1 常陸院馨
世界で一番、大切な君へ。
出来ることなら、ずっと傍にいたかった。
逢えない間の寂しさが僕の中に棲み付いてしまって、
僕はそいつに勝てなかった。
たった何日かだったのに笑っちゃうよね。
でも…僕はそれくらい君のことが大好きだったんだ。
逢いたくってたまらなくて、馨、って呼んで欲しくて。
何度も逢いに行こうとしては思い直して。
ずっとそんなのの繰り返しだった。
帰ってきた君に褒めてもらえた時は、すごく嬉しかった。
…嬉しかったんだよ。
なのに、心は独りで待ってたあの日のまま止まっちゃったんだ。
君は忙しい人だから、またいつかあんな風に逢えない日が来たらって思うと…君の温もりに慣れちゃうのが怖かった。
それに、長く一緒にいて君の中に僕が深く入り込んじゃう前に、君が他の子を選べるうちに早く離れなきゃって。
あとはもう、離れる事で頭がいっぱいで。
甘えんぼな君が寂しがって泣いていないか、それだけが心配。
お願いだから、泣かないで。
僕のことは忘れていいんだよ。
僕の分の幸せも、全部全部光にあげるから
とびきり素敵な恋をして。幸せになってね。
僕は一足先に眠るけど、心はずっと光の傍にいるから。
逢えない間の寂しさが僕の中に棲み付いてしまって、
僕はそいつに勝てなかった。
たった何日かだったのに笑っちゃうよね。
でも…僕はそれくらい君のことが大好きだったんだ。
逢いたくってたまらなくて、馨、って呼んで欲しくて。
何度も逢いに行こうとしては思い直して。
ずっとそんなのの繰り返しだった。
帰ってきた君に褒めてもらえた時は、すごく嬉しかった。
…嬉しかったんだよ。
なのに、心は独りで待ってたあの日のまま止まっちゃったんだ。
君は忙しい人だから、またいつかあんな風に逢えない日が来たらって思うと…君の温もりに慣れちゃうのが怖かった。
それに、長く一緒にいて君の中に僕が深く入り込んじゃう前に、君が他の子を選べるうちに早く離れなきゃって。
あとはもう、離れる事で頭がいっぱいで。
甘えんぼな君が寂しがって泣いていないか、それだけが心配。
お願いだから、泣かないで。
僕のことは忘れていいんだよ。
僕の分の幸せも、全部全部光にあげるから
とびきり素敵な恋をして。幸せになってね。
僕は一足先に眠るけど、心はずっと光の傍にいるから。
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3 無名さん