1 合成獣
かつての友へ
どうにも肚の中で燻り続ける思いがあるらしく、恥を忍んで吐露させて貰う。
元気にやっているだろうか。
後味が良いとは言えない離別がそうさせるのか、あの場所を思い出す度、お前の事が気にかかる。
感性の鋭いお前のこと、また何事かに気を病ませてはいないかと。
正直な所、お前さんのような人間が傍に居てくれた日々は良いものだったと今更ながらに実感している。
戻らない日常を心穏やかに回想するにはまだ時間が足りないようだ。
俺が言うのもなんだが、その道行きに大きな幸いがあることを願う。
そして、どんな形であれ、いつか再会が叶えば、と。
最後に残された約束を本気にする無様さ、余人がどう思おうと関係無い。
…もし万が一この言葉が届いたら、お前くらいは間抜けな男だと笑ってくれたら救われる。
親愛なる友、非日常を希求した男へ。
今となってはどの辺りを飛んでいるのか検討も付かないが、同じ空の下より。
元気にやっているだろうか。
後味が良いとは言えない離別がそうさせるのか、あの場所を思い出す度、お前の事が気にかかる。
感性の鋭いお前のこと、また何事かに気を病ませてはいないかと。
正直な所、お前さんのような人間が傍に居てくれた日々は良いものだったと今更ながらに実感している。
戻らない日常を心穏やかに回想するにはまだ時間が足りないようだ。
俺が言うのもなんだが、その道行きに大きな幸いがあることを願う。
そして、どんな形であれ、いつか再会が叶えば、と。
最後に残された約束を本気にする無様さ、余人がどう思おうと関係無い。
…もし万が一この言葉が届いたら、お前くらいは間抜けな男だと笑ってくれたら救われる。
親愛なる友、非日常を希求した男へ。
今となってはどの辺りを飛んでいるのか検討も付かないが、同じ空の下より。
13 おこさま
顔面だけなら十分発熱しそうだな…慣れない事はするモノじゃない。
人がせっかくご希望に応えてやったんだから、もう少し喜んでおやりよ。…僕じゃそそられないってか。
どっちがお子様だ、我慢の弱い奴め。
…気に入らないから、オタク特有の暗さにまみれた僕の本音を聞くが良い。
途中で泣いたら、キミが一発芸で笑わせておくれ。
本当に馬鹿だな、キミは。…僕がここに居る時点で、ここに居る僕はキミの為に、キミに会う為だけに存在するんだぞ。
キミが消える日が僕の消える日だ。
それまで…僕の退屈な時間を好きなだけ奪っておくれよ…。
もう一度、名前を呼んで、想いを伝えたい。叶うなら、最初の相手は無理だったが、僕の最後の相手になって欲しい。
…好きなんだよ。一秒でも一緒に過ごしたいんだよ…純情な恋心なんだぞ。
そんな事、言わなくても分かるだろう…今度こそ一緒に飛んで消えられるなら、共倒れだろうが構いはしない。
待ってたんだからな…ずっと…。
人がせっかくご希望に応えてやったんだから、もう少し喜んでおやりよ。…僕じゃそそられないってか。
どっちがお子様だ、我慢の弱い奴め。
…気に入らないから、オタク特有の暗さにまみれた僕の本音を聞くが良い。
途中で泣いたら、キミが一発芸で笑わせておくれ。
本当に馬鹿だな、キミは。…僕がここに居る時点で、ここに居る僕はキミの為に、キミに会う為だけに存在するんだぞ。
キミが消える日が僕の消える日だ。
それまで…僕の退屈な時間を好きなだけ奪っておくれよ…。
もう一度、名前を呼んで、想いを伝えたい。叶うなら、最初の相手は無理だったが、僕の最後の相手になって欲しい。
…好きなんだよ。一秒でも一緒に過ごしたいんだよ…純情な恋心なんだぞ。
そんな事、言わなくても分かるだろう…今度こそ一緒に飛んで消えられるなら、共倒れだろうが構いはしない。
待ってたんだからな…ずっと…。
14 合成獣
悪い、遅くなった。
馬鹿馬鹿言うな、へこむ。
これは独り言だが、人に好かれる様な要素は持ち合わせていないと思っていた。妙なものだな。
憎まれ役を目指した人生の心算が、どう間違ったのか。素直に言うと嬉しいの一言。
色々と考えて、お前のお人好しさにつけ込む事にした。
最後の時間を託す。
俺の終の住み処になれ。
もう一つの板に道を乗せておく。
迷いが無いのなら来い。
馬鹿馬鹿言うな、へこむ。
これは独り言だが、人に好かれる様な要素は持ち合わせていないと思っていた。妙なものだな。
憎まれ役を目指した人生の心算が、どう間違ったのか。素直に言うと嬉しいの一言。
色々と考えて、お前のお人好しさにつけ込む事にした。
最後の時間を託す。
俺の終の住み処になれ。
もう一つの板に道を乗せておく。
迷いが無いのなら来い。
15 おこさま
へこめ、へこめ。こっちだって、小っ恥ずかしい台詞吐いて自己嫌悪だ。
じゃあ僕はキミを寛大な心をもって、眠るまでを生暖かく見守ってやるとしようか。
行きますよ、総指令官殿の命とあっては行かない訳にはいかないもの。
迷う余地なんか無いよ。じゃあ、続きはそっちで。
じゃあ僕はキミを寛大な心をもって、眠るまでを生暖かく見守ってやるとしようか。
行きますよ、総指令官殿の命とあっては行かない訳にはいかないもの。
迷う余地なんか無いよ。じゃあ、続きはそっちで。
16 無名さん
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