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1 弁当屋の看板オカマ

気難しい本屋さん

見てる訳ないから書いちゃうわ。

溢れんばかりのオカマの想い。

あたしの所為で進展が遅いけど…あんたの事、好き。
最近ね、あんたのあのむす〜っとした顔からもね感情がちょっとだけ読める様になったのよ。

あらやだ!あたしってば魔女っコおかま?!
やだ〜、愛の力って言ってよ、愛のチ・カ・ラっ!

な〜んて毎回ふざけちゃうんだけどね。
だっておかまは繊細なんですもん!
ガラスなんかより繊細!
もう取り扱い注意なのっ!

身長のおっきいあんたと変わらないし、あたしだって正直…可愛いに分類されないって事位知ってる。

でも…
想うだけは自由にさせて?
あたしのワガママ、聞いてくれない?


いつか、この想いにとびきり可愛いサテンのピンクに白いレースで縁取ったリボンをかけて、あんたに贈るその日まで…

あたしの溢れて止まらない想いを書きなぐってやるわっ!


…気付いたら、書き込んでもいいわよ?
ただし!
書き込んだら……会った時に少しでいいから笑った顔見せてね?


あんたの笑顔、好きよ。
2 オカマさん
あたしってつくづくダメなオカマ。

心配かけたかったんじゃないの。
なんか…ちょっと自分がくやしかったの。

あんたが言うように…もっと胸張って頑張るわ!


あと、あれは不意打ちよ!
死ぬかと思ったじゃない!

…チョップじゃないわよ。その前!


でも、嬉しかった。

ありがと。


直接は言えないから…

大好きよ。本屋さん。