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1 藤堂 和巳

最愛の、親友へ

ここ、見たりするのかな?(笑)
ただ俺が言いたい事吐き出すだけだから、お前は見付けてもスルーしていいから、な?


本当の事言うと、俺は別れたくなかった。
今だって後輩からお前を取り返してやりたいし、副会長のあいつだって絶対お前以上には好きになれないと思う…ぶっちゃけると、お前とやり直したい。
まぁ、本体には逆らえないんだけど……これが俺の本当の気持ち。

あとさ、お前はどっちも好きだって…俺は俺として好きだって言ってくれたんだけど……俺は、お前の一番になりたかったよ。後輩よりも好きだってさ……わがままかな、やっぱ。……ごめんな。

消えたいって言ったのは、お前が好き過ぎて辛いから。お前以外に好きって言うのも、お前が俺以外を好きって言うのも…壊れるかと思うくらい辛かった。
まぁ、なるべく頑張って……副会長の事を好きになるよ。

最後にだけど…今願いが一つ叶うなら……俺はお前ともう一度キスがしたい。

叶わないから、願いなのかもな……愛してるよ、今も変わらずに。言い納めは出来なかったよ……馬鹿だな、俺