女性

跡部“部長”。

今年の全国大会決勝戦の日──跡部さんあなたは、あの日の約束覚えてますか。俺はと云えば何処か片隅であの日の桜がちらついて叶わぬ期待、抱いたりしつつこの夏を迎えたものですよ。本当に、嫌な人だ。

いえ、こんな事を伝えたい訳じゃ無いンです。どうしても、俺はアンタに会いたいと思いました。これが空振りになったとしても、それでもこの挙動がもしもアンタの目に留まったのなら。俺は、…どう、するんでしょうね…。話がしたい、伝えたい、何れも本当で何れも的確ではない気がします。

鍵は、最後の試合。タイブレークに持ち込んだ試合は跡部さんの破滅の輪舞曲を俺がラケットヘッドに当てアウトした事で、俺が負けた。
十分でしょう。

暫し、待たせて貰いますよ。

(SP感謝)