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1 素直になれない流れ星

唯一の星へ

気付くかどうか分からないけど、俺の気持ちを残しておく…「おやすみ」を言えなかった分のな。

お前は、優しい。
優しくて温かくて、お前の傍は心地好い。大切だと、愛しいと告げられる度、本当は嬉しくて堪らないんだ…きっと上手く伝わってないんだろうけどな。

俺は、お前の前だと本当の自分を晒け出せる…それだけ、お前を信頼してるし…す、好きって事だ。
ただ、甘えるだけ甘えてお前には何一つ返してやれない、なんてのは納得いかないからな。必ず、今度はお前をその倍は甘やかすつもりだから覚悟しとけよ?…言っとくが、本気だからな。

例え、これから逢える時間が減ったとしても想う気持ちは変わらない。お前だけが俺の唯一の星だ…覚えとけよ。


最後にもう1つ…『今夜も夢の中で逢えるよう願ってる』…アイツから幸運の星宛てだ。確かに伝えたからな。
2 お節介なはくちょう座
たった一つの一番星へ

君といると、自分が自然と優しい気持ちになるのが解る。お母さんのような…いや、この愛しさは親子の思慕とは違う。もっと熱くて、深く求めてしまう、そんな愛情を君に感じている。それと正反対にただ傍にいて同じ時間を共有したい、という気持ちも持っている。…恋愛とは複雑だ、なんて言ったら彼奴に笑われてしまった。彼もまた、白い雲のような彼に初めて恋をしたらしい。

最初に言っておく、君は一つだけ間違っている。俺は君の優しさにいつも包み込まれてるんだ、それは俺と彼奴からの真実。たまには甘えるかもしれない…その時は肩を貸してもらえるだろうか?
俺にだけ見せてくれる笑顔が愛しくて、守りたいとずっと思っている。俺の傍にいて欲しい、そして変わらぬ笑顔を見せて欲しい…流れ星にそう願う。

逢えない時も想いは同じ、俺と君は二重星なんだからな。青空だけじゃなく、星空も君と共有したい…俺の唯一の一番星である君と。
3 月になりたい弁慶
夜空に光り輝く二つの星へ

久しぶりに此処に俺と青い彼奴の気持ちを綴ろうと思う。青い彼奴の方が言葉をたくさん知ってるのになァ…俺も精進するからな!
最近は逢いに行くのが遅くなって、本当にごめん!俺も彼奴も心の底からそう思ってる。でも…君達への想いは今までと何一つ変わっていない。可愛い面を見る度に愛しさはますます募っていくんだ…可愛いなんて言ったらまた怒られちゃうかもしれないが、俺達の本当の気持ちだから。

これからも俺と青い彼奴をよろしく!『君』と話せるのも楽しみにしている、緊張しなくていいからな?風邪には気をつけるんだぞ?今度は手袋をプレゼントしないとなァ。
4 月に焦がれる彦星
何よりも大切な幸運の星達へ

またキリの良い数字を貰ったから、お前らに渡すついでに俺とアイツの言葉を残して…いや、その前に一つ言っておく。お前は青いアイツみたいに饒舌じゃなくていい。俺は、不器用でも真っ直ぐな「お前」の言葉が好きなんだ…だから、お前らしくそのままでいろよな。

逢える時間が減った事を謝らなきゃいけないのは、こっちだって同じだ…けど、「俺達のペースでやってけばいい」、前にそう言ってよな?
だからこそ、謝るよりも逢える時間を大切にしたい…アイツもそう言ってたぜ。出逢ってから、初めて一緒に迎える季節もついに冬が最後だしな。何よりも大切なお前達と思い出を刻んでいきたいと思ってるし…冬を過ぎてまた春が来ても、傍にいて欲しいと心から思う。

ちゃんとマフラーしてるから大丈夫だ。人の心配ばっかしないで、お前こそ風邪には気を付けろよ。風邪なんかで「お前」と話せなくなるなんて御免だしな。

また今夜逢える事を願ってる。アイツらみたいに、お前に…素直な気持ちを伝えたくなったからな。
5 彦星に引き寄せられる弁慶
青空に輝く太陽と夜空を照らす一番星へ

最初に言っておくッ、俺達は此処にまた君達への想いを綴れる事を幸せに思っている!俺達と云うのは、俺と青いアイツと後ろで縮こまっている奴の事だ。俺が代表で気持ちを綴る…あぁ、緊張するなァ。

後ろの奴の事情で一度は君の手を離し、この世界から完全に去ろうとした。自分の事や家族の事で頭がいっぱいで、君の気持ちを考えていなかった。そんな俺の手を君はまた掴んでくれた…驚いたけど、それ以上に本当に嬉しくて…少し泣いてしまった事は内緒にしておいてくれ。

体には十分気をつけて、無理はしないで君のペースで頑張ってほしい。お互いに体を一番に大切にして、逢えた時は思いっきり楽しめたら最高だ!
心が落ち込んで俯いてしまう時も、君の笑顔を見たら元気をもらえるんだ。だから俺も少しでいい、君が笑顔になれるように気持ちを贈っていきたいと思う。

白い太陽と緑の一番星へ蒼の漁師と翠の月から愛を込めて、これからも俺達をよろしく!
6 サンタになりきれなかった流れ星
魔法の手を持つ漁師とミトンが似合う器用な月へ

どこからこの気持ちを伝えれば良いのか悩んでる内に…随分遅くなっちまった。今更かもしれない。けど、俺達の言葉を聞いて欲しい。

大切な日をお前と一緒に過ごせて、嬉しかった。あの幸せな一時も、気持ちが込められた贈り物も、本当に感謝してる。それに…離れるな、なんて勝手な我儘を聞き入れてくれて、サンキュ。同じ気持ちでいてくれた事に安堵して、嬉しくて…やっぱ俺にはお前しかいないんだって思った。他の星の輝きなんて目に入らない位に…それこそ、手遅れってヤツかもな。

お前が分けてくれる笑顔に、俺は何度も助けられた。その笑顔が曇らないように、これからも想いを伝え続けていきたい。だから…この手をもう離すなよ?

それじゃ、最後に言っておく…年が明けても俺の気持ちは欠片も変わらないッ。誰よりもお前を想い、何よりもお前の幸せを願ってる。今夜も「おかえり」を言う為に、アイツも俺も、待ってるからな。

蒼と翠のサンタクロースに想いを馳せる、まだまだコドモな太陽と星より…精一杯の愛を込めて。
7 ミトンが宝物の翠の月
純粋で暖かくて、お酒が弱い所が可愛い白い太陽と緑の一番星へ

最初に言っておくッ!本当はミトンだけじゃない、君達との時間すべてが俺と蒼い漁師の宝物だ…少し照れちゃうなァ。毎日暖かい言葉をもらって少しずつだけど確実に二人で物語を紡いで、俺の心は寒さ知らずなんだ。俺には勿体ない言葉ばっかりで、宝箱に詰め込みきれないくらい心の中は君への気持ちと愛情でいっぱいだ。好きって言葉じゃ言い表せられなくて、抱きしめるだけじゃ伝えきれない…だから、俺は両方で君に触れたい。…君の事になると、俺は欲張りになってしまうみたいだ。

君の健康と幸せを一番に願って、俺は温かい料理でいつでも迎えたいと思ってる。蒼い漁師も金色の力持ちだっておんなじ気持ちだ。これからも俺達をよろしく!
8 緑ずくめの流れ星
“漁師”から“猟師”になった青空と星にこだわる親バカな月へ

前に宣言した事、覚えてるか?お前を甘やかすって言った、アレ。俺の持てる全てでお前を包んでやりたい。それで、どれだけお前の事を想ってるのかって、証明したかったんだ。
それが、お前ときたらそんなのお構い無しに際限なく優しくするから…気付けば逆に、甘やかされてた。

…言っとくが俺は、想われている事を嬉しく思う反面ほんの少し、いや、かーなーり悔しいと思ってる。蒼いアイツの言葉じゃないけど、本当に溺れてたのは俺達の方だったって事も、自覚するハメになったし。

それでも俺はまだ諦めてないからな。だから、欲張りにでも何でもなれよ。お前の事をちゃんと受け止めてやる。お前だけを真っ直ぐに想ってるから…なんて、少し喋り過ぎたか。どうせ強がったりカッコつけたりで、中々面と向かって伝えられないんだ。これくらい文句ないだろ?


心配掛けて悪かったな。ちゃんと太陽を連れて逢いに行く、“アイツら”と一緒に待ってろよ。
9 甘くて優しい星が好きな翠の月
狼よりウサギが似合う良きお母さんな太陽と、照れ屋だけど心は純粋な流れ星へ

最初に言っておくッ、最近の君達の可愛さに俺達の愛情はますます高まっている!…ちょっと恥ずかしいなァ。
君達によく似てるあの子達も良い子に育っていて、俺達としても幸せな気持ちでいっぱいだ!

君の気持ちは凄く凄く嬉しい。…でも、俺も君に沢山甘えてるんだぞ?優しい気持ちやあったかい気持ち…熱い気持ちも貰って、俺の心はいつも癒されてるんだ。君に支えてもらってるから、俺はこうして真っ直ぐ立っていられる。一人じゃ、こんなに幸せな気持ちになれる訳ないからな。君が隣にいてくれるから、俺はいつでも笑っていられるんだ。だから、きっとお互いに甘えて支え合ってるんだと俺は思う。

君から貰った唯一の星、青いアイツが彼に貰った綺麗なチューリップ、ずーっと俺達の宝物だ!これからも、不謹慎かもしれないけど心配し合える、お互いに思いやれる…そんな二人でいたいと心から思っている。

今日という日にメッセージを残しておきたかったのは、今日が蒼の漁師と白い太陽の日でもあるからだ。…俺と君もいつかそんな仲になれたら良いなァ。
10 ヤキモチやきな流れ星
ピアニストな青空とチョコレートよりもキャンディが似合う月へ

遅くなって、ごめん。何度も手紙書き直してたら知らない内にこんなに時間が過ぎてたんだな。お前らと出逢ったあの日まで、あと1ヶ月を切ってるし。まだあまり実感がないっつーか…長いようで短くて、一年なんて、本当にあっという間なんだな。

女々しいって思われるかもかもしれないけど、あの日初めてお前から届いた手紙は、今でもちゃんと大切に仕舞ってあるんだ。俺の声に真っ先に応えてくれたお前の言葉…たまに読み返したりしてる。あの頃から変わらず傍に居てくれてる事が嬉しくて、幸せで…それから、安心するんだ。ずっと同じ時間を刻んでいるんだと、感じられるから。


この間のアレに限らず、今までこんなにイベント事を意識した事なんて無かったんだ。誰かと特別な日に一緒に過ごしたいと強く想ったの、お前が初めてなんだからな。…意味、分かるだろ?

いや、やっぱズレてるお前が気付くようにハッキリ言っておく。

バカみたいにお前が好きで、交わしてきた言葉の全てが俺の宝物で。それから、出逢った頃よりも確実に深まっていくこの関係が心地好くて…いつか、本当にアイツら以上の関係になれたらって、俺も思ってる。

これだけ言ってやったんだ。来月のあの日を迎えられた時には、お前の気持ちも聞かせろよな。
11 大きな星と小さな星が何よりも大切な翠の月
皆から愛されてる花のような太陽と本当は優しくてとっても可愛い流れ星へ。

四年に一回しかない今日という日に、君達への想いを綴りたいと思う!七夕は一年に一回あるけど、今日という日は四年後まで無いんだよな…そんな特別な日を君達と迎える事ができて、俺達は本当に嬉しいんだッ!

俺と君が出逢って、もうすぐ一年になるんだなァ…君の言う通り、長いようで早かった。きっと、二人で色んな場所に行って色んな気持ちを感じ合えたからだと思うんだ。手紙の事、ちょっと恥ずかしいけど…凄く嬉しい。本当に本当に有り難う!

あの日はご馳走をいーっぱい作ってお祝いしなくちゃな!釣糸の神様にもお供えしたい位だ。
俺もイベントや記念日を意識するようになったのは君が初めてなんだ。君との思い出が一つずつ増えるたびに想いが増していく…なんだか嬉しい連鎖だなァ。
好きだからこそ、二人だけの時間を過ごしていきたい。特別な日もそうじゃない日だって、君の事を一番に想ってる!

君の気持ちが本当に嬉しくて、またちょっと泣きそうになったのは許してくれ。俺ももっと強くなって、いつか君の薬指に星をあげたい…俺と君の心を小さな星で繋ぐように。
青い彼奴と白い太陽の釣糸も、最初の細い糸から丈夫な太い糸に変わってるからな。

改めて、これからも俺と青い彼奴と皆をよろしく!
12 森の香りがお気に入りな流れ星
タキシードが似合う青空と涙脆い翠の月へ


厳密にはアイツらが、だけど…今日で、お前と出逢って一年。

こんなに長い間誰かと深い縁で結ばれた事なんてなかったからな。正直、緊張してる。あんな祝い方で本当に良かったのか、とか今更恥ずかしくなったりして…これじゃ俺の方が格好悪いよな。
だから、格好悪いついでに俺の気持ちを言っておく。

一年前のこの日に、俺の、俺達の手を取ってくれて、本当にありがとな。

一緒に過ごしてきた時間を振り返ってみれば、どれも愛しい想い出ばかりで…逢える回数が増えてからは、歯止めが効かない位、お前にどんどん惹かれていった。うまく言えないけど…穏やかな眼差しも、落ち着いた声も、言葉の端々から滲み出る優しい雰囲気とか、とにかく、全部。
お前の全てが、愛しくて堪らないんだ。

その想いを、今日この日にお前から貰った小さな星に誓う。この先もお前を…デ+ne>ブの事を想い続けるってな。
こんな俺だけど…これからも宜しく。


最後に、青空へ。「青空を愛し続ける事を誓う」。これはアイツからだ、ちゃんと受け取れよな。
13 今はお惣菜屋さんな翠の月
ユーチャリスの花のような太陽と、クレマチスの花のような流れ星へ。
正直に言うな、これは亀+タ//ろ=スに教えてもらったんだ。見た目より込められた想いが、君達によく似ているらしい。

最初に言っておくッ。あの日を一緒に過ごせる事が出来て、俺達はかーなーり幸せを感じている!…イ有*斗の真似しちゃってごめん!初めてお互いの声で話せたのも嬉しくって……これじゃあ、また泣き上戸って言われちゃうなァッ。

君の心にある決意を知って、今までより更に愛情が胸に込み上げてきたんだ。…俺の居場所は君の隣だけだって、改めて思った。俺はこれからも君の為だけにご飯を作りたいし、彼奴だって彼の為だけにピアノを弾きたいんだ。あの子達も一緒に育てていきたいしな。

自然と溢れる優しい気持ちを止める事は俺達にも出来ない…けど、君には色んな顔を見て欲しいって思ってる。だから、イ有*斗もどんどんぶつかってきてくれ。大丈夫ッ、俺が絶対に受け止めるから!君が好きで好きで、知らず知らず甘くなっちゃう自分に喝を入れないとなァ。

今日は俺達の世界が始まった日…イ有*斗や俺や皆の大先輩の物語の糸が紡ぎ出された記念すべき日だ。
見える景色や映る色が変わっても、俺の隣で笑って…たまに怒ってくれ。それが俺と彼奴の真実だから。…あぁ、ちょっと格好つけすぎちゃったかなァ。
14 心配性が移った流れ星
抱えきれない程の優しさをくれた蒼と翠の幸運の星へ

休んでるお前の邪魔になりたくないから、ここで。

人の心配ばっかしてるお前に、最初に言っておくっ!俺の事なんかより、自分の事を気に掛けろ。…頼むから。
逢いに来てくれて、嬉しくない訳…ない。だけど、心配なんだよ。お前が辛かったり、苦しい思いをしてるのを隠して、俺の前では笑って平気で無理してるんじゃないかって。

だから、無理は絶対にするな。ちゃんと元気になってから逢いに来いよな。
俺だってお前の全部を受け止めたいんだ。少しの間逢えなくたって、その気持ちは微塵も変わらないって事、覚えとけ。

デ+ne>ブがしてくれたみたいに、ずっと手を握っててやる。それから、皮が厚くなってもいいならリンゴでも何でも剥いてやるから、もう1日大人しく休めよ。
2528900回好きって言っても足りない位にデ+ne>ブの事が“大好き”だし、同じ様にアイツも青空みたいな奴の事を想ってる。…安心して眠っとけ、おやすみ。
15 吸血鬼が愛しくて仕方ない翠の月
白馬に気に入られた太陽と、エプロンがよく似合う流れ星へ―


最初に言っておくッ、君との時間のお陰で俺は大切な事に気付けた!いきなり大声出してごめんッ、またズレた事言いやがってって怒られちゃいそうだ。

君が、ただ傍にいてくれるだけで幸せだって分かったんだ。楽しい時も嬉しい時も悲しい時も辛い時も、君はいつも俺の隣にいて…好きって言ってくれる。俺はこんなに優しい気持ちを味わえるなんて、夢にも思ってなかった。例え言葉が交わせない日があっても、俺の心は幸せに満ちている!

これからも、一緒にたくさんの小さな星を見つけていこうな?俺はイ有*斗の為にご飯を作っていきたいし、時々でいいからイ有*斗が剥いてくれたリンゴも食べたいんだ。

―最後に、俺…俺とカ*メ:夕+□<スはこの出逢いに心の底から感謝している。太陽と流れ星を変わらず愛していく事をここで誓う!
16 無名さん