17 無名さん
(注がれた視線と交わったものの何処か上の空と疏通が叶わぬ現実に意識揺蕩い、白波が散る髪を指に搦ませ五指の間へ満たし接触を謀るも滑る艶髪は梳き落ちる始末。白磁を辿り生気が皆無と微々たる呼気を放つ口唇へ指腹が終着、僅かに関節を力ませ開口為す紅色へ懐く劣情が渇きを増す咽喉諸共嚥下せば下顎掻き掌毎頸筋を囲うよう余す隻手と共に囲うと同じくし髣髴す高揚に微笑を模る口許が彎曲、次第に背筋へ這い迸る粟立ちと苛立に加圧を深め自重寄せれば間合無く距離を詰め合い己の手中にて軋む血肉に悦寄せ)──…は、…寝てんの。
適当にてにをは入れてみたりした
あとは他の人で直して
適当にてにをは入れてみたりした
あとは他の人で直して