ、寒空に浮かぶ風が髪を擽る度にお前を想うんだ。


もう二度と離さないでくれ、俺は逃げないから、俺は何処にも行かないから。


相変わらず我が儘でごめん、な。だから…連絡待ってる。唯一のお前との繋がり、まだ切れてないって信じてるからよ。


あー…相当な我が儘。事情知ってると尚更だよな。‥こんな戯れ言なんて気にすんなよ。

…よく考えっと、もう名前は伏せなくて良かったんだよな。まあ、名前が思いつ付かないって理由もあんだけどよ。


……あれから一週間か？また、結構経っちまったっつーか。

俺、お前以外とやり取りなんかしてねえからさ、妙に…アレが強いんだよ。独占力ってか、我が儘…んで寂しくて。いつも告げた後に嫌われねえかな、とか考える。不安。

やっぱり壊れちまったのか？あ、壊れかけてんのは…俺の方かもしれねえな。こんな女々しい文章ばっか残しちまってよ。


……逢いたい。ごめん、凄ェ逢いたいんだ。今すぐ抱き締めて欲しい。


出来もしない誓いなんか立てちまったから、確認の鳩も送れねえし…でも、本当は何処か救われてる。鳩が返って来たら、そう考えるだけで息が詰まりそうなんだ。鳩…飛ばせない。

こんな事ばっか云ってるから駄目になっちまうんだよな。多分…もう…俺が駄目なんだ。


大丈夫、って自分自身を云い聞かすにも限界が在るんだっつーの。…それでもお前の帰りを待ってる俺は、きっと底無しの馬鹿なんだと思う。


俺は何処にも行かず、同じ所で待ってるから。思い出したら来て欲しい。


ごめんな。

…やっと。

全部の事にカタが付いた。

云える事、云えねぇ事‥色々有る、が。


おまえが気掛かりで仕方無かった。
其ばかり気に為てて、意識が集中出来なかった‥いや、出来てねぇ。今もだ。

一方的に悪いのは俺だ。

…おい、まだ待っててくれて居るのか？
俺は躊躇しちまって抱き締めに行けねぇ。
おまえの体温が懐かし過ぎて

……本当に帰っても良いのか。

おまえの居ない時間に慣れ過ぎた。
だからおまえの優しさだって忘れちまってるかも知れねぇ。
一番忘れちゃならねぇ事だってのにな。


別に、もう我が侭なんて宣うつもりも無ぇよ。


‥俺はおまえの意思に従うだけだ。

愛してる、ルーク…
只抱き締めたい。
…謝りたい。

…アッシュ？

本当に、あのアッシュなんだよな？…


馬鹿やろ…悪いとか、悪くないとかなんて気にしてねーよ！そんな罪悪感なんか、謝罪なんか後からいくらでも聞いてやる！…理由に寄っちゃ怒るかもしんねえ、でも、……先ずは帰って来て欲しいんだ。此処じゃない、二人だけしか知らねえ‥あの場所に。

前にも云ってたよな、"本当に帰って良いのか"…とか。


…良いに決まってるだろ！

それどころか…俺馬鹿だし、単純で、ちっとも男らしくねえから‥嫌われちまったのかな、とか考えて…とにかく凄ェ不安だったんだ。

だから、お前の言葉で安心させてくれよ。隣に戻って来て…くれ。


…ただ、ちょっと今週は俺の方が大事な試験、っつうの抱えててさ。普通の返信はキツいけど…何もない、在りのままの遣り取りなら出来るから。

いつでも、これ確認したら連絡しろよ。ずっと待ってるからさ。


俺の意思を大事にしてくれんのは嬉しいけど、お前の都合だってあるんだから‥その辺はしっかりしろよな。いつものお前みたいに。どっちかっつーと引っ張ってもらう方が俺は有り難い…つーか。

だから、遠慮は要らない。俺はンな怒ってねえから…


待ってるな。

ありがとう。

早く…抱き締めてもらいたい。温もりを取り戻したいから。

馬鹿、が。

他に誰が居るんだよ、この屑レプリカ。


…なんて、云うのも久々だな。
極力屑と云わない様にしてたんだが‥ったく、初っぱなから馬鹿云ってんじゃねぇよ。

‥帰って来た。
おまえの隣。
俺のたったひとつの大切な居場所。
もう何度目か分からない。

…只今。


フン、…あのな‥テメェは可愛らし過ぎるんだよ。馬鹿な事を考える暇があるなら俺の事を考えとけ。

俺も今月は余り手が空きそうにねぇんだ。丁度良かったな、‥まあ、予定の話は此処じゃアレだ。おいおい鳩で話をするか。


ちゃんとその辺りは理解してる。ああ、そうだな。…おまえは黙って俺について来い。只、らしくもなく弱気だっただけだ。…云わずもがな、理由は分かってるだろう？


…さっき鳩を送った。
取り敢えず早く抱き締めさせろ。


悪かった。本当に…何を云って良いのか分からない。悪かった…。
そして、有り難う。

礼を云わせてくれ。
…信じて待って居てくれて‥有り難う。