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17 無名さん
1:へ/し/切/長谷/部
99歳
ネジは飛んだが締め直せばいい
なんだ、あれだ…その、俺の傍に来い!

口下手じゃないんだが…むしろよくそんな回るよねとか言われる口なんだが。
いや、お喋りという訳じゃないぞ。口上述べるのが得意というだけだ。
主命とあれば吐きそうな時でも笑顔な俺だ。
…どうだっていいな、一向に話が進まん。

取り敢えず一番最初に主旨は言った。もう良くないか?ダメだ…と…?

まず動機は単純。毎日毎日一人で執務に明け暮れて後ろを振り向いたら来た道が分からなくなっていた。
実は方向音痴且つ、「じーぴーえす」とやらが嫌いな俺は取り敢えず適当に歩いた。
そこで……検非-違使に出会った。そこから俺の歯車は回り始め……る訳無いだろう!!
お前だ、お前。お前に会わなきゃ駄目だろう。
主ィィい!と叫ぶだけが俺じゃない。
というか主自身が仕事中毒。ならば止めるのは誰だ?お前だな!!
因みにケビは俺一人でやっつけた。