52 ささかま◆IRAnqJ
小学校に上がる前に「おかあさんといっしょ」で一時期流れてた「おひるねしましょう」って曲が怖かったというか、根源的なものに触れるような思いがした。
よく子供が、鬼のお面とか着ぐるみを身に纏った大人を見てメチャクチャ泣くとかあるけど、あんな感じではなく、蛇に睨まれた蛙って言い回しみたいなのに近いと思う。死ぬとか、肉体が消えて無くなる……みたいなことを思わされて、すくんだような感じ。放送された後、さめざめと泣いてたと思う。

歌詞の内容としては、何者かが昼寝をしてて、その夢の中で別のものに変身している、っていうのなんだけど、それがどうも「一度死んで生まれ変わる」みたいなように思えたのかなと、今は後知恵で整理している。

大人になって調べてみると、この曲は谷山浩子の作詞・作曲らしい。そりゃ怖いわw


それで、この話には続きがあって、

最近、久々に怖いもの見たさに検索してみると、なぜか林原めぐみが歌ったバージョンが見つかった。彼女の『たのしいどうよう』ってアルバムに収録されているらしい。
自分は今書いたような印象で聴いているから、どうしても「たのしいどうよう」というよりは「全年齢版『甘き死よ、来たれ』」のようにしか聴こえないのでした。
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