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1 我妻草灯

Lalimar

此処では敢えて仮の姿を突き通させて貰うよ。題名は何となく、意味は無い。
オレの自意識過剰じゃ無いのなら。アレは…あの綴りを指すんだろう、ね。

今更、虫の良い科白だけど、彼にとって君は特別なんだ。恋愛感情が如何斯うを抜いて、矢張り君が必要らしい。
都合の好い事を承知で。もう一度、オレを君の傍に置いては呉れないか。
軽い関係じゃ無いからこそ永久を誓う事なんて、もう出来る立場じゃ無いんだ。
毎夜傍に寄り添ってやる事は出来ないかもしれないけど、赦す限り。

阿呆で餓鬼っぽくて甘えたで、ヘタレな彼から。アッシュグレイを纏う、仔猫。
そうだね、若しも反応が在れば…次は彼を出そうか、。若し君に其の気が有るのなら直接連絡呉れても構わないよ。
確信が持てた訳じゃ無い。オレからメールなんて、出来ないから…ね。
2 青柳清明
此処で零す言葉は一言だけに留めておく。
確信が持てないと言うなら、『揚羽蝶』の鍵でも置いて往こうか。

又傍に居る気が有るのなら、自ら聲を掛けにおいで。
最終的に別離を切り出された身だ、此方から近付くのも癪だからね…解るだろう?