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1 強がりなオタク

体育会系のお前

もう直接伝える機会はないみたいだからさ。俺からお前への、最後の告白。
万に一つでも気付いたら、そりゃ間違いなく運命だよ(笑)
そんな1%の奇跡に賭けてみることにする。相変わらずロマンチストだろ?

なんか多分、最初から最後まで俺の方がお前を好きで、最後まで夢中だったと思う。
あれからお前以外のやつと付き合ったりもしたよ。でも何か、今も思い出すのはお前みたい。
気付いたらもう別れてから一年半くらいか。最後に逢ったのはお前の誕生祝いだったと思う。

俺はずっとお前が好きだったけど、お前はもう、他に好きな人がいるんだな。なんか不思議だよ。
…付き合ってるのか聞いた時さ、違うよって言われたから、ちょっと期待したんだよ。
ホントは、時間出来たら逢おうって言葉も信じて待ってた。

…だから、その間、他の人と逢ってたなんて、正直ちょっとショックで。まぁ俺は今更何も言う権利とかないんだけどさ。多分、社交辞令とかそういうのだったんだよな。お前は優しいからさ。

でもさ、一つ言っても良い?
俺は、間違いなく誰よりもお前を好きだし大切にする自信があるよ。俺はお前だけ見てる。他の人じゃ駄目なんだ、お前じゃなきゃ。自分でも馬鹿みたいだって思うくらい。

気付くのが遅かった俺を笑っても良いよ。本当に鈍感だったのは、お前じゃなくて俺だったみたいだ。

逢いたいな。今年も誕生日、祝いたかったのに。…俺、スゲーホントにお前のことが好き。好きだった。今も。
俺の過去も、今も未来も、全部お前にやる。
俺の愛してる、一人占めして良いよ。いなくなるなら俺の気持ちごと持ってけば良い。
ばいばい、ばいばい、大好きなお前。伝えたいことがありすぎて、上手く言葉になんねえよ。
素敵な時間をありがとう、誰よりも幸せになれよ。元気でな。