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1 親友兼クソガキ

ごめん、こうしないと…

…気がすまないんだ。
だって、思いついちゃったから。

きっと君は気付かないと思うけど。てゆうか気付かないで貰いたいかな?
だって見られたりなんかしたら、お前どんだけだよ。…なんて思われちゃうだろーし(笑)
決心、鈍らせちゃう。

えーと、だから気がすむまでたまにココでぼやきたいなと思うんだ。
前に最後だと言った以上
名前は呼ばない、四文字の言葉も二文字の言葉も言わない。
これもオレの最後のワガママだ。
ごめん、×××。


――…オレにとって、あの短い時間は夢みたいだった。
ううん短いからこそ夢の時間だと、夢だって感じるのかもね。
なんだか凄く自由に思えたんだ!君との時間は。
楽しくって仕方なかった。きっと楽しいよ!そう言ったオレが一番楽しんでた。
ああ言えばこう言う、本当に君はオレを楽しませてくれたね。

最初は友達になるつもりだった。なのに、惹かれちゃってた。
夢みたいに短い時間で、夢に、恋したんだ。

でも、それに気付いた途端夢は現実になった。
そして現実でもオレは夢を見る。

ね!まだ夢を見続けてもいいよね。

自分でおはようなんて、絶対言わないから!
君がいつかオレを起こすまで。
誰かがオレを起こすまで。

でもね、いひひーっ。
どっちにしろ、もし君がオレにおはようを言いに来たら、その瞬間オレは


また夢を見るんだ。
2 親友兼クソガキ
へへっ、やっぱり君だったんだ!
どーりで恋しいと思ったよ。


…今オレの寝顔はとんでもなく緩んで、間抜け面なんだろうね。

でも眺めてるなんて駄目だ。ちゃんと起こして。

お願い、×××ぁ。


あー、もう。
君がまたオレに語りかけてくれるなんてさ…夢みたいだよ。

オレさ今、凄く幸せ。

オレを見つけてくれて本当にありがとう…ありがとね、×××!
言い切れないくらい、本当に本当に君と出会えて良かった。


ねえ、×××。
オレが起こして欲しくて堪らないの、知ってて眺めるだなんてそんなイジワル言うんでしょ?もう、オレ分かってるんだからね!
さっきも言ったけど、そんなのダメだ!


×××、…眠ってひとりで見る夢じゃなくってさ、オレは。

×××に夢を見せて欲しいんだ。
目を開けたまま。
君を映して夢を見たい。


君を映すその日まで、瞼の裏に君を見るよ。

×××。
待ってる。
オレは夢の中で君を待つ。

その日まで、オヤスミ。
×××…。