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1 神楽

マヨラへ

オメーはきっとこんなとこ知らないアル。
だから、だからこそ、書こうって思ったネ。

三日返信がないだけで、凄く不安になるのヨ。
忙しいだけだといいアル…
…もしかして、届いてないアルか?
確かめられない私も私ネ。

オメーは寝てたから知らないだろうけどナ、実は私…あの時、車の中で土方に…ちゅーしたのヨ。
海、本当に嬉しかったアル。
その、お礼のつもりだったネ。
誰も知らない、私だけの秘密。
まだ伝えてもいない、私オメーが好きなのヨ、きっと、多分。
なんでもない話を、ちゃんと聞いてくれる土方が、好きアル。
…面と向かって言えない勇気のない私を許してほしいヨ…。
こんなとこで、卑怯アルな。

こんなのが見付かったら、ドン引きされるンだろーな…
お願いパピーマミー、これが土方に見付からないで流れちゃいますよーに!

…ますます卑怯アル…