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1 浮気症な黒猫

ガキ大将に木の枝。

このタイトル見たらきっと怒られちゃいますねー…困ったな。うーん。
ま、とりあえず文句は金髪のヘタレに言って下さい。土下座させます。
そもそも気付くかどうか危ういんですけど…。
あ、もし気付いたらお姉さんの唇にチューの刑ですよ。もちろん、あたしじゃなく根性なしの3人から(笑)…わかりますよね?心の準備はしておいて下さい。

さて、ここから本題。

あたしは飽きません、それは約束します。不安にさせたのならごめんなさい。全部変態の責任です、はい。…え?いや、嘘じゃないですーぅ。
ただいつもより来る時間が遅いと心配にはなりますけどね?

それから、旦那様に。
捕まえておきたいなら目を離すな!って事で、伝えて下さい。あたしはフラっと消えますから。あと、キスは唇にって。
もっと強引になれ!(笑)

何にしろ無条件で傍にいてくれるなら、こんなワガママどうでもいいんですけどね。
最終的に黒猫が帰る場所は大好きな貴方達の元だけです。
2 ガキ大将わんこ
へへ、猫ちゃん、みーつけた。
ちゅーは恥ずかしくてとてもできないから、みんなご褒美にご飯をご馳走してくださあい、なんて。

それにしても酷いなあ、ガキ大将のエピソード喋っちゃうなんて。王子様には、今度白タイツ着せて王子様ルックの刑だ。

とと、そんな事言いに来たんじゃないんだったわ(笑)


嬉しい言葉を沢山、ありがとう。

気を使わせちゃったのなら、ごめんね。飽きられるんじゃないかって心配は、私自身があまりにも拙いからなんだ。貴方のせいじゃないんだよ。

それより、私も心配掛けてたみたいで…それもごめんなさい。あれは全部、ええと、兎さんのせいです!…え、人のせいにするなって?へへ。

キスは唇に。確かに伝えておいたよ。難しい顔して黙っちゃったけど(笑)、大切な貴方の為だもの、彼も私も、他の皆だって、わがまま沢山聞いちゃう。

私達はどこへも行かないよ。わんこはお家で愛しいご主人さまを待ってます。だから、好きに出掛けて、気まぐれに帰っていらっしゃいね。
3 兎になり損ねた黒猫
ずいぶん間があいちゃいましたねー…また不安にさせてないといいんですけど。大丈夫ですか?
最近何だか弛んでてごめんなさい。でもおかげで皆の傍にずーっと寄り添ってられるんですけど。

あ、ご馳走くらいなら喜んでしますよー。もちろん奢るのはあの3人ですけど、ねぇ…?(笑)
それから王子様(仮)の伝言を預かったんで、そのうちお伝えします。
あの人自分は王子なのか?って真剣に悩んでて寝てる時まで唸ってるんですよ。うるさいったらないんで何か声掛けてあげて下さい。

お姉さんの不安が少しでも解消されるようあたし頑張りますから…また何かあったら遠慮なくズババッと!どうぞ。怒りも呆れもしませんから。
こっちのは本当にムダな心配ばっかなんで、微妙にスルーで大丈夫です(笑)気遣いは無用。

ところで、キスは唇にって言ったら旦那様…すごい強引になりましたよね?いや、そりゃあ嬉しいですけど。
…ちょっと悔しいんですよねー。ま、いいや。

だったらこれからもワガママはたくさん言わせてもらいます。お礼はお菓子の詰め合わせで(笑)

今日も明日も明後日も、黒猫は傍に。
4 公園の女王
わ、お返事来てたんだ!気が付くのが遅れてごめんね。メールの方は毎日もらってたから、不安にはなってないよ、ありがとう。

ええと、せっかくだから他の人を呼んでこようと思ったのだけど…中々こう、誰が見てるかわからない場所に出す勇気が、後ろの人になかったみたい。もう少し私で我慢して下さあい。
…え、上の名前は何って?ガキ大将時代の通り名です。くいーん・おぶ・ざ・ぱーく!(笑)


ふふ、やった。じゃあ、3人のお金で豪遊だね!皆連れていこうー。
ん、王子様ったら悩んじゃったの?可愛いからもう少し放置します(笑)今度唸りながら寝る姿を見に行くね。

私が不安にならないように頑張ってくれるなら、ひとつお願い。沢山わがまま言って、自分が楽しいように振る舞ってほしいんだ。私、貴方を満足させてあげられないんじゃないかって事を一番気にしてしまうものだから。沢山自分勝手してね。へへ。
お礼のお菓子はチョコ菓子の詰め合わせがいいでーす。

あ、兎さんはね、本当はあれくらいしてやりたかったんだって。どこまでして大丈夫かわからなかったからセーブしてたって…絶対嘘だあ(笑)「君がドキドキする顔を見てやりたい」だそうです。頑張るから、もしトキめいたら素直に顔に出してあげてね(笑)

それじゃあ、また。
大好きなにゃんこちゃんのお返事を楽しみに眠ります。
5 お嬢様だった黒猫
眠れない夜にこんばんは。もう寝ちゃってる頃ですかねぇ…ふぅ。
一応、お返事しておきます。

あたしもまだちょーっとだけ他の子を呼ぶ気分にはなれないので、きっと暫くはこのままです(笑)
まぁ…あたしとしてはお姉さんとお話出来たら十分なんですよ。

王子(仮)は最近やっと落ち着きました。…と言うか、半ば諦めたようにも感じるんですけど。ヘタレは何をしてもヘタレですねー(笑)

うーん…今でも自分的にはワガママし放題な上に、もちろん不満なんか一つもなくて…満足してて。本当に楽しいんですよ?あ、最近はあたし自身がグダグダですけどね(笑)ごめんなさい〜…。
でも不安が解消されるなら頑張ります。もっともっと自由気ままに!

チョコ菓子の詰め合わせは今から変態に届けさせますねーっ。あいつの事だから絶対ニヤニヤしながら行くと思うんで、おもいっきりパンチでもして迎えてあげて下さい。…いや、そうでもしないとお姉さんの身が危険ですから!

ドキドキする顔、ですかー…。何だか弱みを握られるばかりで見せたくないです、正直言うと。
ただ、時々だったら考えますよー?
その代わり、旦那様の泣き顔を見せてちょーだい。…なんて、半分冗談です。
そのうち泣かせてやる…!(笑)

今日は会えるといいですね。ほんの少しだけ期待して、もう寝ます。
おやすみなさい。

猫は少し、頭を冷やして反省。
6 待たせてばかりのわんころ
長い間、ここも使ってなかったなあ。
改めて、ずっとお待たせしてたこと、ここで謝らせてね。


実はね、メールで言わなかったことが、一つだけあるの。
私、貴方に楽しんで貰えてるか不安になっちゃって。どんな内容を考えても、上手い展開に持ち込めない。これじゃロールが回せない!って、やる気がどんどんなくなっちゃって。それで、ずるずる返信しないでいたんだ。

けど、貴方たちったら。待っていてくれるんだもの。あれだけ期間が空いてたら、普通なら「無断打ち切りだ」って、毒のひとつでも吐きにいくでしょう?それが、何の嫌味も言わないで待っていてくれるんだもの。おまけに、半年記念だって、お祝いまで。

何がわがままなのさ、何が気まぐれさ、黒猫ちゃんめ。わがままなのも、ふらふらどこか行っちゃったのも、私たちじゃない。
ばぁか。ばぁかばあか。嬉しかったよ、ばかー…。

…本当に、本当に嬉しかった。
私、帰っていいのかな。良いなら次はきっと、大切にするから。

本当は一途な黒猫さんたちへ、いいかげんな犬たちより。

「ただいま」、「だいすき」。
7 主人を待つ黒猫
うわー、ビックリですよ。まさかこっちにまでお返事があるとは!もう気にしてないんで、謝ったりしないで下さい。じゃないとあたし…そろそろ泣きますよ?(笑)

それにしてもやっと本音を聞けて安心しました。あたし、これでも結構悩んだんですから。でも、ごめんなさい…原因はこっちにあったんですね。気付けなくて悔しいなー。展開だとかロルだとか、気にしてくれてたんですか…うーん。
あたしは今まで通りのあなた達が好きなんですけどね?今も。そう言ってもやっぱり不安は消せないかも知れないけど…。
話の流れとか、そうじゃなくて、みんなに会えない方があたしは寂しい。話がしたい。…これはわがままですか?会いに来て下さい。困った時も悩んだ時も、猫が傍にいます。言ってくれたら、一緒に、考えますから。だから…会いたいです。

これから先また、似たような事があってもあたしは待ちますよ。だから、黙って消えるのは無しにして下さい。
前にも…言ったじゃないですかー、猫が帰る場所はあなた達の所だけなんです。失くしたらまたノラに逆戻り。…それは悲しいな。兎からの首輪、一生付けておくつもりだったんですけど、ね?(笑)

あたしも、あなた達が大切です。今も昔も変わらずに。

"おかえりなさい"をもう一回ちゃんと、言ってあげます。もちろん説教つきですけどねー?

バカな猫の前でもう一度、笑顔を見せて。
今度こそ、みんなで、頑張るから。
8 反省中の犬
うん、本当に本当に、ごめんなさい……あ、いや、泣かないで!謝るの、癖みたいなものなの。厄介だなあ(笑)

本音、隠しててごめんね。言ったらきっと、猫ちゃんが気にしてしまうと思って。
…そのままが好き、だなんて。なんて嬉しいこと言ってくれるのかしら。私たち、こんなに表現がへたくそで、平凡で、つまらないのに。

ねえ、猫ちゃん。私は…私たちは、貴方が楽しんでくれさえすれば、それで幸せなの。…ほんとよ?
だから、笑っていてね。もうどこにも行かないって、行ってしまわないように頑張るって誓うから、どうか笑っていてね。


ふふ、それじゃあ、ただい――お、お説教は許して。ほら、お菓子あげるから…!(笑)

できなかったこと、たくさんしようね。
ただいま、ただいま。
9 心配性な黒猫
平凡でつまらないなんて思ってませんよーだ。あんまり言うと怒りますよ…?もちろん、お菓子はいただきますけど。
そんな風に考えるくらいならお姉さんのとこに戻ったりしません。あたしそんなに優しい性格してませんから(笑)

一緒にいるのが楽しい、あなた達が大好き。でも、会えない時間は寂しい。寂しいから早く会いたい、もっとたくさん話がしたい。…うん、今思ってるのはたったこれだけです。とにかく寂しいだけで(笑)
と、言うか…なんかあたしばっかりワガママ言ってませんかー?ちょ、お姉さんも言いましょうよ。こういうのはお互い言い合わないと。聞く気だけは満々なんで!

あ、今日は話が出来るといいですねー。
それじゃあ、また。


いつかみんなでお姉さんの不安を消せますように…。
10 蜂蜜な王子様(仮)
何だよこの名前。オレは王子なのか…?まぁ今は別にどうでもいい。
こっちは見てんだろうから一つ質問だけさせてくれ。
あぁ、オレは猫の代理な。あいつ出てくる気ねーみたいだからよ。

とりあえず今日1日頭冷やして考えた。

なぁ…もしまだオレがお前を待つって言っても迷惑になんねーか?負担になんねーか?

それだけ聞かせてくれ。
本音ぶちまけていいもんなら今からでも言いに行ってやるからよ(笑)
11 いぬ
こまったな、貴方達がそうやって待ってくれるような事言ったら、私、甘えてしまう。さよならを言いに、来たのに。


ねえ、私の言い訳、聞いてくれるかな。貴方の本音も聞きたいから、私も嘘つくのは、やめるよ。


3ヶ月ちょっと前かな、身内の不幸があったって連絡、したでしょう?
その辺りから、「遅レスになります」のメールとか、確認に対する言い訳、沢山したと思う。内容もちぐはぐだったんじゃないかな、本当に、ただの言い訳だったから。

本当は何もなかった、忙しくなんてなかった。
ただ、唐突な事のショックと、日常でちょっとしたいざこざに巻き込まれて、疲れ切ってた。

メールの返信するなら、元気になってからにしよう。明日なら大丈夫。って、毎日そんな言い訳ばっかり自分にして、何もしなかったの。
貴方ならきっと待っててくれる、なんて甘えてたのと……ほんとはちょっと、疲れててメールが面倒だった。自分勝手だよね。

貴方に飽きた訳でもないし、嫌いになった訳でもない。無断したかったなんて事も絶対にない。
ただ、「背後の精神的な事情で遅レス」なんてあまりに勝手過ぎて、話したくなかったの。

酷い事して、本当にごめんね。信じて待っててくれたのに、呆れさせてしまってごめんなさい。


ねえ、もし本音を言っていいなら、傍に、居たかったよ。
ううん…今も、居たいよ。

けどきっと、貴方に甘えたら、私またひと月もふた月も待たせるわ。今も私、大変な毎日を送ってる。

だから、お別れを選びます。返された指輪と首輪は、大事に大事に取っておくよ。私だって未練たらたらなんだからね(笑)

けど、さよならの覚悟はしたよ。負担になるとかならないとか、そんな優しい事言わないで、もっと怒ってくれていいから…貴方の本音も、教えてください。

ここでも、直接でもいいわ。ずっと待ってる。
12 丸まってた犬
…結局貴方は許してくれるんだもの、私、また帰って来ちゃった。

ぐずぐず続けて良かったのか、ちょっと迷ってるよ。


私にできる事、なんでも言って。
それくらいしか、罪滅ぼしの手だてがないから。


大好きよ。
13 目を覚ました犬
メリークリスマス。
どうしても貴方達が忘れられなくて、ひと月も前からこの文を書いていた困ったお姉さんを許して。
今日だけは、ちょっと弱音を吐かせてね。


お別れしてそろそろ2ヶ月?3ヶ月近いの…かな?詳しくは覚えてないや、ほとんど全部消してしまったから。
ただ、何故か途方もなく長い時間が経ったように思える。

やり取りしていたジャンルからは、もう離れてる。なのにどうしても、あの頃の事を思い出してばかりなの。
凄く楽しかった。私は凄く楽しませてもらってた。

貴方はどうだったのかな?楽しかった?
辛い環境で生きてたよね。それなのに私のワガママ笑って許してくれる、心の穏やかな人だった。もう無理はしていない?
夢へは近付けた?
私の事は…もう、忘れてしまった?
あの時なんて身勝手をしたんだろうって、今でも思うわ。
それでいて今更"忘れられない"だなんて、勝手過ぎるとも思う。本当に、本当にごめんなさい。


ただ、もし私の事、許してくれるなら。この感謝と謝罪を偶然見付けて、受け取ってくれて…なおかつ、ちょっとクリスマスプレゼントをくれようなんて気まぐれを起こしてくれたら。

元気かどうかだけ、教えてね。


短い間なのにあんなに楽しい時をくれた黒猫ちゃん達を、離れた所からでもずっと応援してるわ。迷惑でなければ、そうさせて。

たくさん、ありがとう。
私はずーっと、ずーっと貴方の味方よ。
14 黒猫の片割れ
椿の花…って言えばわかるかしらね。まぁいいわ、わからなくても。とりあえず猫から預かった伝言だけ。

…メリークリスマス。

あの子は貴方に最後の最後で酷い事を言った、今思えばとても後味の悪い最悪な終わりだった。
何度か自分でも最後の手紙に綴った事を思い出してみるんだけど…わからない。ただ、悔やんでる事は確かよ。ごめんなさいね。
ずっと謝りたくて、何度か捜そうと思ったけど…今更。泣いて縋るのは私達の性に合わないもの。だから忘れるつもりだった、それしか頭になかった。けど、よくもやってくれたわね…。どうしてくれるのよ(笑)
許すも許さないも別に怒ってなんかないし、仕方のなかった事だわ。今貴方が少しでも幸せで元気なら私はそれでいい。何もない。
こっちの事なんてどうでもいいのよ(笑)何とか騙し騙し上手くやるから心配しないで。

本当にありがとう。
大嫌いを100回言っても大好きだった貴方に、感謝してるわ。

私も楽しかった。
無理は多分してない。
夢は…どうかしら。

応援より自分の幸せを願いなさい、それが私にとっては一番嬉しい。私を酷い奴だったと思って構わないから(笑)

皮肉と強がりばかりの言葉をひまわりみたいな貴方に。