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2 無名さん
消えたと思ったら新しい方のページに移って一つ記事が増えてた。そんなにすぐ見つかるつもりも俺自身また見るつもりもなかったんやけど、何故かまた気になって此処を開いたのが数日前。アンテナの感度の良さは初めて此処を見つけた時と然程変わってへんのかなと思ったけど、言葉を紡ぐとなると難しかった。

ずっと前に書いた記事を消したのは離れたからと言うよりは、貴方の言葉だけを綴ったこの空間を穢した気がしたからなんやけど、何ヶ月も更新されてへんこの場所に来てもう見ることないやろなと思って素直に言葉を残したら恥ずかしいことになった俺の気持ちも貴方の衝撃に負けてないと思う。しかも、めちゃくちゃ怒られてもおかしくないはずやねんけど、結局貴方の優しさに甘えてまうねんな。ごめん。あと、何か強気になったね。可愛い。

仕事の邪魔とか生活の枷になりたくないって思うのは俺もそうやったから。それに、貴方が離れて行くのは時間の問題かなとも思ってた。最後らへん貴方が優先順位が変わったって言うたの覚えてるかな。俺は何番目なんやろとか思いながらもそれを聞く勇気はなかったし、広がる世界に嫉妬したり、自分の自信の無さや余裕のないところに疲れて、逃げるみたいに離れてもうた。自分勝手に振り回してごめん。
その癖に貴方のことや貴方との出来事を思い返す時があって。別れてから家の中にドライフラワーは増えたし、観てたアニメは終わったのに取り消ししてないから時間帯録画で毎週録画されてるし、夜空見ても月見ても、ポテチやチューハイ見ても思い出す。壁に背中押し付けてたなとか思い出して笑う事もある。あ、ポテチもお酒もほどほどにせなあかんよ。なんて、注意する立場じゃないな、もう。ほんまに、毎日が幸せやった。去り際はもっとやり方があったと反省はしてるけど、後悔はない。貴方も今楽しく生きてるなら尚更。