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1 クルル

毛布なギロロ先輩へ

く〜っくっくっくっくっくっ…タイトル、まんまだねェ…

今日は俺サマがどんだけアンタを愛してるか語りまくろうってワケ。
アンタが見つけたらまるで金魚みたいに顔真っ赤にして口をパクパクしちまいそうなくらい濃厚に行くぜェ?

アンタみたいな可愛いヤツは他にいないよなァ。
ヤるときは無意識かもしんねェけどスゲーエロい顔とか声してるし。でも女々しくなくて、むしろちゃんと男らしくて嫌がったりもする。
…ま、俺はその嫌がってるとこを説き伏せて納得させるのが好きなんだけどなァ?アンタ、何だかんだ言って俺にめちゃくちゃ甘いから。結局恥ずかしくても聞いてくれるし。
勿論可愛くて愛しくて好きなのは体だけじゃないぜェ?体は二の次だ。
アンタは毛布みたいにあったかくて、俺が傍にいて欲しいときに傍にいてくれる。アンタは優しくて、でも単にベタベタ甘やかすだけじゃなくて、俺をちゃんと人間として生かしてくれてる。
アンタがどれだけ大切か、気付くのが遅くなっちまったけど、気付いちまったからもう絶対離さないぜェ…
俺の、青い鳥…ククッ、まあ赤いんだけどな?
愛してる。
2 クルル
アンタは俺の世界を塗り変えちまったらしい。
アンタが好きなもの全部が愛しくて仕方ない存在に思える。

アンタ専用の着信音が鳴って、アンタ専用の着信ランプが光る。
アンタからのメールが届くその度、ついつい口元が緩んじまう。

どうしてくれんだよ、これ。アンタがいなくちゃ駄目になっちまったぜェ?
責任取ってくれよ…

…綺麗で可愛くて、優しくて真っ直ぐで。
誰よりも愛しい俺のギロロ先輩。

愛してる。
3 クルル
…アンタが『また明日』って言葉を置いていきなり連絡が取れなくなってから、もうすぐ二ヶ月が経とうとしている。
俺の誕生日もクリスマスも年越しも過ぎた。
…アンタの空白を埋められないまま。

待てって言われたらいくらでも待てる。
…だけど、何一つなく待ち続けるのは辛いぜェ…

アンタ約束しただろ…俺を一人にしないって。何も言わずに居なくなったりしないって。
なァ、先輩…

アンタは何処にいっちまったんだよ。
寒ィ。寒ィよ、先輩。
アンタの居なくなった夜は寒すぎる。

また明日ってアンタが言ったあの日から、俺には明日が来てない。
アンタのメールが流れていかないように保護して。
鳴らない着信音に光らない着信イルミネーション。
眠れないまま一晩中携帯を握り締めてるんだぜェ…?

俺がいらなくなったなら、白紙でも構わない。
それすら嫌なら着信拒否でもいい。
返ってきたメールで察するから。
先輩…ギロロ、先輩。


ただいまって、言ってくれよ。おかえりって、応えてやるから。
4 クルル
アンタが突然いなくなってから、もう五ヶ月以上経った。メールは届いてる。だけど、アンタは応えない。

何も言わずに居なくならないって約束したのに、アンタはもう居なくて。
いつまでも馬鹿みたいに何かあったんだと信じ続けてるオレだけが居て。
アンタが消えてしまってもアンタへの気持ちは消えて無くなったりしなくて。


アンタから貰った愛の言葉、だって。
まだ消えないで、全部全部…覚えてる。


なァ、先輩。
色々あったんだ。アンタが居ない間、たくさん。
話したいことが、たくさんあるんだ。

せめてほんの一言でもいい。オレを嫌いだって言葉でもいいから。
言ってくれよ。
何か、言って欲しい。


――…アンタが、見えないよ。先輩…
5 無名さん
6 無名さん
これ気になる。
どうなったんだろ。
7 無名さん
>>6
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