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1 紫薔薇ピアニスト

ハレルヤな僕のおばかさんへ

気付いたかな…?早く僕を見つけてごらん、ご褒美をあげるよ…

僕の宝物、ここを見てるっていうことは僕を見つけてくれたんだね…?いいこいいこ。
君が僕の傍に居てくれるようになってからもう大分たったね…僕のピアノのメロディーに合わせて体を揺らしている君を見るのが好きだよ。
薔薇の香にうっとりしているうちに眠ってしまう君が好きだよ。
新しく用意した紅茶をにがいにがいーって吐き出してしまう君も好きだよ…

なにもかもが可愛くて仕方ないんだ…これは何?恋と言うにも、愛と言うにも足りなさすぎると思うんだ…
やっとみつけた僕の宝物。君だけが僕を幸せな気持ちにしてくれる。
この先もずっと愛してるよ、ちょっとだけおばかさんな僕の最愛のお姫様…
21 紫薔薇ピアニスト
遅くなってしまってごめんね、許してくれるかな…?

言わないよ、本当に僕はもうキミだけだから…僕はね、もうこの先キミのためだけに咲くバラであろうって決めたんだ…この先、もう僕はキミだけのものさ…

ふふ、ありがとう…僕もきっとキミが相手だから行為に感情が伴うんだろうな…不思議な感覚だね、恋って…
エスパー…なんとか見たいだね…?でもキミはタイツとかはいたら駄目だよ?キミみたいに可愛い子には似合わないからね…キミがいきたいというなら僕がどこへでも連れて行ってあげるから…ね?

もっと好きになって、もっと愛して欲しいんだよ…わかるかな?ケーキ駄目。ドレスも着なきゃ駄目…僕のために着て…って言ったら卑怯かな…?
ふふ、少しでもキミの役に立ってるなら嬉しいよ…僕の気持ちも不変のものだよ。永遠や不変を演奏しておきながら、自分自身どこかそれを信じてはいなかったけれど…君に出会えてそれがやっとわかった。今なら本当の意味で曲を奏でることができそうだよ…

そ…そうだね、そうしてくれると助かるよ…だから、僕はゾンビにならないように気をつけるからね。

そういわれると…表情を変えないようにがんばるのも必要ないように思えてくるなぁ…

う…ね…ねぇ、やっぱりキミの見たいものを見ようか…ね?ぼ…僕なら大丈夫、うん…キミの好きなもの、僕も知りたいから…いつもホラーはイニくんと見てたのかい…?ちょっと妬けるなぁ…
22 オレオフルーリー!
うん!許す!瑠架だから良いの!

俺だけ…。嬉しいな…。じぃんと感動しちゃったよ。でも瑠架はモテるから心配だよ。絶対譲らないけどねー!!!!瑠架にアプローチかけて来た奴より可愛く、かっこよくなってやる!!

恋って不思議だね。初めは瑠架に恋するなんて思わなかったもんな。ご近所さん、とか。味噌とか食わなそうとかそんな想像ばっか。

タイツ駄目なの?!黒いタイツ!!似合う自信あるけどなぁ…。何処にでも?本当に?

これ以上好きになったら大変だぞ!ええええ!!!!!!駄目でたっ!!ケーキ……………。ドレス着るからケーキ!!ケーキ!!!

ケーキ!!

瑠架はたくさん支えになってるよ。瑠架がいなきゃ出来ない事もあったし…不安になった時も瑠架がいると安心出来る。だから俺も瑠架が安心出来るパートナーでいたい。瑠架が気持ち充分でピアノを弾けたら嬉しい。瑠架のピアノ、本当に凄いんだから。

うんっ!頑張ってゾンビにならないぞー!!
日頃は隠して俺の前ではオープンで良いの!!!リラックスリラックス!!!

本当?!でも…瑠架がせっかく薦めてくれたから、やっぱり借りてくる。瑠架のおすすめ見たいし!Jンと見てる!最近は構ってくれないけど。瑠架と見れるなら瑠架と見たい。
23 紫バラピアニスト
ふふ、ありがとう…僕って特別?

そうかな…まぁ、モテないことはないけどね。でも、もう僕はきみしか目に入らないし入れるつもりもないから…どんなに美しくても、君の魅力に叶う人なんてもうこの世には存在しないよ。だから、安心していいからね…

そうだね…きみと出合ってやっと僕は本当の意味での初恋をしたのかもしれないね…ふふ、最初は喧嘩だったからね…僕も何て子供なんだろう、この子はって思ったよ…

ダメだよ…そんなぴったりした服はダメ。本当だよ…何処か行きたいところでもあるのかい…?

いいよ、責任とってあげるから…ダメ。ドレス着るなら…いいかな…何ケーキが食べたいの…?

きみは、思ってるより僕の安心できる場所になってるよ…時にドキドキして、時に不安になって…それでもやっぱりきみの隣に帰りたいって思わせてるのは君なんだよ…?

そうだね…じゃあ、そうしよう…どんな僕が見えても、ひいたりしないでほしいな。

う…ご…ごめん、僕がすすめた奴は本当はホラーじゃないんだよ…ごめん。だから、きみの好きなものを借りておいで…きみのためならどんなに怖い映画でも見るから。きみと共通の話題がほしいんだ。
そっか…最近あの子も恋人で忙しそうだからね…きみには僕がいるでしょ…?
24 ユッケ。
瑠架は特別だよ!特別賞!!金の玉!!!温泉旅行!!

お…俺そんな魅力無いよ…。瑠架の褒め過ぎだよ。瑠架の周りの方がみんな魅力的だよ。何より瑠架の音楽を深く理解出来る。そういうの、羨ましいと思うから勉強しようとしたら知恵熱が出た……。ちょっと自己嫌悪。

う…今は大人だろ?ちゃんと箸は縦に割るよ!大人のマナー。瑠架の隣にいて、お似合いですわね、オホホホなんて言われたい。

駄目なのか!!似合うと思うけどなぁ…。行きたい場所はいっぱいあるよ。瑠架といっぱい思い出作りたいからねっ!!

う…そういう言い方狡い。キュンとしちゃった…。俺ウエディングケーキを上から下まで食いたい!!一口じゃなくて全部!!!

それ、本当?どんなに嫌気がさしても帰って来てね?そしたらちゃんとごめんなさい言うから。瑠架が居なくなったら俺駄目駄目人間になっちゃうからね!

引いたりしないよ。どんな瑠架も愛してるから。

そっか…うーん…………やっぱり瑠架が薦めたやつが見たい。共通の話題になるし、何より俺がそれ見たいんだ。俺のお勧めと、瑠架のお勧めを見よう?何を借りてくるかは楽しみにしててね?

それはそうだけど…ちょっと寂しい。そのぶん瑠架に甘えるけどねっ!!!ブッブブ!!!!