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1 世界一幸せな不運

君と僕とすばると。

多分このタイトルでピンとくるのは君しかいないよね?

今はまだ秘密にしているけど…いつか、勇気が出たら君にこの場所を教えるよ。
だから、それまでは僕の独り言を書いていこうと思う。

もう僕らが出会って半年が経ったね。
…あの日の屋上での出来事が今でも忘れられないよ。

君は覚えてるかな?
…なんて、返事も無いのに尋ねても仕方ない、か。

君は今頃頑張って働いてる時間だよね。
今日こそは「お疲れ様」って言いたいな。

そして、離れた分だけ抱きしめたい。

“愛してる”って沢山伝えたい。


メール‥早く来ないかな。
2 不運
今日はクリスマスだね。
あんまり書いてはいなかったけど、今日は君にこの場所を教えようと思う。

そして…君にあのプレゼントを贈ろうと思う。
君はこのプレゼントを見てどう思うんだろう。
馬鹿にするのかな?阿呆らしいって呆れるかな?それとも……ありがとうって言ってくれるのかな。

とにかく、君と出会って初めて迎えるクリスマスを素敵なものに出来たらいいな。
3 不運
たった今、君のプレゼントが届いたよ。最後に書いた事が僕の書いた手紙と凄く似ていて思わず笑っちゃった。

凄く嬉しいよ、ありがとう。
君らしいプレゼントだなって思いつつとりあえず付けてみたよ。ずっと、大切にするからね。


何だか、こうやって物を残す事によって今君と愛し合ってるって事実が消えない物になった気がする。

この先トラブルがあって別れてしまう事があっても、この幸せな日々を絶対に忘れたりしないから。無かった事になんかしないから。

僕は忘れないよ、絶対に。

…折角のイベントなのに、何だか暗い事言ってごめんね?でも、君と別れるのは絶対に嫌だな。こんなにも想ってるのに「さよなら」なんて言えないよ。


この先もずっと、隣にいてくれるのは君であって欲しいな。そして君を支えるのもこれから先も僕だったらいいな。

……愛してるよ。
誰よりも、君の事を想ってるから。
4 七夕
昨日お前に教えてもらって、お前のメッセージ読んでさ…何か、素直に嬉しかった。

他にもいろいろ、俺が思っていた以上に沢山お前の気持ちを貰って、俺…嬉しすぎてどうにかなるかと思ったよ。


俺は結局、お前の為にほとんど何も出来なくて…正直悔しい、かな。


俺達が初めて出会った日…あの時はまだ、こんな風に強く、お前を求めることになるなんて思ってなかった。
いつもお前は『僕の方が君のことを好き』って言うけど…最近、それを実感させられてばっかりな気がするよ。

でも、お前に沢山愛を貰って、それに俺が甘える。そういう形が、一番居心地がいいのかも、って、最近思うんだ。

いつだって俺は、お前に甘えてばかりだし、それじゃあ駄目かな…とも思うんだけどさ。


昨日届いたプレゼント…アレ見た時、情けないけどまた泣いたよ。
お前、俺が涙脆いんだって、知ってんのか?
あんなん貰ったら、嬉しいに決まってる。

あの時、お前がペアリングを買ってくれた時に填めてくれた指に填めようって、そう思ったんだけど…キチンと覚えてなくて、凄く自己嫌悪した。
5 七夕
お前は、二人が出会った日や、何だって…大事なことはちゃんと覚えてるのに、俺は…ホントにごめんな。


とにかく…お前から貰ったプレゼント、本当に嬉しかったよ。
受け取ったその日から、ずっと、右手の薬指に填めてる。

俺もホントはペアのものにしたかったんだけど…恥ずかしくて買えなかったから、かなり嬉しかった。大切にするよ…絶対。


こうやって形に残すことで、今までよりも繋がりが強くなった気がするよ。
うまく言葉にできないんだけど、とにかく二人の距離が近くなったような気がするんだ。


これから先、何が起こるかわからないから…不安だって気持ちはわかるよ。俺だって不安だから。
だからせめて、明日二人が共に居られるようにって、その思いがいつか、一年後や、二年後、こるから先もずっと続いていくんじゃないか?

見えない先に今を繋げられるように、今この時の一瞬一瞬を大切にしていこう?


この先もずっと、俺を支えるのはお前で、お前を支えるのは俺であるように、願ってるよ。


心から…愛してる。
6 今、最高に幸せな不運
プレゼント。
喜んで貰えて凄く嬉しいよ。
君のそういう涙もろい所が…僕は大好きだよ?
嬉しい気持ちを素直に表現してくれるから僕も君に贈って良かったなって思えるんだ。
……ってのは建前で、本当は君を慰めてあげる事によって僕に沢山甘えてくれるからなんだよね。
甘えてくれる時の君は、本当…犯罪的可愛さだからね。

…まぁ、この話は置いといて(笑)

誕生日、祝ってくれてありがとう。
凄く嬉しかった。
バイトも、休んでくれてありがとう。
本当にありがとう。

君は僕に何もしてあげられないって良く言うけど、そういう君の優しい気持ちが僕は何よりも嬉しいんだよ?
愛してるって言葉が貰えたら、他には何もいらないから。
無理に何かしなくてもいい、だからずっと今の優しい君のままでいてね。

今日は最高の日だったよ。
ありがとう。
7 七夕
お前にもらったリング…いつも身につけてるよ。
これがあるだけで…お前といつも、深く繋がってられるような気がするんだ。


お前が…涙もろくてもいい、みたいなこと言うから、前以上に涙腺、絶対緩くなってるじゃねーか…。
お前のせいだからな。
責任取って、泣いちまった時は、お前の胸貸せ…いいな?

お前…甘えられんの好きなんだろ?だったら、それぐらい、いいよな?


今日もまた、弱音吐いて甘えちまったけど…それでも俺を受け入れてくれるお前に、改めて…依存してんなぁ、って実感させられた。


いいか?…だから絶対、離れんなよ。

約束だからな?


それと、お前がこれだけでいいって言うし、俺にできることって言ったら、これぐらいだから。

俺の気持ちをお前に伝えることで、お前が幸せだって言ってくれるなら…いくらでも伝えるよ。


愛してるよ。

ずっと、繋がっていられますように…。
8 不運
君は、僕が話すまできっと此処を見ないだろうから、勝手気儘に書いて行こうと思う。

君と話せない間、考えちゃいけないって分かりつつ君の事ばかり考えて…結局頭の中は君で一杯になっちゃうんだ。


最近君の気持ちが分かった気がするよ。


会えない事がこれ程までに辛くて寂しい事だなんて知らなかった。


……相当依存してるみたいだね、僕(苦笑)


早く、君に会いたいよ。
9 不運
今日は、もうメールしないよ。電話もいらない。
…なんて、強がりな事を言い聞かせてるけど、君と話がしたくてつい送信ボタンを押してしまいそうになるんだ。指が疼いて止まないんだ。

……夜が明けるまで、ちゃんと辛抱しなきゃ。


早く君の声が聞きたいよ。
10 情緒不安定な不運
何だか最近、また片想いみたいに思えてきて、君のメールが届く度に胸が苦しくなるんだ。
何でだろうね?
君の声が聞こえなくなるだけで、こんなにも距離を感じるなんて…変だよね、僕。
日に日に君が遠い存在になっていく。
早くこの不安を取り除いて欲しい。

この声がいつか君に届きますように。
11 不運
君に謝らせたくなかった。

君は何も悪くないのに。

ごめんね…弱くて。

今日は、もうメールを止めて頭を冷やす事にするよ。

節介楽しんできたんだから、僕のせいで不快な思いにさせたくないんだ。

だから今日はもう、君を想いながら寝ることにするよ。


夢の中でも、君に会えたらいいな。
12 不運
何か馬鹿みたい。

最近は沈んでばっかり。

もうお互い求め合う事はないんだよね、きっと…

記念日だって、きっと君は忘れてる。

…こんな状態が続けば、失う物さえもなくなっちゃうのかな。

仮に此処を読んでいたとしても君は何も返してはくれないんだよね。

僕の愛した君はもう…いないのかな。
13 無名さん