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1 宿り木の記憶

心の主治医宛

何時も待たせてごめんな。
心の隙間にそっと染みる優しさ…何時も感じているよ。

言葉に出来るまで多分時間が要ると思う。

其でも居てくれるか?

明日のことは誰にも分からないけれど。
今は傍で…
2 心の主治医
さて、何から書けば良いんでしょう。

待っている間は君を想いながら、家事や雑用に追われているので、幸せですよ。

当たり前です、傍に居たいから…置いて下さい。いつまでも…居させて欲しい、明日の事は分かりませんが、僕から離れる事は絶対に有りません。


君の還る場所は、僕だと思って良いんでしょう?

宿り木の君へ
3 宿り木
勿論…お前だぜ!弁慶。
この胸の奥にある…
閉ざされた部屋。
其処にあるものを何時か必ずお前にやるから。

この紅瞳に映る大事な奴が何時までも弁慶であるように…


心の主治医へ
4 心の主治医
1062600

ウルくんに返信しに来たら、キリ番踏みました。


はい、君の還る場所は僕…。
ふふっ、それだけでも幸せです。いつか、大切な物を君へ…受け取ってくれますか?


紅の瞳に魅入られて、ずっと映していて欲しい。僕の薄茶の瞳にも君だけ映したい。


主治医より