大好きだった泣き黒子へ

今更言葉を残すのも未練がましいが最後に。

某所でのお前の最後の言葉ちゃんと読んだぜ。最後までお前らしく律儀で真面目で不覚にも泣きそうになった。出発の準備で忙しくてよ返事を書けないまま消えちまったから此処に残すことを許してほしい。

俺の方こそ今まで有難うな。お前は本当に今まで出会った誰よりもすげぇ眩しくて俺には勿体ない程の奴だったよ。そんなお前と付き合えた七ヵ月、本当に幸せだった。
これからお前に関わることも再び出会うこともねぇけど幸せを祈ってるから元気で暮らせよな。

愛してたぜ凌統。―再見。

書き込んで良いかも、見てくれてっかどうかも分からないが文を残す事を許して欲しい。


俺の書く言葉が、決別を決めたあんたを惑わせるんならどうかこのまま見なかった事にしてくれ。


キッパリ別れを受け入れてみたつもりだったけど、いざ離れるとなると本当は寂しくて仕方無いんだよ俺。俺にとって、ずっと大事な存在だったあんたを無くして悲しいってのが俺の本当の気持ち。
我ながら女々しいとも勝手な言葉だとも分かってる。
だけど、もしも─…もう一度だけ俺を選んでくれたならなんて思うんだわ。
どんな、例え１ヶ月に一回でも半年に一回とかしか文が来なくたって一緒にいたいなんて思うんだよ。


我ながら自分勝手だと分かってるが、もし望みがあるんなら賭けてみたいんだよ。

でも、決別ならそれで良い。あんたの幸せ願ってんのは本当に思ってる事だからこのまま身を引くよ。

幸せ願ってんのは俺も同じ。だから突き放そうとしたのにまさか引き止めてくれるなんてな。


正直どうすれば良いか分からねぇんだよ。お前を好きだと今も変わらず思ってるし、愛しくて仕方なくて今も気が狂いそうだ。だから尚更俺でお前を縛るべきじゃねぇと思うんだよ。
それにさ暫らく文送る頻度が少なくなっちまうぜ？もう数時間後には出発だから再来週には身動き取れなくなるほど忙しくなって淋しくさせてしまう。

だったらさもっと良い奴見付けてくれた方がお前だって幸せになれると思うんだよ。何も俺じゃなくても良いだろ？


でも本当言えば離れたくねぇ。一緒に居たい。けど、こんな重い気持ちをお前に渡すなんて出来ねぇよ。それでもお前が俺と一緒に居る事を望むのなら俺は全身全霊をかけてお前を幸せにしてやるからさ。どうすっかはお前が決めたら良い。どんな答えでも受け入れるからさ。


支離滅裂してっけど俺の意見はこんなもん。分かりにくい文章で悪ィな。

俺だってあんたに対して重い位の気持ち抱えてんのは一緒。情けない話だけど、別れた時には物凄い落ち込んだよ。


いつだったか、俺にくれた言葉をそっくり返すよ。
(半身だって思える程に大事)ってね。

どんな寂しくたって、構わない。待ってる時間だっていつかは帰ってくるって思ったら俺は平気だった。けど、離れるとなると平気だなんて言葉は嘘にしかならない。それが離れてみてよく分かったよ。

他の奴探すってのも手だとは思う。だけど、俺が欲しいのはあんただけなんだよ。俺はそんな事思う位に好きだし、想ってる。


結論言うと、俺はあんたと一緒に居たいってのが本音。でも、やっぱりどうしても離れるってんなら無理強いはしないからさ。
もしも手を取ってくれるなら…もう一度だけ、俺の手を掴んで欲しい。

あんなに呆気なく終わっちまって寂しくて胸がどうしようもなく苦しかった。今でもお前は半身だと思える程に大切だってはっきりと言える。だからこそ苦しくて仕方なかった。つーかお前が可愛くて可愛くて仕方ねぇんだよな。それこそずっと目に入れておきたい、と思うほどに。


だからお前が願うなら俺はお前が願うだけ傍に居てやるよ。一年でも二年でも、さ。


で、結論。

一度突き放そうとしたのにこんな事言うのも変な話だが帰ってこい。あんま頻繁には連絡出来ねぇけど隣に置いてやる事ぐらいは出来るからさ。

また他愛ない話して笑いあおうぜ？

体

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