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2 無名さん
いちおつ

■大_倶_利_伽_羅
…次に遭遇したとして再び縁を繋ぐことはないぞ。最近出歩いてもいないしな。あんたが俺に似てると思ってる奴はみんな他人の空似だ。

あんたと居たら傷付くんだ。俺が傷付けば自分のことのように胸を痛めてくれる奴がいる。情緒面が荒れて俺を好いてくれてる奴に八つ当たりしたりも二度としたくないからな。
これ以上あんたに傷付けられる訳にはいかない。自分を愛せない奴が誰かを愛せる訳がない。…別れた番から言われた言葉だ。あんたは加害者だ。何故また会えると思うのか不思議でならない。

今度こそ己自身を大切にして、大切にしてくれる奴を大切にして、ちゃんと愛されたい。

最後になるが、…あんたも何か事情があってそうなったんだろ?…それを考えると幾ら何でも言い過ぎた。折れる必要はない、だがもう共に過ごすことはできない。軽率に優しい言葉をかけて悪かった。あんたの隣にいるあれの身を案じたが、あいつはきっとまだ気付かないだろうからな。あんたとあれと…過去のことは全て捨てて行く。
これは言い過ぎたことと手に負えないのに優しくしたことに対する謝罪だ。時間はかかるだろうが、いつかあんたのことも許せる日が来る。
2019/05/09 00:20

殆ど回ってない金蘭で何か言い出したけど今度は何を見て再会を望まれてると妄想したのか