25 takarock
mother2

えらいひとや りっぱなひとに ならなくてもいいから
おもいやりの あるこに なってほしいわ


mother3
マザー3
「危ない!」
「危ないじゃないか!何考えてるんだ お前!
 何があったか知らないけど 若いんだからあんまり
 命を粗末にするなよ?!分かったらもういけ!俺のことは忘れろ。じゃあな」

「危ない!」
「またお前か! 何度もいうが若いんだからあんまり命を粗末にするなよ!
 若さゆえの焦りか何か知らんが そんなものは芸術にでも ぶつけてみろ!
 おじさんだって暇じゃないんだ!あんまり世話焼かすなよ! じゃあな!」

「危ない危ない!」
「どうせまたお前だろうと思ったよ!頼むからもういい加減にしてくれ!
 これじゃまるでコントみたいじゃないか!いいか?家にもどれ。
 そして静かにしてるんだ。トンネルのことなんか忘れてな。」

「おお〜っと。」
「お前のことを見張っていたんだよ。来ると思ったら・・・来たよ。
 さ 帰ろう。な?」

「危なくない! とさえ言える!」
「おまえ俺をからかってるな?
 俺の優しさを 俺の親切を 俺の思いやりを馬鹿にしてないか?
 しているよな?これが最後だ。もう止めない。この次は止めないぞ。さ 帰ろう。な?」

「・・・・。」
「・・・。」
(W47T/au)