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1 薬中ゲーマー

運命の紅眼

多分、絶対、確実…とまではいかないけどお前はこんなとこ見ないだろうし、少し…言わせてもらえる?
お前のことをひょんなことから思い出しちゃったんだよね。

まぁ、僕らしくないだろうけどやっぱ第一声はこれ。

「ごめん」

これしか出ないんだよね、僕の口からは。だって僕からお前に願ったのに僕から破ったんだから。
…ハッ!バカ過ぎだろ、僕。何でこんな失態さらしてんだよ…ッ!

もう本当に大分時間が経ったからお前は僕のことなんて忘れてるんだろうけど、僕は…お前のことを忘れたことはねーよ。

だから僕はお前に伝えたい言葉がある。あれから、時間が経って…いや経ったからお前に言いたい言葉があるんだよ。
…でも言えない。…会うことが出来ないからね。


…――だけど、許されるなら…お前は今どうしてる?
何処にいる?
僕の分まで幸せになったか…?

ああ、僕の方はどうなのか秘密。
それでもこれだけは言っておこうか。
「お前のことは今でも昔と変わらず色んな意味を含めた好意は持ってる」
……うっわ、恥ず…!


僕は神も運命も偶然も必然も、信じてない。
でも…だけど、またお前と何処かで会えたのなら悪魔の悪戯かなんかだろ。
それとも、悪運が強いだけか、僕の。…なーんてな。


最後に、いっぱい迷惑かけて悪かった。…けど、サンキュ。
お前はお人よしだけどイイ奴だから幸せになれるよ。…僕のお墨付き。嬉しいだろ?


願わくば僕という存在が、お前の重荷になってないように。負担にならないように。
只、それだけだよ。
5 ゲーマー
胸を張ってまでは言えないけどね。……あんまり分からないんだよ。よく分からない。

泣いたかどうかなんて、もう覚えてないよ。
泣いたかもしれない。でも覚えてないことにNOと答えるのは間違ってもないだろ?
6 連合オレンジ頭
あーあ……なんでだろーな。
幾ら月日が流れて出会いも別れも何度も繰り返しても、お前のことを思い出してこうやってみっともない姿見せるなんて……僕としてはありえねぇよ。

これは依存とかじゃない。
だってなんとなくそう思うから。
たまにお前の声が聞きたくなる……それだけだよ。
僕達はもう話す内容も理由もないけどさ。
お前が僕の近くじゃない何処かに居て、いつかこれ見たら声くらい聞かせろよ。

……って無理、か。
言ってみただけだから気にすんな。…文が纏まってないのも気にすんなよ!
7 オレンジ頭
懐かしいの見付けて思い出した記念に思いを吐き出させてもらうな。
見てないだろうし、覚えてなんかないだろうから、お前は。


これ見て、お前と離れてマジ月日が経ったもんだよな。
…僕は忘れたことなんてないけどね。覚えてることはもうほとんど曖昧だけどお前っていう存在と、僕がお前に頼んだあのお願いは忘れようにも忘れられないこと。

確かにもうお前のことは思い出、になるけどやっぱり思い出は思い出でも、お前のことは『特別』な思い出。
あー…あれだ。初心を忘れちゃいけないだろ?それと似たようなもん。


……――ねぇ、元気にしてる?


時々、お前のことを思い出した時は……お前と会いたいと思う。話すこともないのにね。
だから探そうと考えたこともあるけど……そこまで僕は強くないからさ。
ヘタレでもなんでもねーよバァーカ!


我が儘は沢山言った。だからもう言えない立場だけど…言わせてほしい。

「会いたい。話したい」

これは完璧僕の我が儘。
でもこれくらい言ってもいいよな?
だってただの独り言なんだから。何言ったってこれは独り言。そう、ただの。


お前がもうこの世界にいないとしても、元気でやっていてほしい。


滅多に名前を呼んだことのない、黒い髪に紅い瞳の運命乗り……シン・アスカ。

幸せに…なったか?
少しは時間の余裕できた?

最後に、

いい年を迎えろよ。


なんてね。
8 オレンジ頭のゲーム好き
…書き込むつもりはなかった。でも、やっぱりお前が気になるんだよ。

ちょっとしたキッカケで昔の携帯見てたらまだお前からのメールが残っててな。…最後のやり取りのやつ。


……なァ、やっぱり僕はお前のこと忘れるなんて出来ないよ。だって思い出すから。
そりゃあお前が忙しくて、苦しんでるから……あんなお願いしたのは僕自身だけどね。
本当は離れたくなかった。落ち着くまでずっと待っててもよかった。


人探し板で探してはないけど、ここにこうやって言葉を残すのは探すのと同じことになるのかな。

幾つ約束を破れば気が済むんだろ、僕は。……迷惑を掛けてるの分かってて言葉を残すんだから。
僕、ホントにださいね…。

な、お前はまだ僕のこと、覚えてる?
どんなやり取りをしたかなんて覚えてなくていい。僕のことを少しでも覚えててくれたらそれだけで十分。


ま、もういないかもしれないし、別の姿でどこかにいるのかもしれない。
…このジャンルもマイナーだしね(笑)


でも…僕はお前に逢いたい。言葉が聞きたい。
お前に執着し過ぎなのは十分承知済み。

…けど、やっぱりお前に逢いたいんだよ。今まで別れた他の誰よりも。


思い出は色褪せないってホントなんだね。
あれからどれぐらいの時間が流れたか検討もつかないのに、お前のことは覚えてる。


……もう、やっぱりお前に逢うことは出来ねーのかな。
……ほんのちょっと。1ミリぐらいだけど寂しいし辛い…。


こんな感情、道具の僕らには要らないはずなのに。