嫁、へ

ここに書いたらお前は気付かないかもしれない。
それでも、溢れ返った言葉達の中から過去に幾度と互いを見つけ出せたように、今回だって…と、信じてる。
ちゃんと見付けろ、俺を。

最近、お前が今まで以上に愛しくて仕方がない。
愛してるって、好きだって、言いたくて仕方ないのに、幾ら言っても物足りない。
言われると凄く充足感に満ち溢れて幸せになれるのに、言っても言っても物足りないんだよ。

花束はお好きですか、俺の愛するお嫁さん。
枯れない薔薇のお返しに、俺の歪な花束を、お前に。
願わくば、この花が受け取られる事を

旦那様へ

もしこの世に赤い糸なんて物があるとしたら僕の糸の先にいるのが貴方だと信じたい。

ふふ…、見つけちゃいました。

僕自身もびっくりですよ。まさかたったあれだけのヒントでこんなに早く見つけてしまうなんて。

惜しくはヒント無しで貴方を見つけられなかった事ですね。
僕とした事が…。


僕だって同じ気持ちですよ。
貴方からの愛の言葉にいつも満たされるのに、僕からはいつも言い足りない。
こんな短い言葉じゃ僕の気持ちを言い表せはしないのに、この言葉以外見つからない…。
だからもっともっと、僕に貴方へ愛を囁く権利を下さい。
貴方の傍に居る許可を下さい…。


僕の大好きな旦那様。
花束は好きですよ。
まぁ、貴方からの…という言葉が必須事項ですけれどね。


ご存知ですか？

貴方らしい歪な花束の中の、ホンモノの花ととニセモノの花。どちらも僕にとっては大事な宝物なんですよ。

時間を見るに、メールを送ってからすぐ見付かったみたいだな。
反応の速さへの嬉しさもあれば、こんな事を衆目に晒しているという羞恥心からの若干の後悔もある。
いつもは赤い糸に引き寄せられて互いを見付けていたようなものだが、たまには、自分から手繰り寄せるというのも、あり…なんじゃないか。よく分からんがな、そのへんの定義は。

夏に近付く度、心が物足りなくなる。
どうすれば、この気持ちの全てをお前に伝えられる？
どうすれば、この気持ちを言葉にすることができる？
たった二文字、五文字じゃ足りる筈がないよな。
それでも、お前が満たされるなら、気持ちをほんの僅かでも伝えられるなら、何度だって紡ぐよ。
好き、愛してるよ、お嫁さん。

頼りない旦那に、枯れない薔薇をくれよ。
溢れる言葉の、お返しに。

自分でも反応の早さにびっくりです。
携帯を見て少し考えた後に此処に来れば貴方の名前とすっかり定着した二人だけの愛称。

すぐに貴方だと解りましたよ。何たって僕は貴方の嫁ですからね。


僕は夏が近づく度に楽しみになります。夏休みになったら一緒にドコへ行きましょうか？夏祭りとか海とか良いですねぇ。
なんなら旅行や天体観測にでも行きましょうか？

あぁ、でも僕は機関から、貴方は彼女からの呼び出しが心配ですね…。


愛してますよ、大好きです。
言えば言うほど安っぽく感じてしまうのは解っているのですが、貴方を見ていると言いたくて仕方ないんです。

溢れかえったこの気持ちをそれ以外に伝える方法が見つからないのだから構わないでしょう？

枯れない薔薇の花束…は流石に目にキツい物がありますから、一つ一つ丁寧に包装して貴方に差し上げますよ。

貴方が望む限り…ね？

分かってくれた事が凄く嬉しい。
そうだよな、お前は俺だけの嫁なんだものな。間違える筈がないし、もし俺が同じ事をされたって、きっとすぐに気付いた筈だ。

そうか、夏休みか…。
メールでは一日を何日もかけてやってるものだから今まで極力タイムリーなネタは振らないでおこうとしていたんだが、それを考えれば、事は臨機応変にってところだな。はは、そろそろ衣替えをしようか、俺達も。ブレザーはそろそろ暑いからな。

俺は旅行がしたい。あぁ、新婚旅行だな！
海や夏祭り、一緒に宿題とか花火大会もいいな。本屋や映画館やレンタルビデオ屋に連れて行ったら、オススメを選んでくれるのかな、お前は。
お前は俺と違ってそういうのに詳しいし、俺の好きなものも教えたいけど、お前みたいに趣味が良くないからさ。また色々教えてくれよ。
お前と一緒にもっといろんな場所へ行きたいんだ。それが凄く楽しいんだよ。

俺は愛ってのを言葉にするのが恥ずかしいから、体がすぐにお前に触りたがる。
それが、ただのスケベだと取られて萎えられやしないかと不安だ。
不安になるならやらなきゃいいのにな、すまん。

俺の花束はいつか枯れるから、枯れても大丈夫なよう、お前に新しい花を与え続けるよ。
それか、枯れる前にドライフラワーかジャムにでもしてくれ。
なんてな

すみません、タイムリーなネタでしたね。メールの中ではまだ梅雨も来ていないのに夏休みだなんておかしな話です。
あぁ、その前に貴方の嫌いな期末テストもありますか。


新婚旅行ですか、良いですね。夏らしくキャンプなんてのも良いですが、僕らの場合旅館でゆっくりする方が合っている気もしますね。男二人旅なんて端から見れば苦笑ものですが…。

オススメですか…。貴方に気に入って頂けそうな良い映画を探しておきますね。
でも僕としては貴方のオススメも興味ありますよ。僕の場合はどうしても趣味が偏ってしまいますから。


萎えるだなんてとんでもない。
貴方に触れられるのは好きですよ。貴方の手は優しくて温かいですからね。
ただ…恥ずかしくて、つい素っ気なくなってしまうというか…。


貴方の花束は枯れないように大切に保管してありますよ。
貴方の花束と同じだけのバラを僕は貴方にあげられているように努力しますね。

いや、そのへんは互いに臨機応変に対応することにしよう。
梅雨に入ってなくても期末が終われば気分は夏休みだし、できるイベントは極力リアルタイムでやりたいだろ。
夏にバレンタインやクリスマスをやる羽目になったりするのは、個人的に御免だ。ああいうのはイベント当日ってのが大切な条件なんだからな。


いいねえ旅館。
合宿でも入ったが、二人でゆったり温泉に入ったり、風呂上がりの浴衣姿に高校生らしくドギマギしてみたり。
でも、旅行の醍醐味はやっぱ旅館とかじゃなくて、電車の中、のんびり弁当でも食いながら景色を眺めるってのがいいんだよな。って…オヤジくさいか？


オススメなあ…それなら映画より小説の方だな。
俺は見た映画見た映画全部ハマっちまうからさ。感受性が高いと言えばまだ聞こえはいいか？


それを聞いて安心した。
やっぱ、ここに書き込んで正解だったな。
お前の知らなかった部分や本音が聞けて嬉しいよ。

俺だって、お前からの薔薇は今でも全部残ってる。
これからもずっと、薔薇を受け取れる立場にいれますように。
女々しいが、願っていてやるよ。

同感です。
僕も各イベントはなりべくリアルタイムにやりたいと思いますので、多少の矛盾は互いに目を瞑ると言うことで構いませんか？


とんでもない。大変結構だと思いますよ。人の少ない電車の中で貴方と向き合って景色を眺める…、素敵じゃありませんか。
旅館に着くまでの移動時間に他愛のない話をたくさんしたいですね。

成程。何だか貴方らしいです。
でも、それなら僕の好きな映画を進めれば貴方も好きになって下さるということでしょう？
嬉しい限りです。

それなら映画でなく映画を真剣に観る貴方を見つめて居た方が楽しそうですね。
なんて、冗談ですよ。


いつもは本音なんて恥ずかしくて言えませんが…、不思議ですね。ここならスラスラと出て来ます。

僕も貴方に本音を向けますから貴方も僕に本音を打ち明けて下さいね。

あぁ、そうでした。
何気ない会話の中で貴方の言った「世界を敵に回しても〜」っていう言葉があったじゃないですか？

あの言葉、本気で嬉しかったです。

ありがとうございます。

この場を借りてお礼を言わせて下さい。


未来永劫、この薔薇を向けるのも受け取るのも貴方だけですし、同時に貴方の花束を受け取るのも僕だけですよ。

何て、根拠のない断言は僕らしくないでしょうか？

矛盾なんて考え始めたらキリが無いからな。そういう事にしておこうか。


他愛ない話題なんていくらでもできるからな。たまには学生らしい話題とかも良いかもしれん。
旅行、そのうち一緒に計画しておこうな。あぁ、勿論ハルヒには内緒だぞ。
呼び出しを食らわないよう事前に手を打っておくとするか…。


まあ、そういう事になるな。
あ、でも個人的にグロいのはアウト。どうにも苦手なんだ。
オススメ、教えてくれれば借りてるなり買うなりすっからさ、ちゃんと教えろよ？
悪趣味だって笑わない自信があるなら、俺のオススメも教えてやるよ。…笑わないならな。案に困ってライ麦畑を出してくるような奴なもんだからさ


俺だって普段は本音なんて恥ずかしくて言えない。
でも、お前をもっと知りたい、気持ちを確かめたい、そう思うほど、俺も本音で喋っちまうんだよな。さながらハンムラビ法典…違うか。
って…い、今それを言うのか。恥ずかしいだろ、改めて言われたら…。
だが、嘘じゃない。お前に偽善や嘘の愛を囁いた事なんて、一度もない。

この恋が神に背いていようと、世界を敵に回そうと、
俺だけはお前の味方でいる。
俺だけはお前を守ってやる。
決め付けてくれて構わないさ。
俺の花束は、お前だけのものだ。
お前の花束が俺だけのものであるようにな。

誰も邪魔の入らない電車の中で機関も涼宮さんも関係ない…他愛のない学生同士の話。いえ、恋人同士の会話ですか。
良いですね。

どうしましょう、凄く楽しみになってしまいました。
行き先や日にちをまた二人でパンフレットでも見ながら決めましょうね。


了解しました。ではスプラッタものは却下ですね。まぁ、端から進める気はありませんが。
そうですね…、やはり有名なロミオとジュリエットは一度くらいは観て欲しい作品です。
不本意ながら友人と二人で観て泣いてしまいましたから。

絶対に笑いませんよ、折角貴方が進めて下さるんですから。どんなお話でも受け止められますよ。だからどんどん教えて下さい。


すみません…、本当に嬉しかったものですから、きちんとお礼が言いたくて…。

あぁ…、どうしましょう。今もまた嬉しくて柄にもなくときめいてしまいました。お恥ずかしい…。

僕も貴方が居ればほかには何も要らない。貴方の味方で居続ける事を誓います。
だからツラくなったら甘えてくださいね。

いいな、考えただけで今から凄く楽しみになってきた。
パンフレットなら、また俺が探してくるよ。
妹にも内緒にしないといけないな、こりゃあ。ついてこられちゃ堪らないぜ。


ロミオとジュリエットか…。分かった、見てみる。
ジェーン・エアも買ってきたから、また暇を見付けて読むよ。お前が好きなものは、俺も好きになりたい。

俺のオススメは…そうだな、乙一と大槻ケンヂ。
乙一は『平面犬』って本に入ってる『Blue』
大槻ケンヂはエッセイもオススメだが、『ロコ！思うままに』かな。
本当に読む本が偏っててうまく説明もできんが、前者は読んでて物凄く泣いた。後者は、純粋に面白い。
まあ興味があれば見てくれよ。


アホ、俺まで照れんじゃねぇか。
俺は甘え下手だしなかなか素直にはなれないけど、お前を信じる。
辛くなったら、お前に縋るよ。
俺には今、お前が支えのようなものだからな。
だから、お前も頼れ。甘えろ。縋れ。ちゃんと本音を面に出せ。
俺の前でまで、いつまでも猫被るんじゃない。約束だからな。

連れて行ってあげたいのは山々なのですが、今回ばかりはそうもいきませんしね。
なんたって新婚旅行なんですから。
やっぱり２人で楽しみたいですからね。

買われたのですか！？何というか…ありがとうございます。
凄く嬉しいです。
僕って予想以上に愛されてるんですね。

僕も一度しか読んだ事がありませんが、確か最後は…。
いえ、折角読んで下さっているのですから野暮ですよね。

乙一さんは友人が好きで幾つが拝見しましたよ。「死にぞこないの青」や「CALLING YOU」とか…。
「Blue」ですね、また拝見させて頂きます。
大槻ケンヂさん、ですね。また探してみます。僕も貴方と同じもの見て共感したいので…。


ありがとうございます。貴方は本当に優しくて僕には勿体無い旦那様ですね。
僕も貴方が支えですよ。夫婦何ですから支え合いましょうね。

ついてくる、なんてごねた日には、俺が人生で初めて妹に手をあげるかもしれんぞ。
いや、やらんけどな。アイツはちゃんと言えば分かってくれる子だと信じてるさ。

な、なんだよ、買っちゃ駄目なのかよ…！あんな形で話題に出されたら気になるに決まってんだろ！本屋で偶然見付けたから買ってみただけだ！
粗筋を見ているかぎり、何かどろどろしてそうだったけどな…

死にぞこないの青は好きだな。初めて読んだ乙一の作品だったから。
大槻ケンヂは面白いぜ。エッセイで何度笑わせられたか覚えてないくらいだ。だが、結構キッチュなストーリーが多いからあまり人に奨められなくてな、寂しいもんだよ。
やっぱ小説より漫画の方が俺には合ってる、かな。
俺が小説なんて、イメージないだろ？


あーあーあーよせやめろ恥ずかしい、耳を塞いでも両手を摺り抜けやがるぞコノヤロウ！
そうだな、俺ら、夫婦だしな…。たまにはもたれ掛かると思うから、その時はちゃんと、支えてくれな。
倒れて折れちまわないように、俺も支えるから。
大好きだよ、一樹。俺のお嫁さん。

えぇ、彼女は素直な良い子ですからね。
きちんと話せば解ってくれますよ。

でも、僕らって意外と分かり易いみたいですし何より貴方の妹さんですからね…。何かしら勘づかれそうで怖いです。


いえ、まさか買って下さるなんて思わなくて…。
僕の知っている恋愛小説の中で一番分かり易いかと思ったのですが、結構内容はドロドロしてますね…。

正直、小説というイメージはありませんね。
でもだからこそ貴方が進める小説というのは興味を惹かれますね。
特に笑えるものというのはここ最近読んでいなかったので…。

何度でも言えますよ、僕には勿体無いくらいの素敵な旦那様。貴方が崩れそうになったら僕が身を挺しても助けますから、僕が不安になったら抱きしめてくださいね。

愛してますよ、キョン君。

駄々っ子だし泣き虫だけどな、根性だけはある奴だよ。
まったく誰に似たんだかな。
とりあえず、旅行の計画は俺達自身が演技力をつけるところから始めた方が良さそうだ…。


結構高いもんな。上下巻だし。
というか、お前は恋愛小説を読むのか…。いや、予想通りといえば予想通りだ。えらく詳しいと思った。俺的には何と無く、論文や文学ばかり読んでるイメージだったからな。これも新しい一面の発見になるのだろう。

いや、まあその返答だって予想はしていたさ。俺は文字の羅列を見ると自然と眠たくなってくるしな。
笑えるものか…。それなら筒井康隆なんてどうだ？シュールで面白いぜ。
まあその反面、かなり怖かったりもするけどな…


ったく、褒めたって何も出ないからな。
……………後でアイス買ってやるよ。
抱き締めるくらいお安い御用、さ。お前が望むなら、俺の全てだって捧げてやれる。
だから、離れるんじゃないぞ。
お前は俺には勿体なさすぎるくらい、最高の嫁だよ。

誰に似たか…なんて一目瞭然な気もしますが？

演技力と言えば映画！実は前回の話が印象に薄くてあまりストーリーを把握していないのですよね。
今回は貴方も出演しますから、カメラマンとか誰か協力者を募らないといけませんね。

論文や文学も読みますよ？ただ、やはり自分の考えと相成ると興味を削がれるというか…、読むのを止めてしまう事が多々ありまして…。
大人気ないと友人からよく叱られますよ。

でも恋愛小説や心理学論は多方面から客観的に見られますからね、好きなんです。

貴方も意外と読書家なんですね、新しい発見も嬉しいですが同じ趣味というのも嬉しい限りです。


貴方って本当に…、何というか可愛らしいですね。思わず笑ってしまったじゃないですか。

貴方を全てを頂こうなんて厚かましい事は思いませんが…、離れる気もさらさらありませんよ。
僕はずっと貴方だけの嫁ですから。
お褒めに頂き光栄です。最高の嫁でいられるようこれからも努力しますね。

さあて、誰の事やらさっぱり分からんね。


前回の映画の話など支離滅裂すぎて覚える価値もないわ。
カメラマンなぁ…森さんや新川さん…は、後が恐いからやめておこう。
調度良い、国木田なんてどうだ？国木田なら淡々と撮ってくれるだろうし、谷口のように文句も言わんだろ。じゃあ今回のその他雑用係は谷口ってことで…


はは、分からなくもないぜ。論文なんて特にそんな感じだもんな。
俺も結構好き嫌いが激しかったりするんだが…、あぁ、でもショートショートと哲学書は別だな。あのへんはどんなジャンルでも読める。
グロテスクとかホラーは苦手でさ、それが尚且つ後味の悪い話だったりすると、後の体調や生活に影響が、な…。ほら、あるだろ、怖い話を聞いた後は一人で風呂に入るのが怖いとか…
うわ、情けないことこの上ないな、俺…！

読書家かどうかは知らんが、本は好きだぜ。
シャミと一緒にベッドでごろごろしながら読むのが好きなんだ。夏は毛が抜けるし暑いけどさ。


笑うなよ、こちとら必死にだなぁ…、…あー、くそ、照れ臭いのも恥ずかしいのも苦手だ。どんな反応していいのか分からん！
ヘタレてる時とキレた時のギャップが激しい俺が悪いのは分かってるんだが…ううん、考えものだな。二重人格かっての。
しょっちゅうキレる旦那だけど、こんな旦那でも平気か、嫁さん

そうですね。
彼らなら涼宮さんも納得して下さるでしょうからさりげなく進めて置きましょう。涼宮さんが人選ミスをしてしまわれない様に…ね？
ほら、一人いるじゃありませんか。涼宮さんと組ませると最強になられる方が…。彼女まで加わってしまうとまたキスシーンがどうの、と騒ぎかねませんから。

えぇ。端から決めつけた書き方はどうも好ましくなくて…。いえ、論文では曖昧な語尾はタブーだと解ってはいるのですが、やはり断言されると腑に落ちないものもありますね。


おやおや…、また可愛らしい事を仰る。貴方の事だから、所詮はフィクションだろと言い捨てて終わりそうなのに…。
でも、確かにホラーを見た後は一人になるのが怖い、とか…同じ場面やシチュエーションになると警戒してしまうという気持ちは解りますよ。

じゃあホラーを見てしまった夜は一緒にお風呂に入りましょうか？

ふふ…、冗談ですよ。


僕も一人でソファーに座りながら読書する時間は好きですね。食事を取るのも忘れて読んでいた時もありました。


何を今更。
僕が嫌だとでも言うとお思いですか？
いつもの優しい貴方も少々Ｓ気のある貴方も大好きですよ。

あぁ、確かにあのお方には任せちゃ駄目だ…。何をされ、何をやらされるか見当もつかん。
第一あの人じゃあ撮影の際に笑いすぎで映像そのものに笑い声が入って始終謎の女の笑い声が入ったトリッキーな作品が出来上がりそうな気がするんだが…気のせいだろうか。いや気のせいじゃないだろうな。


曖昧な言葉ばかりじゃ論文とは、確かに言わないなぁ。
俺は「○○は××だから駄目」みたいなことを書かれてる論文はアウトだな。
なんというか、この筆者はこの意見を読者に伝えたいんじゃなくて押し付けたいのだろうな、と思っちまう。まあ勿論これは偏見だが…


いや、幽霊だとか何だとかは所詮フィクションで実際にはいないと思ってる、思ってるんだがな！？
俺は呪怨を見た後、暫くテレビは見れない布団にも潜れない電話も使えない風呂にも入れないという状況に陥った事があるくらいでだな、その、とどのつまり、……一人の時は非常に臆病なんだ。
いや、だってもし、もしそこにいたとしたら、自分には見えなくても怖いだろ！シャミがあらぬ方向を見つめて鳴いたり飛び掛かったりした時はもうどうしていいか分からんかった…
お前のその言葉、冗談だと分かっていても嬉しいぜ…。本当駄目なんだ、あれ…


いくら好きでも、それに没頭して生活に支障をきたすようならよくないぞ。
健康な自分があってこその娯楽なんだからな、気をつけろよ。


そりゃよかった。嫌だと言われたらどうしようかと思ってたからな。
じゃあこれからもちょくちょく虐めさせ…、いや、愛情表現させてもらうんで、お付き合いよろしく頼むよ。

でしょう？
そんな事になっては前回より大変な作品に仕上がりそうですし、何より無茶を指定され僕らの身も危ないですからね。
先に手を打っておきましょう。

先手必勝ってヤツです。


解ります。それよりも問いかける様な書き方をしている本や第三者視点の物語の方が読みやすいですよね。
そういう面でも小説の方が僕は好きです。


確かに宇宙人や未来人、超能力者を目の当たりにした後では霊くらい居ると思ってもおかしくはありませんからね。
僕は基本的にああいう類の物は得意…というか、あまり恐怖を感じないので平気なんですけれどね。
夏はホラーが定番ですが、却下しましょう。


貴方の言う通りですね、以後気をつけます。集中するとどうしても周りが見えなくなるタイプでして…。この性格をどうにかしなければいけませんね。


虐められるのは少々意に反しますが…、不器用な貴方なりの愛情表現として受け取らせて頂きますよ。
そんな貴方も僕は大好きですからね。

こちらこそ宜しくお願いします。キョン君。

ただ単にいちゃつくだけなら良いにしろ、あの破天荒な方々は何を指定してくるか本当に見当がつかんからなぁ…。
とりあえず、彼女には手伝うにしろ傍観にしろ、手出し無用と釘を刺す事にしような。


俺も小説は好きだな。
本屋をぶらついて適当に選んで買ってみた本が、読んだ後に余韻の残るようなやつだったりするっ妙に嬉しくなっちまう。
余韻については、切なさなり、あたたかさなり、笑いなり、なんでも。


いや、その流れでくると本当にきそうだな。
まったく勘弁してくれよ、部室に知らない奴がいるから話し掛けたらハルヒに「誰と喋ってんの？」なんて言われるのは御免だぜ。
肝試しとかお化け屋敷は全然大丈夫なんだがなぁ…。お前が羨ましいよ。俺の臆病さを九割九分九厘くらい分けてやりたいね。


集中できるって事は、それだけ好きって事だろ？
別にやめろとは言ってない。ただ、ちゃんと休憩はしろよって事だよ。
そういうの、結構素晴らしいもんだとは思うぜ…？
俺は集中力が三分ともたないからな。うん、何の自慢だこれは。


いや、改めて言われると照れるな…。
そのうち「ひとでなし！実家に帰らせていただきますっ！」なんて荷物抱えてどっか行くんじゃないかと心配だったんだよ。
サディストと言われた時は若干心にガツンときたが、まぁ言われても仕方ないことをやり続けたのだからな。
サンキュ、一樹。

でも、前回と同じように学校での撮影があれば彼女ならすぐに駆けつけてきそうですね。
映画撮影が今更ながら不安になってきました。


解ります。
僕もよく本屋に行くのですが、見つけた本ががまだ誰も知らないような作品なら尚更嬉しいですね。
自分だけの発見というか…。
そういう小説を見つけたら一番に貴方にお教えしますね。


涼宮さんが望めば、霊だって存在させられますよ。
その場合色んな意味で被害を被りそうなのは貴方ですが。

肝試しですか。
それも面白そうですね、夏らしくて。
藪からぼうに死んだ方の安眠を脅かす趣味はありませんが、夜の散歩と呈して出掛けるのも楽しそうです。


ありがとうございます。何事も適度に、という事ですね？
貴方に心配をかけなくないので気をつけるようにします。


あはは、僕に帰る実家はありませんよ。僕の居場所は貴方のそばと決まってるんです。貴方が望む限り、ね？


すみません、傷つけちゃいましたか？
深い意味は無かったのですが…、言動には気をつけなければいけませんね。

ごめんなさい、キョン君。大好きですから気になさらないで下さいね？

せめてキスシーンくらいは部室とか人のいない場所でやりたいよな。
大まかなストーリーだけ教えてアドリブでやらせてくれりゃあいいものを…


仮にも『自分だけの発見』なのに、教えてもらってもいいのか？
いや、嫌なわけじゃないぞ。嬉しい、凄く嬉しいよ。
じゃあ俺も、そういうのを見付けたらまた教えるな。


俺よりも朝比奈さんが心配だ。あの人は俺より酷そうというか、泣きながら気絶する姿が容易に想像できるからなあ…。
俺も流石に、グロい幽霊がきたら脱兎の如くその場から逃げ出しそうだ。

肝試しくらいならいいかもな。折角の夏だし、ハルヒ主催で鶴屋さんあたりに協力を頼めば大丈夫だろう。


たまには心配もさせろよ？
お前は何かと無理してそうだし、労るのも、支え合うって事だからな。


別に傷付いてはいないがね、ちょっと衝撃だったな。あー俺って客観視するとそういう属性なのねー、みたいな感じでさ。
俺の傍がお前の帰る場所…か。いいね、グッときたぜ。
帰るべき場所に相応しいよう、頑張って出来の良い旦那を目指しますよ。

同感です。
まさか人の目のある教室で…なんて言われたら幾ら僕でも涼宮さんに異議の申し立てをしてしまいそうです。

でも、カメラマンとして協力を頼んだ場合は少なからずご友人の一人には見られてしまいますよ？
宜しいので？


貴方だから教えるんですよ？貴方には僕が良いと思った物全てを知っておいて欲しいんです。
あぁ、そうだ。「Blue」読みましたよ。
不覚にも僕も涙してしまいました。


安心して下さい。
いつかの事件の様に僕と長門さんでお守りしますよ。
まぁ…、僕は超能力が使えない分、役立たずですが襲われた場合の時間稼ぎにはなるでしょうから。
貴方は涼宮さんと朝比奈さんを連れて逃げて下さい。ね？


いっぱい心配をして頂いてると僕は思いますよ？こうやっていつも気にかけて下さって…。その度に貴方の愛を実感出来る。本当に僕は幸せ者ですね。


無自覚…だったんですか。自分では解らないもの何ですね。…少し驚きました。
頑張らなくても貴方はそのままで素敵な僕の旦那様ですよ。

おう、言っちまえ言っちまえ。
普段怒らない奴に文句言われりゃアイツも妥協してくれるさ。なんだかんだでアイツも嫌われるのは嫌なんだよ。きっと。

まぁ国木田なら大丈夫だろう。あの反応を見てる限りならな。


…お前がそういうなら、俺は受け入れるしかないな。俺だってお前の好きなものは全て知っていたいし、知りたい。
って、早いな！もう読んだのか？
「Blue」は結末で一気にくるよな。それから、読み終えた後に心に残る切なさというか、カッコつけて言うなら、甘い痛みというかさ…それが堪らなくいいんだよ。
俺も頑張って読まないとだな！


せめて、何も起こらないという場合を想定するという選択は無かったのか……
アホ、長門はともかく、力が使えないならお前も一緒に逃げるべきだろ？
嫁を残して逃げるなんて旦那として格好悪いにも程があるぜ。


幸せにしてやると決めたからには、ちゃんと幸せになってもらわんとな。
言葉も、体も、心も、全てを駆使してお前を幸せにしてやっから、覚悟しとけよ！

素直に聞いて下さると良いのですが、選択を謝ると僕の場合は我が身に返って来てしまいますからね。
反論する時は言葉を選ばないといけませんね。


確かに冷静に撮影をして下さいそうですね。もう片方のご友人には少し出掛けて頂いておきましょうか。あの方には刺激が強そうですので。

はい。最後に彼女の気持ちを考えると悲しむべきなのか喜ぶべきなのか解らない切なさが残ります。
あんな風に最後まで人を信じて…、愛して死ねたら素敵でしょうね。

僕としては一緒に載っていた「はじめ」もなかなか興味を惹かれる作品でしたよ。
僕は基本的に読むのが早い方ですし、短いお話でしたからね。貴方は貴方のペースでゆっくり読んで下さって構いませんよ。

すみません、それは想定外でした。何も起きないのが一番ですよね。

でも、もし何かあった時には、僕と貴方が引っ張って全員で逃げる、何ていうのはありですか？
いくらお強いとはいえ、女性である長門さんを一人にさせるわけにもいかないですしね。


これはこれは…。相当な覚悟を決めなくてはなりませんね。貴方の全てを頂くのですから。

僕は貴方にそう言って頂けるだけで充分幸せなんですけどね。

お前なら事を穏便に終わらせる事ができると信じてるぜ。
が、頑張れ…！

とりあえず谷口はリアクションがでかいからな。後々にいろんな噂を流されても困るし、それがきっかけで縁を切られるのも気分が悪い。
というか、本当は誰にも見られたくないんだがなあ…


信じ続けたがゆえに騙されて、信じ続けたがゆえに愛されたんだ。それはやっぱり寂しいけどさ、俺は彼女くらい素直になりたい。そしたらもっと、お前にかける苦労も減るのにな。
「はじめ」も泣いたな。最後の一文で、涙腺が崩壊したかってくらい一気に。
俺は読むの遅いけど、読み終えたらまた、お前みたいに感想言うからさ。だから待っててくれよな。


全員で逃げるか…そうだな、ハルヒが煩いだろうが、それが一番よさそうだ。
俺もいい加減、長門離れをしないといけないな。いつまでも頼ってちゃ、アイツにとっても負担だろう。


…俺もお前のそういう一言に癒されるよ。
お前の言葉が、俺に居場所をくれるんだ。
ここにいても良い、何をしていても良い、そう言ってくれてるみたいで、安心するんだよ。
心も、言葉も、体も、お前のお陰で保っていられる。
だから、俺の全てをお前に捧げるよ。

頑張ります。
涼宮さんのご機嫌を窺うのは専門職ですからね。本業を疎かには出来ませんよ。

僕のせいで貴方がご友人を失うのは絶対に嫌ですね。それなら全力で反論して閉鎖空間に行った方がマシです。

同感です。僕も誰にも見られないのが一番好ましいんですけれどね。

僕も彼女くらい真っ直ぐに生きてみたいですね。真っ正面から人に向き合えるような…。
そうして最後はやっぱり大好きな人の為に大事なものを守って死にたいです。

感想、楽しみに待ってますね。最後の結末をどう思ったか、貴方の意見を聞きたいです。

そうですね。きっとどんなグロテスクな幽霊でも捕獲だなんて言い出して逃げようとしないでしょうね。
ではそんな涼宮さんを説得して引っ張るのは貴方にお任せします。
長門さんは頼りになりますからね。僕も結構助けられているんですよ。


貴方が望むなら幾らでも捧げますよ？
傍にいて欲しいし、貴方の言葉なら何でも聞きたい…。
遠慮はなさらないで下さい、僕たち夫婦でしょう？

貴方の全てを受け取られるように両手を広げてお待ちしておりますから。ね？

いや、俺的にはアイツらに縁を切られるのもお前が閉鎖空間に行くのも両方嫌なんだがな…

とりあえず一度ハルヒに掛け合ってみるか。二人きりでアドリブをやらせてくれって。


真っ直ぐ生きるのは構わないが、誰かを守って死ぬってのはいただけないな。
高校生なんだからな、せめて目先の未来に夢を見て生きれば良いじゃないか。

とりあえず結末、なんだな。
聞いた時には教えてくれなかったもんな、お前。


捕獲だとか、写真を撮るとか、あわよくば友達になりそうだとか言いそうだ…
あー、ハルヒの説得ばかりは長門にも頼めないからなー。今から色んな状況を想定してシミュレートしておくとするか。


…ありがとな、一樹。俺も同じ気持ちだよ。
お前の全てが欲しいと、思う事がある。
だから、何をしてもとは言わないが、大体の事は容認してもらえると有り難いね。

俺もお前の前で、全部曝け出すからさ。

ありがとうございます。僕もできれば穏便にいきたいですし、努力します。

確かに練習が必要ですしね、僕たちの場合。流石にいきならキスシーンはできないと掛け合えば涼宮さんも納得して下さるでしょう。
恋人同士と言うことを隠しながら恋人同士を演じる…、思った以上に大変な事ですね。

夢…、ですか。
思いも寄りませんでしたね、今が精一杯なもので。
でも、それも悪くなさそうですね。

教えたじゃないですか。二人は結ばれるって…。
ただ僕の周りでは色んな意見が飛び交っているので、貴方はどんな意見を下さるのかなって、楽しみなんです。


涼宮さんの説得は貴方が一番効果がありますからね。頼みましたよ。僕はお二人をつけて逃げますから。


僕は貴方に僕の全てをあげられないのがもどかしいです。
何もかもを投げ出して貴方だけのものになれないのが…。
ですから、その代わり貴方の望むものは出来る限り差し上げたいのです。

だからもっと貴方の気持ちを教えて下さい。

嘘を突き通すってのは、歳を重ねるごとに難しくなるよな。ある意味幼い頃に比べりゃ随分簡単なんだけどさ、罪悪感ってのを感じられるようになると…なあ。
ハルヒにはどうにか言っておこうな。キスシーンがどうしても撮りたいならカメラだけ置いて出て行けとでも言うとするか。


たまにはお前も、高校生らしく生きればいいじゃないか。
結構、楽かもしれないぜ。

いや、まあ確かに教えてもらったが、それだけで本当に終わりなんだろうかと思ってな。
何を思うかは読まないと分からんが、頑張って読むよ。


説得に失敗したら抱えてでも逃げるから、そんときはサポート頼んだ…。
とりあえず朝比奈さんだけは必ず守れよ。


機関もいなくてハルヒも特殊能力を持ってない世界だったなら、もっと…。
いや、望んだってどうにもならん事を望むのは俺らしくないな。
俺は今のままでも結構幸せだよ。ただちょっと、苛立つ時はあるけどさ、それは無力な一男子高校生としてのただのエゴと、理不尽な欲求なのさ。
例えば、明日から俺以外の人間と喋るな、なんて言われたって実行はできやしないだろ。そういうもんさ。
ただ、お前が愛してくれるなら、俺はそれで……

確かに罪悪感や疑問を感じる事はありますしツラくないと言えば嘘になりますが、世界の為には致し方ないと思って誤魔化していますよ。


出来るのなら僕だって普通の高校生をやってみたいですが、涼宮さんに選ばれた時点で不可能なのですよ。本当はただの友人として皆さんと付き合ってみたいのですがね。


貴方なら他の誰とも違う感想を頂けそうで楽しみですよ。
僕も近いうちに本屋で大槻ケンヂさんを探してこなければいけませんね。不公平ですから。


了解しました。
お任せください。
でもあまり朝比奈さんばかり気にかけてらっしゃると拗ねて逃げちゃいますよ？
勿論冗談ですが。


確かにそれは実行不可能ですね。けれど僕個人としては貴方に全てを差し出したいと思っているんですよ。
出来ないと解ってはいるのですが…、ね？

僕も幸せですよ。
愛してます、そんな言葉で貴方が幸せになれるのなら幾らでも言って差し上げますから…、こんな僕でも貴方を幸せに出来るのなら幾らでも傍に居ますから…。
どうか貴方は笑っていて下さい。

俺はそんなごまかしごまかしで辛さをやり過ごしてるお前を見てるのが辛いよ。
たまには本音も吐けばいいのに、と。
しかし、俺の周りの人間は皆凄いな。
非現実的な日常の中、毎日笑顔を保ってられるってんだからさ。尊敬するぜ。

もし、もしだけどさ、もしハルヒが俺達の関係を認めてくれたら、その後、どうなるんだろうな。
お前がいつか、似たような事を言っていたのを思い出したよ。


俺には過度の期待をするなよ？
ただでさえボキャブラリが少ないんだ、結末が腑に落ちなかったとしても、それを上手く言葉にできるか分からん。


あーあーあー、嘘嘘。
ちゃんとお前達の心配もするよ！ただ、朝比奈さんは仕方ないだろ、か弱い女性なんだからさ。


なんでもできる世界が欲しい。
それこそ、機関もない、宇宙人も未来人も超能力者も異世界人も遠い遠い存在である世界の中で、何者にも干渉されることなく、お前といられる世界が。
なんて、これこそエゴだな。
どうして難しい恋を選んじまったんだろうって、そりゃあ思いもしたさ。
でも、後悔をしていないのはきっと、今のこの日常がすごく充実しているもので、俺自身が現状を気に入ってるからなんだろう。
それでも、その気に入っている日常からたった二人で抜け出したいというのは、ただの我が儘でしかないんだろうか。

なあ、お前はどう思う。

やはり貴方はお優しい…。
でも僕たちの中ではこれが日常なのですよ？
涼宮さんの願望を適度に叶えつつ世界の崩壊を防ぐのが…。

その為に朝比奈さんは未来から、長門さんは宇宙から来て、僕は超能力者として機関に配属された。
だからツラくなんてないんですよ？これが僕らの存在異議ですからね。


…検討も付きませんね。そんな事、奇跡に近い確率の夢物語ですから。
でも、もし本当に涼宮さんが僕に「嫁なんだから旦那をどうにかしなさいっ」なんて言う日が訪れたら…。
きっと素敵でしょうね。

構いませんよ。
貴方自身の言葉が聞きたいんですから。

冗談ですって。
彼女は戦闘能力を持ち合わせていない女性ですからね。僕だって男として全力で護らせて頂きますよ。


正直、解りません。
僕だって今はこの日常は気に入っています。でも…、たまに本当に何気ない日々を貴方と送れたら…。そう思ってしまうのです。

でもそれは、涼宮さんや長門さんや朝比奈さんの存在を否定してしまう事になる…、同時に古泉一樹という存在も…。

涼宮さんによって僕らは引き合わされ、しかし涼宮さんに寄って結ばれる事をはばかれる…。


難しい問題ですね。

優しくなんかねえよ。ただ、俺はお前の話すその存在異議とやらが気に食わないんだ。
そのために生まれてそのために死ぬなんて、ただの道具と同じじゃないか。
人はチェスや将棋の駒とは違うし、檻ってもんは抜け出すためにあるんだろ。
…お前が現状を気に入ってたとしても、俺は、嫌だ。

そんな日常を過ごせる日が本当にくればいいのに。
でも、正直、後一歩なんだよな。ハルヒさえ認めてくれれば、後はってところ。


そんなこと言って、お前だってこっちの世界じゃ俺より弱いくらいじゃないか…
いや、まあいい。朝比奈さんはお前に任せた。


ハルヒがいなきゃ、俺達は出会えなかったってのは確かに事実だよ。
でも、一度でいいから奴に行動を縛られない世界に行ってみたいね。それこそ消失世界のようなパラレルワールドに。
長門に頼んだら連れて行ってもらえないかな…。いや、他人を巻き込むのはよくないな。
要するに、俺達の最大目標はハルヒを味方につけるってことなんだよな。
あー、それが簡単にできれば苦労しないんだが…。
本当、難しい問題だぜ。

人は必ずしも何かの為に生まれて何かの為に死ぬものですよ。それが僕達の場合は涼宮ハルヒという一人の少女だった。
ただそれだけの事なんです。

それ以外、僕はなんら他の方々と変わりませんよ。

実際、この力に目覚めるまでは閉鎖空間も機関も知らないただの人間でしたからね。


皆さん理解力のあるお優しい方々ですからね。とても助けられていますよ。
でも涼宮さんは…、きっとどうしても抵抗や嫌悪を否めない。
そうすれば無意識下の力で……。
この先はもうお分かりでしょう？


僕だって一応男ですよ？確かに貴方には負けますが、貴方が望むなら無垢な少女一人を守るくらいやってみせます。
この命をかけても、ね？

これは僕達の問題ですからね。他の方は極力巻き込みたくありません。

涼宮さんを味方につけるのはさぞ骨が折れるでしょうね。
その上、危険極まりない。
一歩間違えれば良くて僕が、悪くて世界が消えてしまいますから、可能性にかけるにはデメリットが大きすぎます。


止めましょう、夢物語を語ったところで虚しくなるだけです。

ＳＯＳ団の皆で騒ぐのも今は嫌いじゃありませんしね。
僕は大好きな貴方がそばにいてくれるだけで満足ですよ。

お前に口で勝てる気はしないが、これだけは言える気がするね。
お前は今はハルヒのために存在しているが、お前の存在そのものを生み出したのはハルヒじゃない。
それと同時に、ハルヒはお前が死ぬまで縛る事は無い。
少なくとも、お前だって他の人間と同じさ。自分のために生まれて、自分のために死ぬだけだろ。
あぁ、もういいよ。死ぬだとか生きるだとか、胸糞悪い。

夢物語を語るな、なんて、無理な話だよ。
一般の高校生の頭の中なんて現実より夢物語や理想の方が割合的には多くて当然なんだから。

すまん、暗い話題はそろそろやめておこう。あまりお前に辛い事を言わせたくない。

俺は貪欲なんだよ。お前達が思っているより、ずっと。
ただの我が儘と割り切って笑ってやってくれ。


よし、次の話題次の話題。なんかないか？
あー、ほら、夏休みも近いし…って、これはこの間話したっけか…
くそっ、誰か誕生日プレゼントでいいから発想力とボキャブラリをプレゼントしてくれ…！

ありがとうございます。
貴方のその言葉一つ一つが僕に力を与えてくれる。
もしかしたら僕の存在意義は貴方なのかもしれない…、なんて思い込みですかね？

確かに夢物語を語るのは楽しいですし、ロマンがありますから夢を追う年頃には必要不可欠です。けれど、それはあくまでもただの男子高校生だったらの話、ですよ。


すみません。ついこういった話になると消極的に考えてしまいまして…。悪いクセだと解っているのですけどね。


…では今度はもっと高校生らしい話をしましょうか？
それとも恋人同士らしい話が良いですか？


そうだ、今更なんですが貴方から「掌」を教えて頂いたすぐ後に友人に「シフクノオト」というアルバムを頂きまして、その中に偶然「掌」が入ってたんです。

何も知らないまま何気なくただMr.Childrenだと言うだけで頂いたので、凄く嬉しかったです。
運命かと思いましたよ。

それから毎日のように聞いてるので、すっかり覚えてしまいました。

本当に良い歌ですよね、あの歌。


でも僕としては一緒に入っていた「Any」という歌も結構好きですよ。
ご存知でなかったらオススメしますよ。

貴方の言葉をもっと欲しいと思うのはワガママですか？

はは、流石にそこまで言ったら厚かましいかと思って敢えて言わなかった言葉をお前の口から聞くとは…。思考が似てるだけかね。
ああ、俺だってそうあってほしい。俺がその逆でありたいと望んでいるようにな。

お前に夢物語を語ったってろくな返答しやしないじゃないか…。
俺はいつでも本気だってのに！あまりはぐらかされると、流石の俺だってそのうちハルヒみたいにぷりぷり怒るからな！


恋人同士らしい会話は…恥ずかしくなるから却下。


お、聴いたか、「掌」
俺が初めて聴いたのは、ダチとカラオケに行った時だった。もう数年前になるけどな。
「掌」…いやあ、歌詞を見た瞬間、本当に脳をガツンと殴られた気分だった。一目惚れだったぜ。
あのもどかしい距離感とか、愛したいのに空回りする感じが、どことなく俺らに似てる気がしたんだ。

「Any」はお前に言われてすぐに聴いたが…あれもいいな、すごく。なんだか、心臓を後ろから掴まれたような感じがした。

オススメのアーティストってのはいくらでもいるんだが、歌詞とかを考え始めるとちょっと探すのが困難になってくるよな。
あまり日頃から率先して聴いた事のないアーティストは手を出さなかったりするし…。
ああでも、自分のレパートリーを増やすのも兼ねて、一樹のオススメとかは聞いてみたいな。普段何を聴いてるのか気になるんだ。


俺の言葉なんかでいいなら、いくらでもやるよ。
だから一樹からも、もっといろんな事を聞きたい。
くだらないこと、大切なこと、愛の囁き、独り言
なんでもいい、聞きたいんだ。
俺の愛する人が、何を喋っているのかを。

やっぱり僕達は似た者夫婦ですね。元々似たものがあったのか、夫婦になって思考回路が似てきてしまったのか…。
僕としては後者であると嬉しいですね。

それは困ります。貴方も涼宮さん同様に機嫌を直すのに苦労しそうですからね。すみません、いつでも本当の事を言っているつもりなんですけどね。


ただ愛したいだけなのに傷つけてしまう。一つになりたいのになれない。という感じが凄く切なくて共感しましたね。
確かに少し前の僕達に良く似ている歌です。

「Any」も良いですよね。特に、きっと答えは一つじゃない。というフレーズに胸を打たれました。

僕はまず新曲が出ると歌詞を見ますからね。音楽の趣味の幅は浅く広いものですよ。

実は結構気分屋なのでその日によって聴くものが違ったりするんです。

あぁ…、そうだ。結構昔の話になりますが、貴方が仰っていた車輪の唄を探し出しまして、それからBUMP OF CHICKENも少々聞くようになりましたよ。


お望みならばこの声が涸れるまでお話しますよ。
他愛ないただの学生としての会話や愛の言葉。貴方が望のならなんでも…。

だからもっと話してもっと近づいて…もっと似た者夫婦になりましょうよ。

お前と似たところが元々あったとは考えにくいし、きっと後者だろ。
いつかはつうかあの仲になりたいもんだが、一筋縄ではいきそうにもない…か？


そうそう、そのもどかしさ。まぁ俺は今でもそんな感じなんだけど、最近は大分、素直に愛せるようになってきた。
そりゃ、たまには頭のどっかがプッツリ切れちまうし、傷付けてばっかの自分が情けなくていっそ首を吊ってやろうかとさえ思うけどな。

俺は新曲よりも少し昔に出た曲ばっかだな。
聞けるもんならジャンル問わず何でも聞くが、J-HIPHOPだとか邦楽ロックだとかパンクロックは特によく聴いてる。アップテンポな曲が好きだからさ。
でも、俺は基本的に「これ！」と決めたら暫くはそれしか聴かなかったりとかザラだから、お前とは真逆だな。

車輪の唄の話ももう懐かしいな。まさか本当に聴いてるとは思わなくて、今ちょっとだけ驚いたよ。
愛されてるな、俺…。

…って
よせよ、柄にもなく(久々に、だが)携帯抱えてベッドの上を悶え転がっちまっただろ。
あぁうん、ありがとう、ありがとうよ一樹。
お前みたいな旦那思いの嫁をもてて、俺は幸せだ。
好きだよ、俺の可愛いお嫁さん。

互いに感化されて似てきたのなら素敵な事ですよね。貴方が僕色に染まって下さっている事ですし。僕もいつかは言わなくても解る仲になりたいですね。僕達はお互いに不器用で擦れ違いが多いですから。

そんな事を言わないで下さい。
不安になっちゃうじゃないですか。
貴方はいつだって僕を気にかけて下さるじゃないですか。
立場上、色々と我慢させてしまっている僕が悪いんですよ。気に病まないで下さい。

好きだと決めたら一直線ですか…。
一途なんですね。
なんだか貴方らしいです。
アップテンポな物は聴いてて楽しいので好きですが、よく聞き取れないのはあまり好みませんね。
やはり最優先なのは詞ですから。

懐かしいでしょう？周りに知っている方がいなくて探すのに手間取りましたけれど、聴いてみてすぐに好きになりました。深い意味のある良い歌を書く方ですね。


おや、今更気づいたんですか？こんなにも愛してるのに。

僕も貴方のような旦那様を持てて幸せ者ですよ。
世界中の誰よりも大好きです、キョン君。

不器用ってのは確かに言えてるな。
口で言えば一言二言で終わるような事で過去何回喧嘩したか覚えてないぜ。
超能力者らしく、テレパシーは使えないのか？こっちの世界じゃスプーンが曲げられるだけなのか、お前の能力。

大丈夫だよ、口で言ってるだけで、本当にやりゃしないんだから。
ただ、不甲斐無いね。自分で自分が情けないんだ。お前に、今は幸せ、と言われても、心のどこかで疑っちまう。
悪い癖だな…。幸せにするっていう自分の言葉に縛られちまってるんだよ。

なんか人間関係の築き方に似てるな。限られた一部とばかり付き合う俺と、博愛主義者なお前ってところか。
俺は歌詞が抽象的だったり上手く聞き取れなくてもリズムがいいと気に入る…かな。ラップだとかは特にそうだよ。

車輪の唄、好きなんだよな。
あと「ダイヤモンド」ってシングル曲のカップリングで入ってる「ラフ・メイカー」とか、アルバムも機会があれば聴いてみてくれ。
一曲一曲で確立した世界観があるし、多分お前も気に入ると思うよ。

あと、同じ邦楽ロックならアジカンがオススメだな。
俺はどうにも波長が合うらしくて、気に入ってる。お前が合うかどうかは分からないけど、聴いた事がないならまぁ、是非。


ったく、思わず外にいたのに携帯抱えて照れちまっただろ。
俺だって、せ、世界中で一番、好きだ。一樹が。

不器用な上、意地っ張りで嫉妬深くて甘えん坊で…。本当にどうしようもありませんね、僕って。

生憎僕は限定された超能力者ですからね。そういった類の能力は持ち合わせてはいませんよ。
もし使えたとしても受信出来るのは恐らく同じ超能力者のみでしょうから、あてになさらないで下さいね。


じゃあ一緒に幸せになっていきましょうよ。ゆっくり、時間の許す限り…。僕は貴方が傍にいてくれるだけで幸せなんですから。


言われれば性格が出ている気がしますね。あぁ…、でもそれじゃあ僕が浮気者みたいになってしまいます。僕、こう見えて結構一途なんですよ？
ラップはあまり聴いたことがありませんね、友人がカラオケで歌っていたのを聴いていた事はありますが。


残念ながら存じ上げませんね。また探して聴いてみます。何だか貴方との繋がりが増えていく気がして探すことすら楽しいですから。


お互い様です。
貴方の文をみる度毎回頬が緩んでしまうので、油断していると周りの方にからかわれてしまうんですよ。幸せそうだね。って。

勿論、毎回笑顔で幸せですよ、って正直に答えるんですけどね。

俺だってそうだな。
不器用で、意地っ張りで、それから貪欲。
手に入らないものばかり欲して、手に入らなきゃ拗ねてごねて不機嫌になる、子供みたいな人間だよ。

テレパシーでも使えれば口に出せない事だって怪しまれる事なく話せるのに、とでも思ったんだが…夢物語は夢物語だな。


一緒に幸せに…か…。
俺じゃあお前を幸せにはしてやれないかもしれない。でも、お前が俺を幸せにしてくれるなら、俺も精一杯頑張るよ。
一緒に幸せになろうな。


浮気者っていうより、誰にでも猫かぶりで愛想を振り撒いてるというか…不安になる。一途なのは知ってるけど、さ。
ラップは歌詞も聞き取りにくいし内容も軽いのが多いから、お前があまり聞いてないのは何と無く納得だな。
バカな歌詞が多いもんなあ。

正式なグループ名はアジアン・カンフー・ジェネレーションな。
歌詞は抽象的で分かりにくいが、響きや韻が綺麗なんだ。

一方的にコレ聴けアレ聴けというのもあれだし、一樹も特に好きなアーティストがあれば、教えて欲しい、なあ、と…駄目か？


またそういう事言って…
ったく、俺と同じ事してるんだな、お前。
俺も出掛け先で携帯を見ながらニヤつく事がよくあってな、顔が緩みきってる事なんてザラ。原因は何かって、ここでお前に話してるって事で大体予想はつくよな？
お前と一緒にいれるだけで、俺も幸せなんだよ。

でもその子供みたいな真っ直ぐなところが可愛かったりするんですよ？
自分の気持ちに正直で、笑ったり泣いたり怒ったり…。貴方の表情が変化する度にその純粋さを知る。僕にはないものを持っている貴方が少しだけ羨ましいです。

使えたら本当に楽なんですけれどね。涼宮さんに怪しまれる事なく打ち合わせが出来ますから。


それは僕の台詞ですよ。
色々と我慢をさせてしまったり傷つけてしまう僕だけど、貴方を幸せに出来る様努力しますから。
一緒に幸せになって下さい。

仕事上、校内の情報を一早く入手しなければいけませんからね。友人が多いのは仕方ない事なんですよ。
でも…、いつも一番はキョン君ですからね？


了解しました。
名前だけは聞いた事があります。有名な方なんですね。

そうですね…、やはり「KOKIA」ですね。あの独特な世界観が好きでして。「愛のメロディー」とかも良い歌ですよ。
元々クラッシックが好きだったので、静かな曲ばかり好むようになってしまいまして…。


また同じところを見つけてしまいましたね。
僕の言葉で貴方が一喜一憂してくれているのならこんなに嬉しい事はありませんよ。

僕だって幸せですよ。愛してます、キョン君。

可愛いって…。お前の方が可愛いだろうが。妬きっぽいところとか。
ああいう拗ねた顔とかを見てると逆に意地悪をしてやりたくなるあたりも、やっぱり俺は子供だな。それも、小学生や幼稚園児レベルの。
俺はもう少しお前くらい器用になりたいね。ハルヒの前では抜群の演技力を発揮できるんだがなぁ。

そうそう。夏休みの旅行なんて特にそれだ。
アイツにバレたら妹以上に厄介だぜ。


そりゃあしょっちゅう俺はキレるがね、我慢くらいはできるさ。
それに、どんな現実問題があったとしても、お前は俺の傍にいてくれるだろ、きっと。
それだけで俺は十分なのさ。
友達が多かろうとアルバイトが忙しかろうと、最後は絶対、俺のところに帰ってくるんだぞ、一樹。


KOKIAか…分かった、また聴いてみる。
お前がそうだったように、俺ももっと、お前を知りたいよ。
好きな物も嫌いな物も、何をすれば喜んでくれるのかも。

恋人の言葉に一喜一憂だなんて初々しい青春ではないか。うん。
お前はあまり酷い事は言わないから憂の方はあまりないんだが、その反面、お前には大分辛い思いばかりさせてるだろうな。
ごめんな。

僕は器用なんかじゃないです。特に貴方の前だと調子が狂いっぱなしで。
前なら簡単に誤魔化せた嫉妬心でさえ、貴方に容易くバレてしまう。
積もり積もって呆れられないか心配なほどです。

そんな事になったら無理矢理にでも一緒に行くと言い出しそうですからね。
無碍にすると僕のアルバイトが増えてしまいますし…。


勿論です。何が起きても必ず貴方の元に戻ってくると約束します。
不謹慎な話ですが、アルバイトの時だって貴方の事ばかり考えているんですよ。
前も言った通り、貴方がいるから僕は戦えるんです。


貴方がそう言ってくれるのが一番嬉しいです。
後は…、意外かもしれませんが「Gackt」の「last song」も好きですよ。
他にも思いつく事や新しい発見があればお話しますので、貴方の事も教えて下さいね。


確かに些細なすれ違いや思い違いでツラいと思ったり悲しい事もありますが、責任は貴方だけじゃない。それに僕はその痛みすらも愛おしくて堪らないんです。
だって必ず最後は貴方は僕に笑顔をくれるでしょう？

だから、謝らないで下さい。

不器用な貴方が大好きですよ、キョン君。

他の人間の前でヘラヘラ笑い続けてる分には、余程俺より器用だと思うがね。
俺に至っては嫉妬心を隠そうともしないし、自分に甘いのは考えものだな。
呆れやしないさ。可愛いもんじゃないか、嫉妬なんて。愛されてる証拠なんだから。

…やっぱテレパシーが欲しいな、うん。

おいおい、俺の事ばかり考えて隙なんて作るなよ？
傷なんかこさえてきた日にゃ三日くらい口を利かんからな。


Gackt…あぁ、凄い意外で驚いた。
分かった、それも今度聴いてみるな。

ところで話は変わるんだが、もう七月で、夏だろ。
早速夏バテになっちまって最近ずっと部屋に篭ってるんだが、なんかこう…夏バテでも食えそうな物ってあるか…？
今のところわらび餅とゼリーは普通に食える事が判明したんだ。


…ほんと、不器用でごめん。
俺は俺なりに何とかするから、だから、本当に辛くなったら言ってくれよ。な。

笑顔を作るのは慣れましたし、何より世界が関わってますからね。これくらいなら訓練に比べれば容易いですよ。

はい、気を付けます。貴方に心配をかけたくありませんし、三日間も口を利いて頂けなかったら流石の僕でも泣いてしまいそうですから。

やはり、意外ですよね。よく皆さんに言われます。
でも「last song」は何だか僕に近いものを感じて好きなんです。是非、聞いてみて下さい。


大丈夫ですか！？僕の周りでも夏バテの人が増えてまして…、心配です。
そうですよね…、夏バテの重さにもよりますがサラダに豚肉の茹でたものを乗せる…とか、如何でしょう？豚肉はビタミンが豊富で体に良いとよく聞きますし、茹でれば脂も抜けて幾分か食べやすくなると思いますし。季節外れですが柿や、苺といった果物も効くそうですよ。
後はきちんと水分を取って体を休めてください。

本当にツラかったら一旦休止というのも承諾しますので、仰って下さいね。
貴方の体が何より大切ですから。

貴方が貴方でいる限り僕の大好きなキョン君ですよ。もっと自信を持って下さい。
僕は貴方が思っている以上に貴方に惚れ込んでるんですから。

慣れるって言葉は、なんだか切ないね。
お前の年齢を考えると余計に…さ。

安心しろ。三日も口を利かないとなると俺まで泣きそうだ。
いやしかし、泣いているお前というのは是非見てみたいな。あまり泣かないもんだから、レアモノだろ。


いや、夏バテ自体はまだ軽いものだから平気だが…問題は今後だな。
最近冷しゃぶが食いたくて仕方無いのを胃を心配して我慢してたんだが、その話を聞く限りは食っても大丈夫そうだな。今度オフクロに作ってもらうことにするよ。
果物か…ゼリーが食えるなら果物も平気そうだな。分かった、試してみる。
いや、だがな、林檎やさくらんぼやプラムといった赤い球形のものを見るとこう…どうしても閉鎖空間を思い出すというか、正確に言えばお前を思い出しちまって…。あぁ駄目だ末期だ。
水分だけなら摂ってる。物が食えないから水で腹を満たしたりしてるしな。

いや、でもな、一樹、今の俺じゃ、お前と離れるのは逆効果だ。
少なくとも、一日と経たない内に夏バテどころじゃなくなるくらい取り乱すな。

お前もさ、もっと自分が俺にどれだけ想われてるか気付いてくれよ。
………お前がいなくちゃ、一人で立つ事もできないって…そう言ってんだろ…
気付けよ、離れんなよ、気遣いなんて良いから傍にいてくれよ、なあ、…嫁なんだから

仕方の無い事ですから…、ね？
お気になさらないで下さい。

これでは逆効果でしたね。確かにレアモノかもしれませんが、これからきっと何度も見られますよ。
僕は意外と感情の変化が激しいタイプですから。

これからどんどん暑くなりますから、どうかなるべく食べられるものを食べて体力を付けて下さい。倒れてしまっては困りますし、何より僕が心配ですから。
果物は缶詰めも良いですが、出来れば新鮮なものを食べて下さいね。とにかく栄養をきちんと取って充分な睡眠も取って下さい。

おや、僕は随分可愛いものに見られているんですね。確かに赤くて球体にはなりますが、中身はそんな可愛らしいものではありませんよ。


すみません、そうでしたね。僕としたことが弱った貴方を突き放すようなことを言って…、本当に申し訳ありません。

ただ貴方がメールを打つのもツラかったら…と思ったのですが、やはり無理です。僕も貴方が居ないと寂しさでおかしくなってしまいそうです。

傍に居ます。貴方の力になれるよう貴方の言葉を受け止めてますから。貴方が元気になれるよう僕の元気をお分けしますから、早くよくなって下さいね。


何でも分け合ってこその夫婦ですものね。

お前は離婚云々の時だって殆ど泣かなかっただろうが…。
どうせ泣くなら俺の前で泣いてくれよ。純粋に見てみたいから。


食えるもんも、これから少しずつ探してみる。今のところ冷たくて喉越しの良い物は案外抵抗無く食えると判明したからな。
今日の帰りにでもスーパーで新鮮な果物やら野菜、買ってこないと…。ええと、ビタミンを摂ればいいんだっけ？

俺からすれば十分可愛いと感じるんだが、これは単に、恋は盲目、そういうことか…。
は、なんなら今度学校でさくらんぼとか呼んでやろうか？


今だって夏バテと忙しさ両方に苛まれて返信が若干遅くなってるが、それでも、毎日ちゃんとメールをしてるところを考えれば、分かるじゃないか。
俺にはお前が必要なんだよ…一樹。
気落ちしてる時も、体調が悪くて沈んでる時も、お前がいれば大丈夫。
だから、離れないでくれよな。頼んだぜ。
俺の妻なんだろ、お前はさ

悪趣味ですね、僕の泣き顔を見たところで何も楽しくないでしょうに。
あんなみすぼらしい顔を貴方に見せられませんよ。

良かった。あまり重症でしたら水しか通らなくなると聞きますからね。食べれる内に食べて下さい。
はい、ビタミンＡをなるべく取って下さい。後はビタミンＤと鉄分ですね。
でもまずは食べれるものから…、ですよ？余計に体力を使ってしまっては意味がありませんからね。

ご勘弁を…。廊下でさくらんぼだなんて呼ばれたら一気に広まって定着されてしまいますからね。
今後そんな可愛らしいあだ名で学校生活を過ごすはめになってしまいますよ。


すみません、貴方に気を使わせているんじゃないかと不安になってしまったんです。
貴方は優しいから無理をなさるのではないかと心配でしたし…。

まさか貴方が僕の力になれているとは思いも寄りませんでした。

ありがとうございます。僕も同じ思いですよ。
どんな時でも貴方がいれば大丈夫。

だから逆に貴方が居なくなってしまうと僕はきっと崩れてしまうかもしれない…。
どうか無理だけはなさらないで下さいね。

見たいものは見たいんだよ。みすぼらしくてもいいだろ、その顔だって、お前の顔なんだから。


ビタミンAとDと鉄分な…。鉄分の含まれてる食品は基本的に苦手だから、サプリメントか何かで代用して摂取しとく。
三食素麺とかで夏を過ごすのは嫌だからな。
でも、心配してくれたのは嬉しい。ありがとな。

さくらんぼちゃん、なんてな。はは、可愛いんじゃないかなかなか。
まあ俺以外が呼ぶのは嫌だから呼ばないけど。


思いもよらなかったって事はないだろうよ。結構そういうアクション見せてたろ？
俺は不器用で弱いから、今お前がいなくなったら支えがいなくなって倒れちまうかもしれない。
いや、言い切れるよ。お前がいなくちゃ俺は駄目なんだ。
大好きだよ、一樹。
絶対に離さないから、だからこれからも、辛い事や楽しい事、これから先に起こる出来事がどんな思い出になろうとも、一緒に進んで行こうぜ。
情けなくて頼りない旦那は、精一杯、嫁さんを守るから。

貴方はそういう方でしたね。どんな僕も愛してくれる…。
いつか感情が爆発した時には貴方の前で泣き出してしまうかもしれませんが、その時は慰めて下さいね。

いえ、当然の事ですよ。僕は基本的にあまりバテたりしないのでツラさが解らない分、よけいに心配です。早く良くなって下さいね。


そうですよ。特に一人一番面白がりそうな人がいるじゃありませんか。あの方は実に冗談がお好きな方なので下手をしたら機関内でもさくらんぼちゃんなどとバカにされそうですし。

思い返せばそうかもしれません。僕って肝心なところで鈍いですね…、本当にすみません。
貴方が僕を支えて下さっているのと同じように僕も貴方を支えていたのですね。
僕も大好きです、キョン君。
嬉しい言葉をありがとうございます。
胸が熱くなってうっかり泣きそうになってしまいました。

いくつもの思い出の中で僕のすぐ傍に必ず貴方がいますように…。
どうか僕を離さないで下さい。僕だけを見ていて下さい。


僕も嫁として旦那様を支えますから。

まあ泣き顔を見たいのは事実だが、それと同時に泣かせたくないって気持ちもあるから、まあ極力俺からの手出しは無い方向で、い、いこうかなあ。

本当お前の体質羨ましいよ。俺なんて毎年夏バテで…
そんなんじゃ乗り物酔いとかもしなさそうだな…。


あぁ、あのオールバックのハゲ野郎…って、オールバックなんだかハゲなんだか分からんな、やめとこう。
アイツにだけは絶対に駄目、本当に無理！
いつかあの憎たらしくも端正にお整いになられたクールビューティフェイスを眼鏡ごとかち割ってやりたいぜ。その時は俺がやられそうになるまで止めてくれるなよ！
…やられそうになったらその時はよろしく頼むな。


肝心なところで鈍いのは俺だってそうさ。お互い様お互い様。
俺だってちょっとウルッときちまったぜ、まったく。
出掛け先でにやけるだけならまだしも、泣くのは流石に困るからな。

大丈夫、ずっと傍にいるよ、一樹。
お前が望むなら、いくらでも、いつまでも…。


ところで、明日は七夕だな。
今日中にテスト勉強が終わりそうなら、ちゃんと願い事考えておけよ。きっとハルヒがテスト直後にも関わらず騒ぎ出すに決まってるんだから。
もし終わらなかったら…俺の短冊、こっそり写メでも撮って送ってやるよ、なんて。

おや？少し最後の方に揺らいだ様子が見えますが、気のせいでしょうか？
貴方に何かされたらすぐに泣いてしまう自信がありますから、変な事は考えないで下さいね。

乗り物酔いもしませんね、確かに。
ただ他人のいる密室…、たとえばエレベーター内に長い間いると何故か気持ち悪くなりますね。

あははっ、不覚にも笑ってしまいました。本人に言ったらどんな顔をなさるのでしょうね。
大丈夫ですよ、きっとその時は来ませんから。でも、もし貴方が何か危害を加えられそうになった場合には、流石の僕でもキレますね。

確かに。いきなり泣いてしまっては皆さん驚かれてしまいますからね。
でも僕は貴方の言葉に何度も胸を打たれて、目尻が熱くなった事がありますよ。

ありがとうございます。大好きです、キョン君。僕の大切な旦那様。


七夕ですねぇ。この間星を見に行った時に織り姫と彦星の話をしたのを思い出します。

願い事…ですか？
解りました、何か考えておきます。
でも、実は今が幸せ過ぎて無かったりするんですよね。


貴方の願い事は確かに気になりますね。楽しみにしていますよ。

い、いや、気のせいだ、断じて気のせいだから気にするんじゃないっ
精神的な事はともかく、肉体的、及び直接泣かしにかかる事はあるんじゃないかな、なんて、お、思ってないからな。


俺は乗り物酔いが酷くてな、山道を走るバスなんてもんに乗っちまった日には後々軽く二時間ダウンしちまうくらいだ。
そのかわり、エレベーターとかは平気かな、まだ。


本人には間違っても言うなよ。俺がハゲにさせられそうだ。
ああでも、お前に嫌われたらアイツもへこむかもな。


織り姫と彦星であるベガとアルタイル、それから、白鳥座のデネブで夏の大三角形…だっけか？

俺も今から願い事を考えておかないとだな。
いや、俺はお前の願い事が気になってたんだが…な、ないのかよ。
喜んでいいのか悪いのか…

まあいいや、まあどんなんがきても良いよう、覚悟だけは決めとくんだな。

では、気にしません。けれど気を付けはしますね。
絶対何かがありそうなので。何が来ても良いように対策を練らなければいけませんね。

乗り物酔いもツライと聞きます。でも船や車や飛行機によって向き不向きがあるとも聞きますね。
僕は全部大丈夫なのですが…。


まさか。
あの方がそんな繊細な心をお持ちになってるとは思えませんね。僕に嫌われたところで笑っていそうですよ。

はい、その通りですよ。覚えてらしたんですね、何だか嬉しいです。


すみません、また考えておきます。
でも願い事自体あまりしないのでどんなものが良いのか解らなくて…。
とりあえず今一番叶えたい事、で良いんですよね？


そう言われると何か少し怖いですね。
どんな無謀な願い事をするつもりですか？

まぁ…、覚悟は決めて置きますよ。
それから受け止める耐久力も、ね。

ま、どうせ泣く時は泣くだろうからな、お前も。
どういう時に何をされたら泣くのかってのが問題なわけだ。
今度誰かにお前の苦手な物を知らないか聞いておこうかな。

乗り物酔いは…辛いぞ。
俺は車も船も飛行機も酔うからな、酔わない乗り物なんて自転車くらいだ。
せめて新鮮な空気が吸えれば、まだなんとか…。

分からんぞ、ああ見えて意外と恋には奥手なシャイボーイかもしれん。
あ、想像したら気持ち悪っ。


ちなみに俺は去年、家で妹と一緒に短冊を作って垂らした際にふざけて「サンタさん、今年は現金が欲しいです」と書いたぞ。
勿論現金はおろか、その事で叱られてクリスマスプレゼントも貰えなかったけどな。
今年はもっと、ぶっとんだ願いにするつもりだよ。
それこそ、天に願ったって叶うわけもない願いをな。

苦手な物なんてありませんよ。
と、涼宮さんの望む僕ならそう答えるべきなんでしょうが…。
生憎僕もただの人間でして、確かに泣くほど苦手なものもあるんですよね。
まぁ、絶対お教えはしませんが。

では飛行機は一番お辛いでしょう？
車は窓が、船は甲板がありますが飛行機はどうする事も出来ませんからね。


わ、笑かさないで下さいよっ。
あの方がシャイに照れたり切なげな表情になったり、なんて想像しただけで…笑いがっ。


それは自業自得ですね。お金なんて求められてはサンタさんも困ってしまいますよ。
というか短冊に書くお願いがサンタさん宛って…。
貴方って本当に面白い方ですね。

それはある意味ますます興味を惹かれますよ。
僕も匹敵するくらいのお願い事を考えて置かないといきませんね。

あー、寝不足だから若干テンションが高かったらすまん。先に謝っておくな。


お前が泣くほど苦手な物か…そりゃあ是非とも力づくで聞き出したいくらい気になるな。
俺は泣くほど苦手なもんってのは無いな…。あ、お前と離れる事になったら流石に泣くかもしれん。
幽霊も泣くほどってわけじゃないし虫とかも平気だし…、あ、パンナコッタは泣く。あれは泣きそうだ。


飛行機は何度か乗った事があるが、ありゃ駄目だ。
汚い話で悪いが、正直、離陸の際にかかるＧの時点でもう吐きそうになった。
こりゃ夏休みの旅行はいよいよ電車で言った方が良さそうだな。


やばい、俺も自分で言っておきながら笑いが…っ、ひー、とまんね…！
アイツが一人夜の窓辺に立って星を見上げつつ「古泉……」なんて恋い焦がれている姿なんて想像した日にはもう、これは危ない、腹筋が崩壊する！


織り姫と彦星を困らせようかと思って。
その短冊の話は後日見事な笑いの種となってくれたさ。
ちなみに現金が欲しいです、の裏には「普通の日常」と書いてあった。高校生でこの願いは…ないな。

ヒントは一切無しで。多分、学校の友人に聞いても知らないと思いますよ？
誰にも教えていませんからね。
僕も貴方に離婚をされそうになった時は流石に泣きましたよ。貴方の前ではありませんでしたが…。

電車にしましょう。折角の新婚旅行を台無しにしたくはありませんからね。
それに移動時間も貴方さえ居れば楽しいですから。

っあはは、…やめて下さいよ、そんな乙女チックな彼は見たくありません。そんな姿を見た日には一日中笑って過ごせてしまいますよ。


短冊、見ましたよ。見た瞬間、切なさやら嬉しさやらで顔が真っ赤になってしまいました。貴方からのメールを見て携帯を抱きしめたのはこれで何度目でしょうね。
何というか、本当に貴方は優しくて愛おしくて…。
あぁ…もう。上手く言葉に出来ないですっ。

僕の短冊は見ましたか？僕は結局最後まで思い浮かばなくてあんな感じにしてみましたけれど、貴方の短冊を見てこれでよかったって思いました。

星に願っても叶うはずの無い願い事だけど、僕も願わずにはいられないんですよ。

願うだけなら神様も見逃して下さいますよね？

なんだよ、泣けばよかったのに。
ってのは冗談だが…。すぐに泣いてくれれば、俺もすぐに冷静になっただろうに…ってな。
まあ過ぎた事は悔やんでも何にもなりやしないか。
俺は俺なりに、探してみるよ。

新婚旅行、本当どこに行こうか…。
バイトもしてない学生が貯められる学なんて高が知れてるし…って、そういやお前はバイトしてたな。えらく大変そうなやつを。


俺だって見たくはないさ。
だが、ちょっと面白そうだから、怖いもの見たさだけなら…
思春期の好奇心は凶器だぜ。


見たよ、短冊。
俺に負けず劣らずユニークな字だったな。ちょっと和んだじゃねえか。
内容はほら…その…サンキューな。
本当、早く…、叶うと良い。一秒でも早く。

あの吊される事もなく廃棄された短冊の願いがもし叶ったなら、俺達はどうなるんだろう。
本当に二人きりになったって、認めてくれる人間がいなきゃ、人は生きられないんだよな。
ハルヒから逃げたい、とかにでもしとけばよかったかな。

でも、それでも俺は、いつか叶えば良いと願ってる。
あの短冊に綴った文字が、思いごと空へ伝わればいいと。

僕も頭に血が上っていましたからね、冷静になってから一気に涙が押し寄せたというか…。
そうですね、過ぎた話は止めましょう。
探さないで下さいよ、僕が泣く原因なんて。貴方以外にありません、とお答えしておきますから。

あのアルバイトは過酷な上に給金の安いものですがね。しかもシフトの都合が組めない。
もしかしたら旅行中も行かないといけなくなるかもしれません。すみません、先に謝っておきますね？

そう言われると少し好奇心が湧いてきました。今度からかってみましょう。
でも、あの人の場合返り討ちにされそうで怖いですね。

字の事は言わないで下さいっ。仕方ないじゃないですか、あれでも極力丁寧に書いたんです。
早く叶いますようにって願いながら…。

でも、僕は逃げるというより僕は認めて欲しいです、涼宮さんに。
そして神公認の恋人同士になって、涼宮さんと貴方の他愛ない話を隠す事無くしてみたいです。
勿論、不可能とは解っていますが…、もし僅かでも希望があるのなら願ってしまうんです。


もし、あの願いが叶って二人きりの世界が出来たとき、初めて僕は本当に貴方だけのものになれるんでしょうね…。

あの時は俺も流石に驚いたしなあ…。
俺？まあ俺以外に泣かせるような奴もいないだろうしな。

死と隣り合わせになるような仕事ばっかやらされてるんだからもっと給料を上げろとせびった方が良いんじゃないのか。
保険も効かんのだぞ、あれは。
とりあえず、極力旅行中は無い事を祈るよ。

返り討ちにあったら、俺がとばっちりで九割くらい被害を受ける気がするんだが…気のせいか？


いいじゃないか、俺は好きだよ、一樹の字。
俺だって大概汚いしな。
とりあえず、サンキュ。

確かに、認めて欲しいな…。
でも、心のどこかが無理なんだと言ってる。
分かりきった答しか返ってこないのを分かりきった状態で、現状が変わる事ばかり望んで、結局行動にも移せない。

それでも、いや、だからこそ俺は、二人きりの世界が欲しい。
どちらも夢物語なら、危険性の低いものを選ぶのさ。

解りませんよ？
貴方以外にも泣いた僕に興味が有る方がいらっしゃるかもしれませんよ。貴方とは真逆な感情で、ね。


ですが使命でもありますからね。
給金が与えられるだけマシなんですよ。
涼宮さん絡みだと機関が援助して下さいますし。ケガの治療費も機関の負担なんですよ。
トータルで考えればかなりの金額を使っている気もしますね。
僕も旅行中は平和に過ごせる事を祈っています。

かもしれません。
というよりはあの方の場合、倍返しだとか言って僕にも貴方にも１０割の仕返しを与えてきそうですね。つくづくひねくれた人だ。


こちらこそ、ありがとうございます。
嬉しかったですよ、凄く。

やはり無理…なんですよね。所詮は夢…、微かな希望。
変わらない現状や変えられない自分に不満を抱くのは当の昔に諦めた筈なのに…、まだ心のどこかで可能性を抱いている自分がいる。
おかしな話ですよね。

僕は貴方が居れば大丈夫ですよ。
そりゃあ、貴方と僕以外の誰もいない世界があったら素敵でしょうけれど、所詮は夢物語ですから。

今、貴方が傍で僕に笑ってくれている。
それだけで充分なんです。

それは…それは困るな。
俺以外にお前の泣き顔なんて見せたくない。いや、ちょっと違うかな…。
俺以外は、見なくていい。お前のどんな表情も、言葉も、感情も、全部俺のものにしたい。


楽しい旅行が悲劇の愛妻冥土行きツアーになるなんて御免だからな。
アルバイトも良いが、細心の注意で神経張り詰めて戦う事！
約束だ、小指出せ！切り落としてくれる！
って、いつから落とし前の話になってんだよ！


ひねくれもん、なんて、俺らが言えた義理かよ。


二人だけの世界があれば、ハルヒを説得できれば、ハルヒから逃げられれば…
どれもこれも、結局俺達は我が身可愛さに実行する事ができずにいる。
もし全てを振り切って、指一本分だけでも手を出す事ができたなら、この現状もまた変わるのかな。

もしこれから俺がやらかす事によってお前が消えたら俺は全力でお前を取り戻すよ、なんて

意味深に呟けば、お前はきっと止めるんだろうな。
俺は他人に邪魔されるような世界なら、要らないのに。
お前はそれだけで満足できるんだな。

すごい独占欲ですね。でも、貴方らしいです。
僕はそういう貴方の真っ直ぐなところに惚れたのでしょうね。
きっと僕が感情的になるのは全て貴方絡みの事ばかりですから、ある意味では僕の全ては貴方…という事になりますね。

はい、貴方の事を考えて気が散乱しないように注意します。
って、怖い事を仰いますね。危うく指を出しかけたじゃないですか。
ほら、照れないでちゃんと指きりげんまんしましょう。

確かにその通りですね。僕らだって充分ひねくれ者ですから。おや？…ということは僕たち三人は似た者同士、ということですか？


勿論、全力で止めますよ。
それでも止めきれなかったらまだ僕が存在する内に涼宮さんに僕を消すと同時に彼の記憶から僕を完全に消して下さいと頼みに行きます。
涼宮さんは自覚が無いのだからきっと意味が解らないだろうと思いますが、彼女の潜在意識がきちんと働いてくれると思いますので…。

僕のせいで貴方が危険な目に遭われるのが僕は一番嫌です。
だから無茶はしないで下さい。

邪魔が入っても良い、貴方が心変わりしてしまっても良い。
僕にとって大切なのは「今」なんです。
貴方が僕の旦那様でいて下さる、「今」なんですよ…。

独占欲の塊だからな。周りは皆敵だ、敵だと思え。
真っ直ぐとか、そういうものなのか？
独占欲や嫉妬は、されるのはまだしも自分がやるとなると歪んだ愛情にしか思えんぞ。


いや、だが、怪我をして帰ってきた日には小指だけで済むなんて思うなよ。
…………はいはい、指切りげんまん。これで満足か畜生。


似たくもない二者に挟まれた俺が可哀相だろ…。
俺は決してひねくれ者じゃないぞ。ただちょっと自己主張は強いのに自分の意見を言いたがらないだけだ！


俺は、今で満足するよりも進みたい。
一歩ずつでも、一ミリずつでもいいから、先に進みたいんだ。
立ち止まっていれば、そりゃあ不幸や災難は来ないかもしれない。だが、それと同時に幸福も来ないんじゃないだろうか。
微かな可能性と語るからには、お前だって心底から諦めてはいないんだろ？

だからいつか俺が進みそうになった時は、その時は……。

僕は貴方のように素直にやってほしい事や、反対にやらないで欲しい事を言えませんからね。羨ましいんです。
嫉妬や独占欲だってどちらかと言えば僕も強い方なんですよ？
だけどやっぱりどうも素直になれなくて…。

はい、満足です。
これからは大きな怪我をしないように心してかかりますね。
貴方に口を利いて頂けなくなったら困りますので…。

あははっ、充分ひねくれ者だと思いますが？僕も貴方も素直じゃないばっかりに遠回りして…。しなくても良い気配りばかりして。
本当に似た者夫婦ですねぇ。


立ち止まってては何も変わらないかもしれません。幸せも辛さも変わらない…。でも、僕らの場合は危険性の方が高いんですよ？臆病だと言われても良い、僕は極力動きたくはないです…。


でも、確かに貴方の言う通りでもあるんですよね。
僕は諦めたふりをして本当は都合の良い変化を望んでる…、なんて滑稽なんでしょう。

貴方がもし行動を起こすその時は僕は貴方を全力で守りますよ。

やられたくない事もやってほしい事も、言わなきゃ伝わらないんだぞ。
そうじゃなきゃ、俺はきっと知らない間にお前の嫌がる事をするだろうから。

どうせ口を利いてやらないなんて言いながらも、結局自分が折れるんだろうけどな。俺は。
一応それも込みで指切りって事で…。

言わなくても良い事ばっか言っちまうのはよくやる。
そのかわり、本当に伝えたい言葉は上手くでてこないんだ。
本当はもっと、もっと、俺の心の奥まで知ってほしいのに。


俺の独断で消されちまったら、お前は堪らない立場なんだよな。それは分かってる。分かってるが…。

現状が幸せならそれで良い。俺だってそう思うさ。
でも、ハルヒだって話したら分かってくれるんじゃないかって、アイツだって本当は心のどこかで気付いてるんじゃないかって、どうしても微かな希望の方へ思考がいく。

俺がハルヒにこの関係を打ち明ける時は、俺はお前を連れて行かない。
相手がお前である事を口にしない。
消えるのは俺だけで良い。それが叶わないなら、世界ごと、お前と一緒に消えるよ。

お前には、苦労かけるな。ごめん。

解ってはいるんですけどね。どうも正直な気持ちを言葉にするのは苦手でして…。
もう我慢すると言うことが習慣付いてしまっているのでしょうね。


やっぱり僕ら似ていますね。
僕も伝えたい事はいつも伝えられない…。
僕も貴方の事をもっと知りたいです。貴方の心の中まで僕が包んであげたいんです。だからもっと色んな貴方を見せて下さい。

いえ…、僕が消えるのは構わないんです。けれど、その後に貴方が僕のせいで心を痛める事になるのが嫌なんですっ。

勿論、彼女は優しい方ですから話せば解ってくれると思います。しかしそれは彼女の理性であって本能じゃない。彼女の潜在意識は必ずこの事態を否定します。

貴方が消えてしまったら僕はどうしたら良いんですか？
今の貴方が消えて、涼宮さんの望む別の貴方が現れたところで僕が好きなのは貴方なんですっ。
偽物の貴方に出会ったって僕は嬉しくなんかない…。

だから、貴方は僕が消させません。
この命に代えても…絶対に。


こんな無謀な話、止めません？
これ以上続けてしまうと僕は不安で押しつぶされてしまいそうです…。

どうか僕の今の幸せを壊さないで下さい。

俺の心の中なんて、見なくていい。
タールまみれのドラム缶の中に放り込まれるようなものだ。だから、あまり見て欲しくない。見ても気持ち良いものじゃないだろうから。
どれだけお前に心を開いても、奥の奥にある本音は、自分以外の誰にも見せないって決めてるんだ。
こっちまで吐き出したら、本当にお前を潰しちまいそうで怖いんだよ。


七夕も終わって、期末も始まって、あっという間に夏休みだな。
新婚旅行は有名な場所とかじゃなくて、ただ最寄駅からローカル線でゆったり田舎の方まで行くのも良いかな、なんて考えた。
でも、途方も無い旅ってのは自分探しとかのために一人でやるのがベターというかセオリーであって、新婚旅行には如何なもんかね。
お前はどこか、行きたいところとか無いのかよ。

解りました。
でしたら僕に見せられる、最大限の貴方を僕に見せて下さい。
貴方が嫌だと思うのなら…、貴方が拒むのならそれ以上踏み込みませんから。
僕が嫁として、包める限りの貴方を僕は包みたいですから。


特に希望は無いんですよ…。ただ漠然とどこか静かな旅館で貴方と二人でのんびりしたいなって思っただけで…。
あぁ、でも贅沢を言えば海が見えるところが良いですね。
ほら、合宿では色々ごたついてて夕日を見られなかったでしょう？だから、出来れば海に沈む夕日が見たいです。

といっても僕らの金銭では行ける範囲が限られていますからね、どうしましょうか…。

ごめん、な…ごめん。
水に長く浸るほど、自分の衣類が重く黒ずんで膨らんでいくのが分かる。
お前は俺にとって、水なんだ。
無ければ生きていけないし、体を満たしてくれる。でもその反面、狂ったように欲してしまうんだよ。
俺だけのものにしたい、他人に渡したくない、隠さなくちゃ、と。

本音を言って、引かれて、お前が離れてくのが、恐くて堪らないんだ。
愛してるよ。
だから、俺なんかの重さに潰れないでくれ。


俺も金銭面の問題もあるし、行きたいところも特に無いかな。
ああでも、海に行きたいってのは俺もあった。妙なところでシンクロしてるったら。
海があって旅館のある場所なんて、俺は知識が乏しいから熱海くらいしか浮かばんぞ。…熱海って海見えるっけ？
あー、難しいなあ…今度旅行代理店みたいなところ行って聞いてみっか。

謝らないでください、貴方が悪いんじゃありませんよ。
人は誰にだって自分一人しか入れない闇があるものなんですから。
僕はただ貴方の重荷には絶対になりたくないんです。
僕が本当に貴方の物になれたら良かったのに…、貴方だけの物に…。

僕だって愛してます。そう簡単には離れられないくらい、愛してるんです。
だから僕、貴方を支えられるくらい強くなりますね。


じゃあ海が見えて近場の旅館…ですね。う〜ん…、僕もあまり旅行は行かないので思いつきません。
熱海は海が見えたと思いますよ。というか、熱海って本当に新婚旅行の名所じゃないですか。ちょっと笑ってしまいましたよ。
また、パンフレットか何かを見ながら話しましょうか。

お前がそう言ってくれるだけで、十分俺は救われてるんだよ。
お前を俺だけのものにしたいって気持ちは確かに大きくて、今も胸の奥に夥しいくらいに蔓延ってる。
でも、やっぱり俺の幸せってのは、お前が隣にいて、素のまま笑ってくれてるっていうのが第一条件として強くあるんだ。
俺の事が支えきれなくなったら、一緒に倒れちまえばいい。
お前っていう存在が、俺に確かな幸せをくれるんだ。深淵に落ちたとしても、お前が横にいてくれれば、それでいい。

ああもう、好き、好きだ一樹、大好きだ、愛してる。
お前は最初で最後の、最高な俺の嫁。
俺も強くなるよ。
お前をちゃんと、守れるように。


海…海…
熱海とか淡路とか、やっぱそういうところだよな。
難しいな、あの辺だと俺達の住む街からの金額や距離が明確に判明しないし…。
そうだな、また二人で決めようか。
とりあえず、映画撮影が一通り終わった頃にでも、さ。

僕だって同じ気持ちですよ。
貴方の何気ない言葉が僕をいつも助けてくれる。
貴方が居て下さるから神に背いているという自覚は有りながらも何も怖くないし、何も辛くないんです。
僕はただ貴方の笑顔が見たいだけなんです。屈託の無い真っ直ぐな笑顔が…。
どうかこれからも傍で笑っていて下さい。

そんなに何度も言われると困ります。どうしよう、締まりの無い顔になってしまったじゃないですか。
僕も大好きです、誰よりも愛してます。
僕の大事な大事な旦那様。一緒にゆっくり強くなっていきましょうね？


路線や行き方も調べてみなくてはいけませんね。迷ってしまっては大変ですし、大方の移動時間は知っておきたいですから。

では、映画撮影の暇を見てまたパンフレットや雑誌を探しておきますね。
一段落がついたら二人で見ましょう。

でも、映画撮影はいつ終わるんでしょうか？前回より内容が濃い分、色々と時間がかかりそうですし、多分この調子では夏休みも使ってしまうと思うのですが…。
まぁ、なるべく手っ取り早く取り終えちゃいましょうね。

体調が悪いとすぐに思考が暗い方向へいくのだけは、まず第一に治さなきゃいけないな。
夏バテ野郎は現在も腹の奥底で渦巻いてやがる。

結局、俺らは似た者夫婦ってことか？
ここまで同じだと「気持ち悪い」だとか「気味が悪い」で片付けるのが俺なんだが…お前と似てるっていうのは、何故だか嬉しい。
それだけ深く通じ合う事ができている気がして、凄く充足感に胸が一杯になるんだ。
頼りない旦那だけど、だれたら引っ張ってくれよな。


どういうものがあるのか、とかな。
俺は別にお前と一緒なら近所とかでも全然構わないんだけどさ。


映画撮影なあ…とりあえず俺は明日あたりから返信頻度も増やせるとは思うんだが、俺達が夏休みに入る前に終わるってのは難しそうだ。
俺はチョイ役だからいいとして、お前は仮にも主役に近い位置付けにあるから忙しいと思うし。
まあ、極力ちゃっちゃか動いて早めに終わらせちまうとするか。

流石にまだ完全に回復は無理だとは思いますから、ゆっくり体調を整えていって下さいね。
ちゃんとご飯、食べてますか？
また素麺だけとか言いませんよね？

確かに僕らは似た者夫婦ですね。互いが互いに影響されて、いつの間にか似てしまったんでしょうか。
そうだったら僕は嬉しいですね、確実に貴方に近づけたんですから。

あまり自信はありませんが、頑張って引いて行きますのでこれからも僕と一緒に歩いて下さい。


僕も貴方がいてくれればドコでも構わないんですが、近所だと涼宮さんとか知り合いに見つかりそうでゆっくり出来そうに無いかなって思いまして。
良い穴場が見つかれば良いんですが…。

明日からは逆に僕が夕方からの返信が難しくなっちゃうんですよね、すみません…。やっぱり夏休みも始めの方は撮影に追われるとして、旅行にいけるのは８月ですね、きっと。
でも貴方も中々重要な役じゃないですか。人質に取られたりもしますしね。
多分、忙しさは互いに変わりませんよ。

じゃあ映画撮影の疲労を回復させる旅行でもあると言うことで。

いや、食欲はないけど飯は食える。
昨日も麻婆茄子食った。
朝から唐揚げってのは流石にきついけど。

似た者夫婦ってのも…いいな。
俺も嬉しいよ。お前と似てきてるっていう、この事実が。
どんなに似てたって互いの個体は溶け合う事はないが、それでも…。
一緒に歩いていこうな。俺もお前を引っ張るから。


穴場…そうだな、この辺りには無いかもしれんな、そういう場所は。
じゃあ、やっぱり普通に観光地だな。

真逆か。俺は昨日まで本当に色々忙しくて、ああ心が死にそうなくらい忙しいぜ、って、これ駄洒落？のような感じだった。
お前も頑張れよ。忙しさに潰されないようにな。

慰安兼新婚旅行か。なんともまあ…。
とりあえず今はお互い、目先の事を目標に頑張るとしよう。
今度の記念日にはうちのシャミの友達の写真でも送ってやるよ。三毛猫は好きか？

安心しました、それならすぐに治りそうですね。
朝から唐揚げですか…、それは流石にキツいでしょう？でも辛いものや揚げ物も口に出来るようになったんですね。良かった。

なんだか「掌」の歌詞を連想させますね。やっぱりあの歌は僕たちによく似ています。
互いに異なる気持ちも認め合って僕たちはこんなに近くなった…。幸せな事です。

あぁ、成程！「心」が「亡」で「忙」しいですか。ちょっと考えてしまいました。
多分一週間くらいで終えられるとは思うんですが、極力早く用件を終わらせられる様に頑張りますね。貴方と離れていては寂しくて仕方ないですから。

じゃあ、まずは映画撮影終了を目標に頑張りましょう。

三毛猫ですか？好きですよ、可愛いですよね。実は猫や犬がとても好きでして、友人の家で見つけると必ず撫でてるんですよ。
写真、楽しみにしてます。

とりあえず、元気っちゃ元気なんだよ。
ちょっと飯が食えないってだけで、心身共に最近は一応。


人間が分かり合う瞬間なんてそんなもんだよ。
全員が全員同じなわけがなくて、集まれば集まるほど、色んな意見や趣向が見える。
それらを認め合う事ができた瞬間から、人間ってのは互いを理解しようとするんだと俺は思っているが…。
お前とだけは分かり合えないとばかり思っていたからな、とんだ偏見だったと反省してる。


そうそう。俺的には洒落のつもりでよく言ったりするんだが、なんというか誰にも通じなくってな…。
俺も、お前と離れるのはそりゃあ寂しいがな、それのせいでお前が辛くなったら意味がないじゃないか。だから、無理しない程度に、頑張ってこいよ。応援してっから。

映画、まあうん、頑張ろう…
終わったら旅行だと思えば、少しは気持ちも軽いだろう。

そっか、よかった。俺も動物は結構好きな方でさ、特に猫が好きなんだよ。
犬は昔、噛まない事で有名だった奴に噛まれてからトラウマで…今でも吠える奴とでかい奴は無条件でビビる。情けない。

元気なら良いんです。少しずつ食べていけば食欲も戻ると思いますし。
ただこれから暑くなるので体調管理は気にかけていて下さいね。

いえ…、本当に解り合えないと思っていたのなら今の僕達はありませんよ。
僕達が互いに理解しようとしたから距離が近づけたのだと、そう僕は思えます。
色んな思考があるからこそ人は理解して成長していく…、そのことを知るのが実は一番単純で一番難しいのかもしれませんね。

少し高度ですからね。でも、そういう言葉遊びは僕好きですよ。解った時に自然と笑みがこぼれるんです。

ありがとうございます。いつも心配かけてすみません。
無理しないように心がけながら頑張ります。キョン君も、浮気なんてしちゃダメですからね？
なんて、冗談です。

犬、お嫌いなんですか。僕も一度噛まれたことはありますが実はまだ懲りてなかったりするんです。
大型犬でも許可がおりれば喜んで触りにいっちゃいますからね。

良いんですよ、人は誰しも苦手なものがあるんですから。僕だって吠えられれば多少は尻込みしますしね、そういうものですよ。

体調管理は下手なんだよ…。
ついつい食生活が偏りがちというか、食べる時間や回数も不定期だし、寝不足なんてしょっちゅうだし。
多分暑さがあっても無くても体調は壊す気がするな。

そりゃ…だって、好きなら理解しようとして当然だろ。
もっと知りたい、触れたい、感じ取りたいって、そう思うからこそ理解しようと努力したんだ。その結果が、今、だろ。

お前…絶対なぞなぞとかクイズ番組は答え真剣に考える派だろ。
俺はクイズ番組は妹とどっちが先に分かるかと勝負したりしてるがな。


だ、誰が浮気なんてするか！
俺の嫁はお前だけ、俺の隣にいて良いのもお前だけなんだよ。あ、逆もまたしかり。
ったく、冗談言える程元気ならさっさと用事を済まさんか。ちゃんと何もせずに待っててやるから。


犬も大人しいヤツなら平気なんだよ。
いや、だがな、昔から俺は「こいつ噛まないんだ」と言われて安心して触ったヤツには片っ端から噛まれてたぞ。
ガキの頃は学校の飼育小屋にいた兎が怖かった。皆普通に触ってんのに俺だけは思い切り噛まれたっていうのが…なあ。
でも、猫はいくら噛まれても引っ掻かれても平気なんだよ。可愛いもんだ。

ダメですよ、ちゃんと食べないと。
よく食べてよく寝て、体力作りしないと本格的な夏が来るたら大変ですよ？
まぁ、僕も忙しい時はよくご飯を抜いてしまったりしますから、あまり言えた立場じゃないんですけどね。

では僕たちの原点は貴方の追求心ということになりますね。
貴方が僕を知ろうとしてくれたから僕は貴方に近づくことが出来た…、体の距離だけでなく心の距離も。
ありがとうございます。僕を認めてくれて…。


真剣に考えますね、確かに。それで答えを教えて頂けないとずっと考えてます。
納得のいく答えが出た時のあのホッとした気持ちが好きなんでしょうね。

ありがとうございます。解ってましたよ、貴方は浮気なんてする人じゃないって。
なるべく早く用件をすませるので、待ってて下さいね。終わったらいっぱいメールしましょう。


何故でしょうね？キョン君が美味しそうだったんでしょうか？

僕も小学生の頃に一度だけ大型犬に噛まれまして…、でも噛まれた痛みとかより何故噛まれたのかという方が気になって泣きも喚きもせずに見つめていたら、すぐに離してくれましたよ。

そう考えると、確かに猫はあまり攻撃的な動物でもないですし、可愛らしいですよね。

それで毎年なんとか生きてるから、体がもうソレで慣れちまったのかもしれないな。
お前だってちゃんと食わなきゃ。カロリーブロックとか一つ食うだけでも大分変わってくるんだぞ？って…これこそ俺が言えた立場じゃないか。

そう言われるとなんか…照れるな。
知りたいと思って求めた事が後々にこうやって自分達に回ってくると思うと、迂闊に動くのが躊躇われるんだが…
それでも、俺はまだまだお前を知り足りないよ。
もっと色んな事を喋って、教えてほしい。

ああやっぱり…
俺は解けないと気持ち悪いとは思うが、あまり深く考えたりはしないかな。
クイズ番組とかは考えてる内に答えが公表されちまうしなぁ。

お前の用事が終わる頃には、俺も完全に自由の身になれるこったろう。終わったと思ったら、また少しばかり片付けなくちゃならない事ができたからさ。
終わったら、な。おう、約束だぜ。
約束破ったら指千本飲ま…いや、悪い、混ざった。


美味そうだったんだろうか…そう思われても困るんだが。

人間って、痛みが強すぎると痛みよりも先に頭が真っ白になっちまったりするよな。こけたりすると特に。

猫は可愛いぞ、猫は。
あの素っ気なさが可愛くなくて可愛いんだよな。ああ、でも太

まぁ、時間の都合上とか色々な事情によって食べられない事も相次ぎますがあまり支障はありませんしね。
けれどやはり健康は食事からと言いますし、なるべく食べるようにはしたいのですが。
あ、そういった健康食品は好きですよ。手軽に取れますからね。

僕の事なんて知ってもつまらないと思いますよ？
でも、貴方がそう言って下さるのはとても嬉しいです。
知りたいという探求心がまた二人を近づけるんですね。素敵な事です。

気になりだすと止まらないタイプなんです。人の名前や曲名とかもそうですね。ずっと考えてます。

夏休み頃までには片付けてしまいたいとは思っていますので。互いに自由の身となれるよう頑張りましょう。
はい、約束です。
流石に指は飲めませんからねぇ。

そうなんですよね、理解出来ないというか…。あれ？って思う時間があってから理解して痛み出すっていう感じなんですよね。幼い頃は特に。

本当に猫がお好きなんですね。素っ気なくて気分屋で…、でも甘えん坊で好きになったら一途。おや、なんだか貴方に似ていませんか？

僕は懲りずに犬も鳥も大好きです。
あぁいう自分より弱い生き物は本能的に守りたくなる質なんですよ。

前回の文章、最後な途切れてる事に今更気付いたよ。うわ、恥ずかしいな。
まあ、たいした話じゃなかったんだけど、さ。

カロリーメイトのポテト味が美味くて最近食べまくったりしてるよ、俺は。飯を食う時間や余裕が削られてきててさ。
手軽さはピカイチなんだが、ああいうのは喉が渇くよな。

いや、お前が俺を知りたいって言うのと同じ感じさ。
くだらない事も重い話も、お前の口が語るなら何でも聞きたい。もっと深く知りたい。
他意もなく、本当にただ単純な探求心なんだよ。きっと。

ずっと一つの事を考えられるってのは羨ましいね。俺はすぐに飽きるから。

猫？似てねえよ。あんなに可愛くない。
太った猫はふてぶてしくて可愛いけどな、俺はまだアイツらよかマシな性格してる。


鳥は俺も好きだな。
あと個人的に、猫以外ならあれだ、爬虫類とかも結構いける。蛇とかカナヘビとか。
哺乳類だったら、北国の動物は大体好きだな。シロクマだとかペンギンだとかアザラシだとか…あと、イルカとクジラ。
見てると癒されるんだよ、ふわふわもこもこつるつるしてて…

ちょっと驚きました。文字数を気をつけていないとたまにそうなってしまうんですよ。

あぁ、あれはまだ食べた事が無いんですよ。興味はあるんですけどね。
解ります、飲み物は必須ですよ。だから、僕はどちらかと言えば簡単なゼリー系が多いです。
後は野菜ジュースとかで済ます事もありますね。

解りました。では旅行の時にでも、もっと他愛ない話をしていきましょうか。
時間は沢山ありますからね。

僕は似てると思うんですけどね、ほら特にシャミセンとか。あぁ、でもキョン君の場合は三毛猫っていうより茶一色の感じがしますね。

ヘビ…ですか？僕は犬よりそちらの方が怖いのですが。
あ、白いヘビは一度見てみたいですね。よく聞きますが、実際に見たことが無くて。
僕は基本的に動物ならなんでも好きですよ。懸命な姿が可愛いじゃないですか。

猫でも飼いたくなってしまいましたよ。

いやはやお恥ずかしい。
お前の前ではついついカッコつけがちな態度をとったり、過剰に誤字脱字を気にしたりする分、今回の失態が悔やまれてならない。
恥をかくと後々に引きずるんだよ。あー、恥ずかしい…。

俺は今日の昼飯がまさしくソレだったんだが、美味いぜ。カロリーメイトは美味いってイメージが無かった分、驚いたね。
一時期毎朝ウイダーで済ませてた自分を思い出したぜ…。最近は飯が買えなかったら一リットルのパックジュースを買って腹を満たしたりする事が多いが、やっぱり、どちらにしろ推奨はしないな。全然もたん。

本当、他愛のない話でいいんだぞ。俺達は話題がネガティブ方面へ進みがちだからな、気をつけないとまた、世界がどうこう生死がなんとか、な話になっちまう。
もっと、素の一樹を見せてくれよ。俺の前でまでカッコつける事、ないだろ。


茶色一色って…。
そういうお前は…そうだな、ペルシャ猫とかシャム猫とか、無駄に血統書付きイメージがある。
一番近い動物は兎な気もするが、な。

白い蛇なら見た事あるぜ。
近所で「世界のペット展」みたいな事を開催していた時に妹や母親と、まあ俺は猫を目当てについて行ったんだが、入ってすぐの所に白くて綺麗な蛇がいてな、大人しくて冷たくて触り心地がよくて可愛かったから、思わず時間も忘れてずっと触ってたよ。

猫な。でも動物を飼うってのはその動物の一生を貰うってことなんだから、飼う時はよく考えないといけないんだぜ。
いくら小さくて弱くても、それは命なんだからさ。
まあ、飼うとは一言も言ってないのに説教たれるのはアレだよな。悪い悪い。

気になさらないで下さい。僕だって貴方にメールを送ってからよく誤字を見つけては落ち込んでますから。気をつけてはいるんですけどね。
おあいこって事にはなりませんか？

貴方がそういうのなら是非食べてみたいですね。今度見つけたら買ってみます。
そうですか？ウイダーゼリーは意外と保ちましたしたよ。お昼ご飯を食べる暇が無くて一時期ウイダーゼリーばかりでしたけど、全然大丈夫でしたし。
もしかして僕、そうとう少食なんでしょうか？

すみません、どうも何事も難しく考えてしまうクセがありまして…。
格好付けているつもりじゃないんですよ？
まぁ…、好きな方の前ですから多少は饒舌になりますけどね。

兎…ですか？どうしてまたそんな愛らしい動物を？
僕とは似ても似つかないと思いますが。
羨ましいです。
前から凄く興味があるんですよ。
出来ればあの肌を触ってみたいんですが、ちょっと怖いのもありますし中々お目にかかりませんし。

すみません。
そうですよね、安易な気持ちでこんな事を言ってはいけませんね。
ただでさえ生活が不定期で大変なのに動物なんて飼える筈がありませんから。

迂闊でした。

そうだな、じゃあおあいこ、ってことで。
誤字脱字は恥ずかしいもんな。

確かに、お前が少食なのかもしれんな。俺はウイダーなんかじゃ昼までもたねえよ。
朝はちゃんと食っておかないと昼まで腹が鳴りっぱなしで…、もしかすると俺が大食いなんだろうか。

饒舌になるのは良いが、たまには弱いところも見せろって言ってるんだよ。
泣いたり、弱音を吐いたり。お前は嫌だと言うけど、俺は見たい。

兎だよ、兎。
寂しいと死ぬとか言われるくせに、たまにドキツく噛み付いたりするから。可愛い見た目をしてるが、アイツらの本気はえぐいぞ。血出るんだぞ。
爬虫類は苦手な奴が多いからなあ…まあ仕方無いだろ。普通じゃペットショップにもいないしな。

え、いや、あんまり真に受けるなよ。っていうかそんな深刻に考えて謝らんでくれ、なんか罪悪感沸くから！なんかもう俺が十割悪いような気がしてくるから！

忙しいとお腹がすいたのも忘れるというか、いつの間にか時間が経っているっていうパターンが多くて。
きっと健康な証拠ですよ。空腹を感じるというのは体がきちんと働いているって事ですから。
僕も見習ってもう少し食事を考慮します。

ありがとうございます。心配して下さってるんですね。
でも僕は充分弱いところを見せてしまっているつもりですよ。初めの方に比べれば随分僕も脆くなってしまいました。

おや、それでは僕が凶暴みたいじゃないですか。真逆ですよ。
見た目は背丈もありますしそれなりに力がありそうですが、実際は全く。…、見かけ倒しってやつですよ。
自分の何倍もある人間に牙を向けられるほど勇気のある兎とは違います。

苦手…というかあまり意識した事がないというか。
目の当たりにする機会も少ないですからね。

いえ、貴方は正しいことを仰ってるのですから気にしないで下さい。
命を重んじる貴方の前で本当に迂闊な発言をしてしまったなぁと思ってるんです。

昨日今日とで溜まってた用事を片付けて仮眠をとったらこんな時間だった。
随分返事が遅れちまったな。

俺はどれだけ忙しくても一応飯は食うぜ。っていうか、忙しくなる原因ってのが、これまた集中力とカロリーを大幅に使うような事ばっかでさ、食わないとやってられないんだ。
健康になれよー。健康体はいいぞ、健康体は。


まあ、うん、知ってる。分かってるさ。
だが、お前は妙なところで意地やプライドを張っちまって本当に言いたい事を隠したりするだろ。それが嫌なのさ。
俺は、お前の前では結構素ばかり出しちまってるからな…。これはこれで、逆に恥ずかしい。


ああ、じゃあお前は兎じゃないな。
でもやっぱり、そのイメージしか沸かないんだよなあ。

確かに…白い蛇どころか蛇すら、そこらでお目にかかれるものじゃないよな。迂闊だった。

お疲れ様です。
お気になさらないで下さい。貴方の身の方が大切なのですから。
無理はなさらずに睡眠をきちんと取るようにして下さいね？

ただ少し人より食物に対する欲求が弱いだけで、僕はそれなりに健康だとは思うのですが…。
でも、そうですね。食べないのは体に悪いので極力食事の時間を作るようにします。

すみません、変な所で意地っ張りなのは良く理解しています。
貴方は優しいから、全部受け止めてくれると仰ってくださいそうですが、はやり自分の醜い感情をさらけ出すのは勇気がいりまして…。
意気地無しの僕をどうか許してください。

兎…ですか。でも確かに淋しいと死んでしまいたくなる気持ちは分かりますね。
孤独に慣れたふりして、実はその反対だったりするんですよ。

蛇がそこら辺にいたら大騒ぎですからね。
…、あれ？もしかしたら僕は本物の蛇を一回も見たことがないかもしれません。

そう思ったら至極興味が湧いてきちゃいました。

悪い、これまでの話題、全部ぶっ飛ばすからな！
とりあえず、先程関東、中部を中心になかなか大規模な地震があったみたいなんだが、大丈夫だったか！？
地震があったあたりからずっと心配でウロウロウロウロしててだな、いや、メールがきて安心したのは確かだが、一樹の方、大丈夫だったか？何もなかったか？怪我とかしてないか！？
俺の家の方は小さな揺れすらなかった分、さっきニュースを見て思わず震え上がったぜ。
ちょうどお前からの返信を待ってた時だったからな。
とりあえず、怪我がないことだけ祈るよ。

しかし、自分の知らないところで災害が起きるっていうのは恐いな。
自分の方にもこないだろうか、と悩むよりも先に、お前への心配が出てきちまった。
俺もなかなか重症だと思わないか。

大丈夫ですよ、無傷です。
道端だったのでちょっとビックリしたけど、僕の方はすぐに止まりましたし…。
それよりも一緒にいる友人が怖がっちゃって。

今、外にいるのでニュースとかは確認出来ないのですがそんなに大きな地震だったのですか？

とりあえず僕は大丈夫ですから。心配してくれてありがとうございます。

あぁ、でも余震が怖いから一度友人の家に戻るという話になったので、今からは少しメールの返事が遅くなってしまいそうです、すみません。でも、無事なので安心して下さいね。

僕って愛されているんですねぇ、今更ながら実感しました。
キョン君も油断しないで警戒していて下さいね。また別の地震が来るかもしれませんから。