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1 素直になれない流れ星

唯一の星へ

気付くかどうか分からないけど、俺の気持ちを残しておく…「おやすみ」を言えなかった分のな。

お前は、優しい。
優しくて温かくて、お前の傍は心地好い。大切だと、愛しいと告げられる度、本当は嬉しくて堪らないんだ…きっと上手く伝わってないんだろうけどな。

俺は、お前の前だと本当の自分を晒け出せる…それだけ、お前を信頼してるし…す、好きって事だ。
ただ、甘えるだけ甘えてお前には何一つ返してやれない、なんてのは納得いかないからな。必ず、今度はお前をその倍は甘やかすつもりだから覚悟しとけよ?…言っとくが、本気だからな。

例え、これから逢える時間が減ったとしても想う気持ちは変わらない。お前だけが俺の唯一の星だ…覚えとけよ。


最後にもう1つ…『今夜も夢の中で逢えるよう願ってる』…アイツから幸運の星宛てだ。確かに伝えたからな。
13 今はお惣菜屋さんな翠の月
ユーチャリスの花のような太陽と、クレマチスの花のような流れ星へ。
正直に言うな、これは亀+タ//ろ=スに教えてもらったんだ。見た目より込められた想いが、君達によく似ているらしい。

最初に言っておくッ。あの日を一緒に過ごせる事が出来て、俺達はかーなーり幸せを感じている!…イ有*斗の真似しちゃってごめん!初めてお互いの声で話せたのも嬉しくって……これじゃあ、また泣き上戸って言われちゃうなァッ。

君の心にある決意を知って、今までより更に愛情が胸に込み上げてきたんだ。…俺の居場所は君の隣だけだって、改めて思った。俺はこれからも君の為だけにご飯を作りたいし、彼奴だって彼の為だけにピアノを弾きたいんだ。あの子達も一緒に育てていきたいしな。

自然と溢れる優しい気持ちを止める事は俺達にも出来ない…けど、君には色んな顔を見て欲しいって思ってる。だから、イ有*斗もどんどんぶつかってきてくれ。大丈夫ッ、俺が絶対に受け止めるから!君が好きで好きで、知らず知らず甘くなっちゃう自分に喝を入れないとなァ。

今日は俺達の世界が始まった日…イ有*斗や俺や皆の大先輩の物語の糸が紡ぎ出された記念すべき日だ。
見える景色や映る色が変わっても、俺の隣で笑って…たまに怒ってくれ。それが俺と彼奴の真実だから。…あぁ、ちょっと格好つけすぎちゃったかなァ。
14 心配性が移った流れ星
抱えきれない程の優しさをくれた蒼と翠の幸運の星へ

休んでるお前の邪魔になりたくないから、ここで。

人の心配ばっかしてるお前に、最初に言っておくっ!俺の事なんかより、自分の事を気に掛けろ。…頼むから。
逢いに来てくれて、嬉しくない訳…ない。だけど、心配なんだよ。お前が辛かったり、苦しい思いをしてるのを隠して、俺の前では笑って平気で無理してるんじゃないかって。

だから、無理は絶対にするな。ちゃんと元気になってから逢いに来いよな。
俺だってお前の全部を受け止めたいんだ。少しの間逢えなくたって、その気持ちは微塵も変わらないって事、覚えとけ。

デ+ne>ブがしてくれたみたいに、ずっと手を握っててやる。それから、皮が厚くなってもいいならリンゴでも何でも剥いてやるから、もう1日大人しく休めよ。
2528900回好きって言っても足りない位にデ+ne>ブの事が“大好き”だし、同じ様にアイツも青空みたいな奴の事を想ってる。…安心して眠っとけ、おやすみ。
15 吸血鬼が愛しくて仕方ない翠の月
白馬に気に入られた太陽と、エプロンがよく似合う流れ星へ―


最初に言っておくッ、君との時間のお陰で俺は大切な事に気付けた!いきなり大声出してごめんッ、またズレた事言いやがってって怒られちゃいそうだ。

君が、ただ傍にいてくれるだけで幸せだって分かったんだ。楽しい時も嬉しい時も悲しい時も辛い時も、君はいつも俺の隣にいて…好きって言ってくれる。俺はこんなに優しい気持ちを味わえるなんて、夢にも思ってなかった。例え言葉が交わせない日があっても、俺の心は幸せに満ちている!

これからも、一緒にたくさんの小さな星を見つけていこうな?俺はイ有*斗の為にご飯を作っていきたいし、時々でいいからイ有*斗が剥いてくれたリンゴも食べたいんだ。

―最後に、俺…俺とカ*メ:夕+□<スはこの出逢いに心の底から感謝している。太陽と流れ星を変わらず愛していく事をここで誓う!
16 無名さん