まず、この記事の掲載が遅くなったことをお詫び申し上げます。私自身、自分の起こした事の全てを正しく言葉に直せなかった為です。申し訳ありません。
この度はほうぼうでお騒がせしてしまい、申し訳ありません。とくに掲示板サイト様方には多大なご迷惑をおかけ致しました。利用者様へもいらぬ不安感を与えてしまったことと思います。申し訳ありません。
そして、ここまでの事の流れとして、何が起こり何が原因で何が問題だったのかを話させて頂きます。

まず何が起こったか？ 綴が管理権を手放したことはお話したかと思います。ですがこの際、この事についてどこまで話して良いのか正直、私には判断がつかなかった為、曖昧な言葉でその場をごまかしてしまい、多くの方に誤解を与えてしまいました。このことに関しても謝罪致します。申し訳ありません。
謝罪はしたものの、綴が何故そうしたのかはやはり察して下さいとしか言えません。ただ明確に言えることは、綴は管理を頑張っておりましたし、私はそんな綴のことを深く尊敬していました。おそらく、皆さんが考えていらっしゃるより強く。
……そして、綴は管理権を手放しましたが、誰かにサイトを譲渡することはしませんでした。メール返信を激務の為３月に休止していた綴でしたが、私とのメールやり取りは続いていました。しかし、そのやり取りも５月の時点でぷっつりと止まり、急に文が一切来ない状態となりました。そうしてやり取りが完全に停止することだけは決まり、その後の綴の行方は私にも分かりません。
もしも私が綴のたんなる友人であるだけならばこれでおしまいになるだけの話です。いずれ綴はサイトを閉鎖したでしょうし、また誰かが新しくサイトを立ち上げ、皆そちらに流れ、それですむ話でした。ですが残念なことに私は副管理人で、もっと残念な事にこのサイトの運営に深く関わりすぎていました。お飾りの副管理人ならば何もせずに見過ごしていくことが出来たでしょう。ですが、私はこのサイトの出し物やルール、全てのものに深く関わり強い愛着がありました。このまま終わらすことなど出来るはずもありませんでした。
私は恐れました。いつ綴がぷっつりと糸を切らしてサイトを閉鎖させてしまうかもしれません。正直、焦りました。パニック症状だったかも知れません。冷静な判断を失った結果、私はサイトを乗っ取ることに決めました。

ここで、私が取るべきだった道は今更ながらに考えれば、一番良かったのは何食わぬ顔で綴に成りすまし、サイトをそのまま運営すること。おそらく綴はこれをしてもきっと怒らなかったでしょう。次に良いのはサイトに紡、つまり私に譲渡したむねを綴になりすまし、私自身で運営すること。こちらのほうがつく嘘も少なくてすみます。どちらも利用者様を騙すことになりますが、突然閉鎖することやこうして大事になることを思えばずっと良かったように思われます。

が、出来ませんでした。なぜなら物凄く後ろめたかったから。今でも勝手なことをして綴に対し後ろめたくて仕方がないです。出来れば今すぐ出てきて私のことを叱り付けて欲しいというのが正直な気持ちです。しかし残念なことに綴が私の目の前に現れることはこの先一生ありません。

起こったのは、私の管理権乗っ取り。原因は綴の管理権放棄。問題は管理権譲渡の正当な手順をふまなかった事です。

やってしまった事は事として、これからの事を考えていきたいと思います。
自分で言うのもなんですが、こんな問題の起こったサイトに残ってやる道理もありません。管理人が管理人でなくなった以上、もう消えたものとして新しいサイトを作りみんなへ呼び掛けてそちらに行くのも良いでしょう。

新しく作るまでもなく他に当サイトとは比べられない程几帳面に管理をなさっていらっしゃるサイト様もあります。そちらに行って頂ければと思います。
ただ、当サイトはたとえ人が一人も来ない状態となろうと運営を続けていきたいと考えています。私自身がそうしていきたいと考えている為です。たとえ不毛であれ、より良いサイト作りを行っていくつもりです。

ここまで書いて、私が先日から出していた複数管理人と管理人変更の手続きはどうしたとおっしゃる方もおられるかと思います。今こそはっきりと言えば、あれは私の後ろめたさの産物です。後ろめたくて逃げ出そうと考えてました。今ようやく気がつきましたが、私は管理人を止める気はさらさらないです。微塵も、これっぽっちもないです。申し訳ありません。ただ、ここまでのことで分かりすぎるほど分かったとは思いますが、とにかくすぐ暴走する私の歯止めを買って出て下さる方が私には必要です。もし万が一上記したことを全て読んだ上でその役目を買って出てくださる方がいるのであれば是非引き受けて頂きたく思います。また、管理人投票もやはり行おうと思います。これっぽっちも管理人を止める気のない私ですが、それでもまだ良心というものが僅かに残っています。沢山の方が愛用してくださったこの場所を管理する人間はどうあるべきか、どんな人間が管理するべきなのかは利用者様に決める機会を設けても良いのではないかと考えます。

新任者を作るくらいならばサイトを閉鎖すれば良いのでは？ そう思う方もおられるかもしれません。これに対してはまた話が戻り．私がサイトに愛着を心を抱いているためとご説明させていただきます。さらに閉鎖の場合、置き文板を利用していらっしゃる方が困ります。置き文が心配なら置き文専用サイトに直せば良いのではとおっしゃる方もいるかもしれません。事実友人からはそう言われました。ですがやっぱり茶室を止めたくないのです。我が儘で申し訳ありません。とにかく止めるつもりがさらさらないのです。新任者の手によって削除される可能性もあるかとは思います。ですが私は一縷の望みにでも縋りたいのです。

結局のところ、全ては私の我が儘です。どうにかサイトを存続させたい、自分の愛着を残したい、その一心です。自分で振り返ってひどいものだと思います。この一文を読んで怒り出した方もいらっしゃると思います。その場合、どうかどこかの掲示板に書くのではなく私までお便りください。苦情を言いたいだけ言いたい方は捨てアドで言ってくださって構いませんので。
ここまでのことをどうしたものか、どう収拾をつけたものか、今でもまだ迷っています。ですが自分がやりたい事とやるべき事だけは明確な為、それをひたすら為して行こうと思っております。

では最後まで読んでくださりましてありがとうございました。終わりに、皆さんによいナリライフが訪れることをお祈りさせて頂きます。

2011.06.20 紡
(〜7/31まで掲載予定)