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1 世界一幸せな不運

君と僕とすばると。

多分このタイトルでピンとくるのは君しかいないよね?

今はまだ秘密にしているけど…いつか、勇気が出たら君にこの場所を教えるよ。
だから、それまでは僕の独り言を書いていこうと思う。

もう僕らが出会って半年が経ったね。
…あの日の屋上での出来事が今でも忘れられないよ。

君は覚えてるかな?
…なんて、返事も無いのに尋ねても仕方ない、か。

君は今頃頑張って働いてる時間だよね。
今日こそは「お疲れ様」って言いたいな。

そして、離れた分だけ抱きしめたい。

“愛してる”って沢山伝えたい。


メール‥早く来ないかな。
10 情緒不安定な不運
何だか最近、また片想いみたいに思えてきて、君のメールが届く度に胸が苦しくなるんだ。
何でだろうね?
君の声が聞こえなくなるだけで、こんなにも距離を感じるなんて…変だよね、僕。
日に日に君が遠い存在になっていく。
早くこの不安を取り除いて欲しい。

この声がいつか君に届きますように。
11 不運
君に謝らせたくなかった。

君は何も悪くないのに。

ごめんね…弱くて。

今日は、もうメールを止めて頭を冷やす事にするよ。

節介楽しんできたんだから、僕のせいで不快な思いにさせたくないんだ。

だから今日はもう、君を想いながら寝ることにするよ。


夢の中でも、君に会えたらいいな。
12 不運
何か馬鹿みたい。

最近は沈んでばっかり。

もうお互い求め合う事はないんだよね、きっと…

記念日だって、きっと君は忘れてる。

…こんな状態が続けば、失う物さえもなくなっちゃうのかな。

仮に此処を読んでいたとしても君は何も返してはくれないんだよね。

僕の愛した君はもう…いないのかな。
13 無名さん