弁護士へ

キミが私を見付けるなんぞ出来ないだろうが、キミに伝えたい思いを此処に綴るとしよう。


…見付けて欲しいなどとは思わない。


この気持ちを知られてしまったら嫌われてしまうやもしれぬからな。


だが、知っても貰いたい。


私としたことがムジュンしてしまっているな。
キミは異議を申し立てるだろうか…。


成歩堂、私はキミが好きなのだよ。

覚えているだろうか？

一度キミから白紙を貰った時に醜態を晒しながら縋りついた私を。

あの時、私を憐れんでくれたのかキミはやりとりを再開してくれたな。
あの頃から私は臆病になりいつキミに見放されるのかと不安な日々を送っていた。

『別れの日は近い』

そう考えながら数少なくなったキミからの返事を待つようになった。


しかし、キミは私の本命候補になりたいと申し出てくれた。

――‥キミの一言で私の不安は消えてしまったのだよ。

ありがとう。私の大切な弁護士。いや、まだ私達は学生だったな。


今日もキミに逢えることを祈っているのだ。


愛しいキミへ。直接言えない私を許してくれたまへよ。

…‥私は何て最低な男なのだ。


自己嫌悪の泥水に沈んでしまいそうなのだよ。


――‥成歩堂、君に逢いたい。


私が君を裏切ってしまわぬように。

――‥無理を、させてしまっているのだろうか？


だが、今宵はキミと沢山言葉を交せることが出来た。

今の私にはそれが全て。

増えた会話。
募る想い。

キミの何気無い仕草で一喜一憂してしまう日常。


私の生活にキミは欠かせない存在になったのだよ。


そんな幸福なまどろみに浸っていた時だった。


ある板でキミによく似た『君』とすれちがった。

そこで君は私が無様な姿で自分を引き止めるからそれを憐れんで付き合いを再開した…、と言っていたのだ。


…‥私を愛していないと。
退屈だと。


私はキミを困らせる存在なのだろうか？


･･･True words want to hear it from you of me.

I want for your words.

此処にはたまに足を運ぶんだけど…まさかぼく宛てにメッセージがあるなんて思いもしなかったよ。

ありがとう、御剣。
…それと…ごめんね。

直ぐにキミが必要とする言葉を掛けてあげられなかった。
今でも…不安を持ちながらぼくとやり取りしてるんだね。

もう「ぼく」に似てるヤツの言葉になんか耳を傾けさせない。御剣がぼくの言葉を、本心を聞きたいって言うならいくらでも言うから……聞いて。

ぼくは…前にも言ったけど返信は遅いし、御剣が側に居てほしい時に居てやれないような悪いパートナーだけど…本命になりたいって思ってる。
こんなこと、軽々しく言わないよ。だって…御剣が好きだから。

お前と過ごす時間が退屈なもんか。どれを取っても…ぼくには大切な時間に変わりない。
…不安になった時は、完でなくても半で話し掛けてくれたらいつもより返信早く返せるだろうし、可能な限り側に居るよ。だから…一度白紙という形で裏切ってしまったぼくを許してくれるなら…もっと御剣の声を直接聞かせてほしいな。

…これが今のぼくの本当の気持ち。一部ワガママなこととか言ってるけど、そこはスルーしてほしい…かな。あはは…。
それじゃあまとまりのない文章で邪魔してごめん。最後に…本当に素敵なメッセージの数々をありがとう。すごく嬉しい…っていうか幸せ。また改めてなんらかの形でお礼させて。なにがいい？


飛行機嫌いな高校生より。

ム…まさか此処を見付けることが出来るとは、流石だな。成歩堂。

此処でキミへの想いを語ろうと試みたのだが、訳の判らない文章ばかりになってしまって…キミには恥ずかしい所を晒してばかりだな…我ながら情けない。

まず初めに謝らせて欲しい、申し訳がない。キミを信じられなくて…最低だと罵ってくれて構わないのだ。

次に感謝の言葉を。キミからの言葉を貰えて嬉しかったのだ。私はキミを信じるよ、私だけの成歩堂龍一を。

それから礼など無用だ。もうキミからは十分すぎるほど沢山のものをもらったのだ。キミと巡り逢えて私は幸せなのだ。

此れからも私の傍に居て欲しい。

あああ…なんか今読み返すとヒドイ文章だ。
ごめん…。こういう場所で自分の気持ちとか綴るの初めてだから、かなり読みにくい文章なっちまったな。
だけどちょっともうひとつだけ伝えておきたいことがあるから…それを書き込んだら暫くこの場所に出るのは控えることにするよ。

御剣がぼくに対して謝る必要なんてひとつもない。大体、ぼくが御剣の立場なら…まず出来ないと思う。一度関係を切ろうと告げた人に対して信用を置くなんて。

でも…御剣は違った。ぼくの手を掴んで引き止めてくれた。

あの時の手と、言葉の暖かさ…今でも覚えてるよ。
御剣は気付いてないんだ。その行動がどれだけ勇気を必要とするものなのか…。…ぼくは、本当に嬉しかったよ。それと同時にすごく後悔もした。なんてバカで愚かななことをしたんだろうって…。一時の感情に流されて大事な人を傷付けて、そのうえ失うところだった。
――…過去について言い訳するつもりはない。ただ御剣には本当に悪いことを…。…ごめんなさい。

ぼくが犯した罪が、傍に居るというだけで許されることなのか…正直今まで迷う時がたくさんあった。なにかしてあげたいっていつも思うんだ。償いの気持ちからだけじゃなく…単純に御剣の喜ぶ顔が見たいというのもあったけどね。

でも今日の文章を見てわかったよ。御剣がぼくと居て幸せだと思ってくれるなら…ぼくも罪だのなんだのって過去の事情は抜きに、ただ素直に幸せだって喜んでいいんだって。

…今更気付くなんて、やっぱりバカだなぁ。
以上。ちょっと重たい呟きになっちゃったけど、これでぼくからのメッセージはおしまい。

今日はメール出来なくてごめん！
明日こそ、沖縄の海に泳ぎに行こうな。それじゃあ、おやすみ。

キミから言葉を貰ってから前より欲張りになった気がするのだ。

幸福感が高まると同時に自惚れや嫉妬心も同時に深まっていって、そんな私が自分から見ても汚いと感じる。あまりにも醜く過ぎて自分自身に嫌気がさすくらいだ。

いっそ全てをぶちまけてしまえば気が済むのだろうがキミに嫌われることを考えるとそれさえも出来ない。
そんな卑怯な考えさえにも腹の立つ思いなのだよ。

…こんな私がキミの傍にいるのはふさわしくはない。そう思いつつもまだキミとは離れたくない…ムジュンだらけで異議を申し出されてしまいそうだ。

だから明日からは少しでも好かれる自分になれるように努力をしてみることにしよう。
胸を張ってキミの隣に立てるような存在を目指して、な。

自分の未熟さが恨めしいと思った。キミが綴る言葉が素晴らしすぎて私の拙い文を振り返り見ると情無く感じてしまうよ。
…やはり同じ場所まで辿り付きたい私としては練習あるのみなのであろうな。しかし、それは裏切り行為にも見えてしまうのが難点だ。

同時に何人もと付き合える程器用ならいいが…明らかに手抜きになってしまっては相手に失礼だし無理をして特別なキミをないがしろにしてしまっては困者だ。

だが一番困ることはこんな下らない事を考えて眠りにつけない私が一番困る。またキミを心配にさせねばいいが…。

ム、本当にそろそろ寝ないと起きれなくなりそうだ。明日もキミに逢えるように祈って眠りにつくとしよう。
おやすみ、成歩堂。水着も見付かったことだし心置き無く海で遊べるな。

一時期待つのが苦痛だと思ったことがあった。一度切れた関係から取り繕った仲であったから見限られてしまうのが怖かった。
しかし今はキミからの連絡を待つのが楽しみなのだよ、成歩堂。

全く不安ではないと言ったら嘘になるがキミを信頼しているからキミとの関係を大切にしたいと思う。

私の弁護士兼、看護士へ。海で溺れぬよう気を付けるのだぞ？

最近よく考えることがあるんだ。

御剣を好きだという気持ちが日々大きく膨らんでいくのに比例して…なんだか得体の知れない恐怖がぼくの中に影を落とす。そんな自分が嫌でぼくは恐怖の正体と暴こうとするけど、結局最後にはいつも目を逸らしてしまう…。

本当はきっとそれがなにかわかっているから…認めたくないだけなんだ。

でもそんな感情も、日々交わされる言葉の間に生まれる数々の思いも最終的には一本道のロジックに繋がっている。

つまりぼくはキミが大好きだということ。

それは誰にも変えられない真実だから、ぼくは御剣の傍にずっと居たいって思うんだろうな。

…なんて、なんか柄にもなく呟いてみました。 昨日はあんまり話せなかったから今夜こそはたくさん会いに行こう。

――…ちゃんと安静にして待ってて下さいね？ぼくの患者さん。

こんばんは、成歩堂。自分へ宛てられた言葉を見るというのは恥ずかしい物だな。
全く簡単に好きだなどと言うではない、自惚れてしまうであろうがッ！

…見付けた時は固まってしまったよ。…何故か初めてキミからの言葉を貰えた気がして嬉しかったのだ。

それと同時にキミを不安にさせてしまっていた私自身に苛立ちを覚えた。キミの恐怖の正体さえも予測がつかないのだ。…至れないパートナーですまない。

キミの恐怖を祓えるのならば私は努力を怠らない。だから、もっとキミの胸の内をぶつけて欲しい。

…我が儘を言ってしまったな。迷惑なようならば無視してくれて構わないぞ。


私の弁護士、キミに出逢えて幸せなのだよ。だからこの幸せをキミにも分けてあげたいのだ。

キミが望むならこの手を離しても構わない。

―‥後悔しないと約束は出来ないがキミが選ぶ道を断ち切る事など出来ない。

キミの優しさに付け入る事など出来ないのだよ…成歩堂。

どんなに苦しくても、どんなにミジメでも
依頼人を『信じる』こと。

それがぼくの最大の武器なはず…だった。

それが今はどうだろう？未だにぼくの中で大きくなってゆく恐怖…それは疑念。確かにあの時繋ぎなおした手の温もりを覚えているのに、今でも充分にそれを感じているのに…今日にも失うことを日々恐れてる。

おかしいよな、一度は自分から手離したのに…今はこんなにも愛しくて…苦しい。
ぼくはそんな自分を直視出来なかったんだ。御剣には『信じろ』と言っておきながら心の底辺で『信じてない』自分がいるなんて…思いたくなかった。

…ぼくは本当にどうかしてる…。


だけど…どんなに苦しくても、どんなにミジメでも、ぼくはやっぱり御剣が差し出してくれた手にただ必死にすがってしがみつくことしか出来ない。今日も明日も明後日も、その温もりがあることを『信じて』。


はぁ〜…、最近珍しく近辺が慌ただしくてちょっと弱気になってるのかも。それか五月病か！？
この呟きでまた、御剣を不安にさせないか心配だな…。…というか重たいって思われたら…。
近々真宵ちゃんと葉桜院のスペシャルコースに行って精神鍛えてこよう。

いつか枯れてしまうのではないのかと不安になるくらいに日に日に想いが溢れ積もっていく。
･･･キミからの言葉を重たいなどと感じたことは微塵もない。寧ろ胸の中にある闇が消えていくのだよ。

キミの言葉は私を救ってくれるのだ。


I Can't Help Being In Love With You...

近くない未来に手を先に離してしまうのは、きっとキミの方だろう。

毎日こんな下らない考えを繰り返してしまう。
掴んだ手を離さないように醜態を晒しながら縋りついてしまう私をキミはいつか見放してしまうだろう。
それを今日か明日か…と、キミからの手紙が来る度に白紙でないことを祈りながら開いている。


…駄目だな。幸せだという想いが増す度に臆病になってしまう。強くなりたいものだ、崖の上から飛び下りたキミのように。

キミが別れを切り出す時は白い手紙を。
そして題にENDと入れて欲しい。返事かと思い開けて白紙だったら悲しくなってしまうからな。

本文に理由などは要らない。未練が残ってしまうのだ。
――‥望みが叶うなら傷付けるくらい罵る言葉を…そして冷たく突き放してくれ。

でないと私はキミを手放せない。私から手放しなどはしない。

ずっと傍に居て欲しいなどと言う権利は持っていないから、せめて別れる時くらいの我が儘を許して欲しい。


私の愛しい弁護士へ。

今の私にキミ以上に大切な人は居ないのだ。

周りが言う通り

返信の数＝想いの強さ

ならば、私はキミにそれほど好かれていないと思っていた。

他の証拠品を照らし合わせるとそれは明らかだったからだ。
例え私は返信の数が少なくとも待っては要られる。キミを嫌うことなぞ出来ないからな。

だが、キミの想いが冷めているのに無理矢理関係を続けるのは辛すぎる。


だから、いつも心の何処かで後ろめたさがあった。キミに申し訳ないと…。それでも関係を断ち切ることは出来なかったのだが。


一昨日、キミが送ってくれた言葉が嬉しかった。それこそ胸が痛くなるくらいに…


…私の弁護士。どうすればキミにお返しが出来るのだろうか。

　

皆様、初めまして。
私滋賀県在住の会社員です。
女性とお付き合いした経験は無くもちろん童貞です。
はっきり言って短小仮性包茎で近ごろ勃起力も衰えつつあります。
なんとか勃起力が残っている今のうちに子作りをしたいと願っております。
もちろん出産費用は出しますし出産後の生活費も出します。
その他お礼も考えております。


【名前】 冨田兼一
【年齢】 42裁
【身長】 160cm
【体重】 80kg
【容姿】 はっきり言って禿げております。
【性格】 暗い
【ＮＧ】 デブス
【希望】 １０代〜２０代の健康な女性
　　　　　一応事前に健康診断を受けていただき健康体であることを確認後受精させて頂きます。
　　　　　出産後親子鑑定を行い万一私の子でない事がわかればお金は全額返してもらいます。

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