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1 禁煙中、元背番号六番

返事、強制しないから

…………やばい、やばいやばい。情けないぐらい泣かせやがって。まさか見てくれたとは思っても見なかった。
俺が一方的に好きで好きで堪んなかったら、お前からしてみると迷惑なんだよなとか思ってたからほんとに有り難う。
忙しい時期になったけど、この二ヵ月は充実しすぎて逆に怖かった。毎日、愛しい人と会話できる幸せってのを馬鹿みたいに再確認して。

何時か、この幸せや温もりを無くしたら今の俺じゃ絶え切れない。毎日がモノクロになる気がする。そのぐらい依存しとるんや。些細な事でも深くささえあっていきたいと思うし。

わざわざ…辞典まで買って詩の意味調べとるなんて、愛されとるとか実感できる。

やっべ、言葉がまとまらんのやけんど。とにかく、お前の側に居たい。誰か別の奴と仲良くしてたりしたらすげえ苛々すんの。


ほんまに、逢えて良かった。…俺、まだお前に甘えてていい……んだよなか。
7 泣き虫な猫
そのぐらいで凹んでたらキリが無いって。そーいう所もお前の魅力なんだろうけど、冗談通じなくてすぐ不貞腐れたり…とかな?

飾らない自分を見せられるなんてほんっとに信頼されとるな、俺。一希、どうする?これが偽りで塗り固められた愛だとしたら―…。………冗談や、本気にすんな。
恋愛に関しては誰でも同じ様な気ィするけどな、やっぱお前と話してたら愛されてるなー俺ってば…とか思うワケ。なんか恥ずかしいけど。嘘吐かないと続けれない恋愛はゲームと同じやろ?

四文字熟語好きならもう少し国語の成績伸ばしなさい。…今の一希ちゃんはねえ、支離滅裂より一心不乱かも。倒れるかと思うぐらい色んな事に必死だし。

あー…、お前に拘束されたら全てが終わる気がする。なんか色々と、うん。こんなに他人が愛しい思った事は無いから正直自分に戸惑う(笑)

俺は充分一希に凭れて救われてきた。だから、ええよ?俺に凭れても。俺無器用やから抱き締めるしかできんかもしれんけど。今度は俺がその手を握る番だから。

されど待っても待ち人来らず、みたいな真似はせんよ。これから忙しくはなるけどこの関係断ち切りたく無いし…。我儘かな。


ほんまに大好き。マヨコロと同じぐらいにな?
8 野良猫に恋した兎
俺は自分に正直なの。だから、凹んだりもするわけ。時々自分でも腹が立つんじゃけどな、うん。魅力なぁ、自分じゃイマイチ解らんけんなんとも言えないんやけど(笑)?

飾らないと言うか俊二の前じゃと飾る必要がないんじゃ、ほんまに。飾る事の方が無意味に思えてくるから不思議じゃよな。
嘘が吐ける恋愛はゲームと同じ、か(苦笑)なんか俊らしいお言葉やないか。

これでも国語の成績は良かったんじゃぞ、高校時代は。古典は滅茶苦茶悪かったけどな、うん(涙)
偽りの愛情…冗談でもそんなん言わんでくれ。ほんまに泣きそうになった…。

拘束は出来んけど俊二と向き合うことでちゃんと返すけんな?愛情とかそう言うの。

俺はなんもしとらんよ。傍に居るしか出来んし、俊二に甘えてばっかりじゃったから。ごめんな。ほんまに。
ん…ありがとう。俊二の前でしか絶対弱音吐かん様にする。

俊二の事信じとるよ。
だけどテレパシーみたいに会いたい時に来てくれるけん、不思議じゃよな。やから、待てるんじゃけどな。。


俺も俊二とまだまだ一緒に居たい。好きじゃから離れとうない。愛してる。


野球より大好きじゃぞ、ほんまに。
9 寂しがり屋な兎の奥さん
素直なのはええ事や。自分にも他人にも嘘を吐かないで済むからな。それに、傷つかなくて、傷つけなくて済む。俺からしてみれば素直なのは充分お前の魅力だよ。

俺自身、自分を飾るってのは好かんからかな?偽りの自分で接するよりは飾らない自分で接するのが一番良いし、お互い疑わなくて済む。相手を疑わなけりゃならないなんての、悲しくて仕方無いからな。

だって、そうやろ?俺とお前が愛を囁きあってもほんとの顔は知らない。所詮箱の中でのやりとりとりでしかないからや(否、だからと言ってお前に偽りを吐いてるわけじゃないで。本心で向き合ってるから)でもこの関係が直接的なものやったら嘘八百を並べれはせんやろ?したくも無い。

ふうん…。なら、俺の宇宙人風会話に着いてはこれとんや。へー…なんか驚く(笑)
泣くなよ。お前と会話する時なんか、本心じゃないと関われないって直感的みたいなものもあって素しか出せないから逆に困ってる。俺自身を受け止めてくれてるから嬉しいんや。

側に居るだけで落ち着く…なかなかな殺し文句よ一希ちゃん。俺にしてみればお前はそんな存在だから。

逢いたい時に逢える、それほど幸福な事は別に無い。監視カメラとかは決して無い

七夕なのに頑張ってるお前に応援しかできないけど。リアルに短冊書いちゃったよ、俺。夜が楽しみや。


言葉じゃ愛は語れへを。態度と言葉で送り届けるからキャッチしろよな。
10 欲張りな猫の旦那。
そんな風に言うて貰えて嬉しいよ。んじゃあこれからも、素直な俺のままでお前に向き合おうとするかな、うん。
確かに疑ったり疑う事しか出来ない程悲しくて虚しい事はないよな、うん。
確かに箱の中だけの関係かもしれんけど、お前の事好きなんはほんまやし、誰にも負けたりせん。ただ、上手く言えんこともあるけどな、うん…文章下手やから、俺。

俊二がそうやって本音ぶつけてくれるけん、俺はお前に惚れてるんかもしれん。ほんまの事言えれん、言うてくれんって言う経験があるから尚更有り難く思うし、凄く愛しいと想うんじゃ。
まだまだガキじゃけど俺、一生懸命にお前ん事受け止めるけん…まだ、お前と一緒に居ってええか?

ほんまの事じゃからな、傍に居るだけで安心するし気持ちが楽になるんじゃ。今までこんなん無かったから、不思議な感じじゃな。

監視カメラってまだ覚えてたんじゃな。それ…しかもしっかり根に持ってるじゃろ。まぁ、以心伝心って事でええじゃろな、俺等の場合は以心電信かな、曲みたいに。

それじゃあ、今回はこの辺で。昨日はほんまにごめんな。七夕やったのに一緒に居れんで。これからまた実習とかで居れんくなるかも知れんけど、なるべく会いに来るけん。


それじゃあ、俺の世界で一番好きな猫さんへ。愛してる。