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1 野良猫

桜咲く木の下で出会ったキミへ

なァんて、覚えてる訳ないか…。随分前の話。
此処に足跡残すのもコレで何回目だろう…
きっと、望みは薄いんだろうな〜。

ね、元気にしてる?今もまだ他の学校で仕事頑張ってんのかな?
…はは、何言ってんだろ。
俺がもしキミの事が忘れられないって言ったらど〜する?俺を捜してくれるかい?
…うそ。ウソだよ。
ただ…ただ、キミの名前が…声が聞きたい。

白い白衣が似合うキミ。甘い物が好きなキミ。

それまで俺は箱の中で静かに眠りにつこう…
キミが現れるまで…