No.�Uへ

面と向かって言う事が出来ないからな…自己満足として、此処で言わせてもらう。

最近、背後の多忙による疲労で何時の間にか寝てしまい、交わす言葉が少なくなってしまっている事…本当に申し訳ないと思う。少しの時間…俺がシャワーを浴びに離れただけでも嫌がって寄ってくるお前が寂しがっていないかが心配だ。


……それに、ほんの少しだけ不安でもある。


可笑しいな、心を失してしまっているのにこんな感情が湧き出てくるなんて。……しかし、懐かしい気もするな。これが何という名前の感情だったか……いや、実は俺にももう分かっている。唯、口に出来ないだけだ。…お前の言う通り素直じゃないんでな、俺は。


まだ当分直接伝えられないだろうから、せめて此処では正直にいこうか。


愛している、シ/グ/バ/ー/ル。意地悪で甘えたがりなお前の全てを。

お前と過ごす時間、お前が側に居る空間が、何よりも心地良く思える。


…きっとお前は此処を知らないだろうが……もし見つかったら、何か言う事を一つ、聞いてやろうか。