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11 無名さん
つ、…〜〜ぼ、僕…俺だって男だから、好きな人が目の前で、そんな、いたら、…気持ち悪いかもしんないけど……(熱い吐息にはアルコールの香りが滲み出ており、若干座った目で自分よりも体躯のいい男を両肩を掴んで宅飲みに使われていた凝った色合いのソファへと無理矢理に押し倒し、顔と顔を近づけると潤んだ瞳で見下ろしながら口の端へと口付けふと顔を上げるとその後What’s up ?いしたものかと薄らぼんやりとした思考回路を悩ませ始め)………っと、だから、あの…もっと、警戒心を…