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64 無名さん
>>63
(巨大な者達が群を成して闊歩する。自分の声すら掻き消える轟音の中、バキッという破断音だけがやけにハッキリ耳に響いた)ぁ…あ……(『友達』が鋭く光るドリルに踏み潰され、無残な姿に変わり果てる……余りに惨すぎる光景を目の当たりにして、目の前が真っ暗になった。『友達』だった破片が辺りに散らばっているというのに、振り向きもしない巨人達。自然と、目頭から熱いものが込上げる)ぇぐ、…ひっく……おかぁさぁあん…(出勤中のサラリーマンやOL達でごった返すスクランブル交差点で、ペロペロキャンディーを落とした子供が独り、泣く)