1 岩_剛_田_典
尾を引く夏
暑いと寝ぐるしいですね。
秋は好きなのに、終わって欲しくないなんて愚かでしょう。
こんばんは、踊ったり演じたりさせていただいています、岩＼田です。

珍しく目が覚めてしまった。こんな、人もけものも眠っている夜に。
それで、夏用の布団を掻き寄せているうちに、これがお話してくれる人や、眠ってるところを見せてくれる人だったらいいのに、って思いました。
友達の家に泊まりにいったり、来てもらったりしたときみたいに。
なんで真夜中は、ひっくり返って一番ちいさな豆電球眺めてるだけで目のふちが溺れていくんでしょうね。わからないから今は、晩夏のせいにしておこうと思ったんです。それだけじゃ足りないのも含めて愚かだなあと思って、愚かなままゆらゆら手を伸ばしている。

赤い布団にまくらがふたつ、なんて言いません。色っぽいことがしたいわけでもあんまりなくて、荒唐無稽なさみしさにつける薬はこうして言葉にすることなので、どうか少しだけ、俺の傍で話をしてください。あなた。

雰囲気が伝われば大丈夫です。寝どこはどこでも構いません。ああそうだな、あなたが居心地がいいという間取りや空間や材質なんかでもいいです、それを俺に教えていただけませんか。そうしたら、そこへ会いにいきます。
期限は秋になるまで、頻度も扱う姿の性別も文字数も問いません、描写が好きで感覚が似ていると思った三次元のあなたは自己紹介と趣味に合う寝どこの特徴を添えてご連絡ください。
帯の部屋はこちらで用意しますので手ぶらでどうぞ。

スペースありがとうございました。
2020/8/24(月)4:22
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まともな岩／田はいないのか