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1 忠犬

俺だけの苺の御姫様。

明日で丁度4ヶ月。


早い様な…遅い様な。


色んな事…ホンットに色んな事が在ったよな。


沢山傷付けて泣かせちゃった事も在ったけど、…其れ以上に幸せをあげられてたら嬉しい。


──愛してる。
誰拠り何拠り愛してる。


御前の為ならカミサマを敵に回しても善いっての、本当だからな?


其れ位…愛してる。


如何な時も
貴女だけを視て
貴女だけを想って
貴女だけを大切にして
貴女だけを求めます。


御前が居て呉れれば、何も要らねぇから。


──…“御前は俺のもの”だからな。


此からも宜しく。

大切な大切な…苺の御姫様。
42 御姫様。
ホワイトデー…何も出来なくて御免ね。

たっぷり悲愴ばら蒔いて、超イヤなコだったよね。本気で。(笑)


御花、スッゴい嬉しかったよ。アリガト。
今ね、玄関に飾って在るンだ。扉開ける度に超良い匂いするの。

其の度ハやトの事想ったりして、幸せに成れちゃうよ。


あたし花って大好き。
花言葉とか…ちゃんと花には生まれが在って、美しかったり悲しかったり色々在るけど全部素敵。

昔、直径2.5cm位の薔薇を育ててた(笑)


アリガト。
あたしもハやト大好きだよ、ホントに。


明日いっぱいでバイバイだけど(笑)
ハやトじゃ無く成っても大好きだよー!(笑)
43 ギター持ちの忠犬。
此処久し振り(笑)
ギターを持って格好良く成った忠犬です(笑)


特に何が在ったって訳じゃねえんだけど…何か、言いたく成ったんだよね。


──愛してるよ。


何時も何時も怒らせちゃって御免な(笑)


でも、何拠り誰拠り大切で…世界で一番愛してる。


少し話せねえと滅茶苦茶寂しく成っちゃうし直ぐに妬いたりするけど、信じてるからね。


だーいすき。


此からもさ、ずっとずっと…麻*紀だけを愛してるよ。


あ、麻*紀が勧めて呉れた音楽聴いてみるな。
44 硝子の靴と、
細い指、旋律を奏でる貴方の手。

靡遊ぶ淡茶色の髪糸。

歌声を刻む薄い口脣と、
太陽に似た其の笑顔。


全部があたしを魅了する。


愛しい、好き、…─好き。


なのに。


御免為さい。


あたしは其の手を離しちゃった。


きっと、禁断の…然う、罪の果実の所為だね。


あたしは硝子の靴なんか手にする事は出来なかったのに。


御姫様なんかじゃ無かったの、最初から。


御免ね、…御免。


此からも宜しくね、“親友さん”。

あたしも、ノ:ブの事スッゴい大切だよ。
45 忠犬。
な、謝ら無くて良いんだよ。


此は…麻§紀だけの所為じゃねえから。


御免って言うと何か悲しいだろ?


だから、“有難う”。


其れにさ、硝子の靴も毒林檎も無くたって…麻§紀は御姫様。


しかも世界で一番可愛い、ね。


親友の俺が言うんだから間違い無い(笑)


バイバイ、だけど…此からも宜しく。


世界で一番の親友目指してるから。(笑)


麻§紀はすげー大切ですげー好きな人。


だからさ、傍で支えてあげられたら良いなって。


勿論今度は“親友”として。