月華の剣士やってみた。
さすがSNKが当時期待を込めて送り出したタイトルだけあって、オープニングデモからなかなかの凝りようだ。
操作説明を読むのもほどほどに早速スタート。使用キャラは新撰組ってことで前々から気に入っている鷲塚慶一郎。タメキャラってのが戴けないが、その技のひとつひとつが新撰組ならではの美しさを持っている。
SNK格闘にしてはバランスがよく、最初のうちは適当なガチャプレーでも勝てるが、進むごとに手強くなってくる。結局、初プレイは４戦目のあかりに負けてしまった。
次は如月影二好きの俺が目を付けていた斬鉄。これがなかなか使いやすい。
流影刃、気孔砲、鋼断ち・改と、影二使いには馴染み深く使い勝手のよい技ばかり。ガンガン攻めることができて爽快だ。
しかしこの月華、SNKの絶頂期ともいえる97年の作品だけあって、ドット絵のグラフィックの質も高く、SNK特有のクソムズ具合もない。ダメージ量も技やキャラによってなかなかデカくて快感。サムスピの豪快さや興奮度合いを、ちょいと上品かつ繊細な幕末テイストで上手く薄めた、初心者から上級者まで幅広く楽しめるなかなかの快作になっている。
で、結局我が斬鉄は、８人抜きしたのち武蔵戦であえなく倒されました。無念。
これから弾きやシステムなんかを覚えれば、より熱くて深い戦いができそうです。うむ。