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1 ハスタ

オレのスパーダ

あれー…オレ何しに来たんだっけ?アレなっ、お花の香りに釣られて来たんじゃなっ。
‥まあ、お花でもあながち間違いじゃないんだけど。何ってそりゃオレの可愛い蜂蜜さんだよ。各自脳内で横文字変換推奨。

今から窓辺のマーガレットことハスタさんが惚気ますよ、うんうん拒否権は無いのでアリマス。むしろ聞いてけ!‥でアリマス。


なあ、できそこない。オレ昨日連絡したくても出来なかったんだぜ〜。何せ手が空いたのは深夜で、良い子は夢の中でエンジョイしてる頃合だ。可愛い寝顔をずっと見てたいだろ、ん?
年末年始で御互い時間が取れたけどなァ、これからそんな時間が減ってくのが悲しくて悲しくてオレ、部屋の片隅で膝を抱えて咽び泣くしか無いぷー。大丈夫、ティッシュは完備してるポン。
強気な癖に押しにも引きにも弱いスパーダ。実は人一倍優しいスパーダ。ちょっとドジっ子属性なスパーダ。いつか女装させてみたい位可愛いスパーダ。あ、本音漏れちゃった。

──オレ、ぜーんぶ好き。大好き。愛してる。

今夜、御姫様をさらいに土足で侵入するからチャンネルはそのままで待ってろー。


以上、代理無しの告白ムフフタイムでした。
2 ハスタ
‥弾ける鮮血の薫り!キュアエクステルミ!──…‥はい、冗談です。いや半分は本気だけど。とにかく終了っ。

面と向かってなんか云えそうにないし、かと云ってバレそうな所になんか置き逃げ出来ないし。だからはるばるお前が知らなさそうな場所に授血をしに来た訳なのですっ。


──怖くなった。別にお前の態度が劇的に変わった訳でも、愛が薄れたのを肌で感じてる訳じゃない。普段通りだ。
不安、なんだろうなァ。死ぬまでなんて一緒に居られる筈無いし、オレは知っての通り永遠とか一生とか約束するのが大嫌いな訳でして。
うんうん。約束でもしてれば安心安全なんだろうけど、態度で示すのが男の子ってものなのですっ。

倖せ過ぎるから。だから、お前がこの腕に居てくれる事も、控え目だけど寄り添ってくれる事も、‥全部期限を考えてしまう。我ながら最悪だなァ。

本当はもっと深入りしたい。引き下がりたくない。嫌な事があったら無理矢理にでも聞き出して軽くしてやりたい。
もっとあいしたい。キスよりも抱擁よりも‥何よりも、お前という人間を。


オレの中には絶対って言葉もないし、確実な未来だって無い。それでも傍に居ろっていうのは我が儘だとも自覚してる。
‥こんなにあいして、ごめんな。きっと悲しませたり、泣かせる事の方が、数えるのが大変な数になると思う。
せめて大丈夫だよ、位云える男でありたいと思うから。


オレの世界で一番大事なひと、
──‥願わくば、今日もお前の眠りが穏やかでありますように。


あ。そうだ。wii、買っちゃうかも(笑)くっそー、そんなにキラキラした眼で語るのは反則だにょーん。

なんて、気付くなよ気付いてくれるなよ!流石のオレでもこんな所見られたら悶絶するんだポン。そう、急所を蹴られたハスタのよーに!‥え、まんまだって?
3 アスカ
私はハスタの事が好きだよ。一番大切な人だから。私はハスタと一緒に星空をみたいな。