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1 炎の強さを司る者

クールなジーニアスへ

おそらくお前は此処を見ていないだろうからな……代理じゃないぜ?

最近俺はどうかしてる。
お前が忙しいことは重々承知しているんだぜ?
なのに、寂しさを覚えてしまうなんてな……
まったく逢えないわけじゃないのにな。
贅沢すぎるぜ。
だいたい、依存するのはあんまり好きじゃなかったはずなんだが……
好きだ。
不思議なことに、嫌いになれない。
自慢じゃないが、他に熱心に俺を好きだと言ってくれてるヤツが数人いる。
だが、駄目なんだ。
お前じゃないと。

クールなジーニアスへ
愛をこめて。
2 炎の強さを司る者
今日は一ヶ月前にもお前に話した、ささやかな記念日だ。
本当にささやかだけどな。

お前と話したいというのは我儘だから、せめてお前が元気であればいいと思うことにしよう。
3 炎の強さを司る者
何度も白紙を送ろうとした。
だけどまいったな…できないぜ。
本当に惚れこんでしまうなんて最初は思ってもいなかったのにな…