女性

ずっとずっと昔に別れた周助

今年も桜の季節が近ずいてきたよ…。
ねぇ、アンタは今なにしてる?誰かと笑ってる?…それだけがずっと気がかり。
傷を持ってるアンタの腕が愛しいよ。帰りの遅い俺をいつも本を読みながら待っててくれたアンタの伏せた目が懐かしいよ。
何年経っても愛しい記憶でしかなかったのに…。今日、寝起きに…愛しかったはずのアンタの腕が黒いモヤが掛かったみたいに頭に浮かんだんだ。鮮明に思い出せてた腕が、温もりが遠のいてたんだ…。何年も経ってるんだから当たり前なのかもしれないけど、アンタに何かあったんじゃないかって胸騒ぎが止まらないんだ。

ねぇ…アンタ、今何処で何してんの。
今年も奈良の桜、見に行くの?
ねぇ…謝りたいことがたくさんあるんだから、愛してるって伝えたいんだからまた出会うまで生きててよ。
ここで再会した時みたいに俺を見つけてよ。
出会って12年以上経って、別れて7年くらい経ってるけど…。俺は今でも周助以上に愛せる人がいない。
俺だけが引きづってるんだろうけど。また会えたなら…いや、会えなくてもアンタを愛し続けるよ。

はっ…ただ、今どうしてるか気になっただけなのに…ついベラベラ本音喋っちゃった。俺らしくないね。
どうか、どうかアンタが幸せに笑っていますように。幸せなんだったら、もう会いたいだなんて言わないから。
お願いだから幸せでいて…。