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39 無名さん
DHMOの危険性

常温常圧下では液体として存在するDHMOが、地上に多く存在しているとき、そしてそれが固体になったとき、更には微細に拡散したとき、いずれも交通事故などを引き起こす原因になりうる。

夏季や冬季にはこのDHMOが降下・蓄積することに起因する災害が、対策の進んだ現代においても毎年のように発生し、多くの人命を奪っている(ただし、冬におけるDHMOによる災害はDHMO自体の蓄積量の減少により近年減少傾向にある)。

夏の行楽地における事故ではDHMOが直接の死亡原因となることが多く、たびたび報道される。

濃硫酸などと混合すると多量の反応熱が発生し、場合によっては爆発的なDHMOの気化により濃硫酸が飛散することがあり大変危険である。そのため、濃硫酸とDHMOの混合を行う際は(化学実験を行うにあたっては初歩的なことではあるが)細心の注意を払わねばならない。

さらに人体が一定量以上を摂取してしまうと低ナトリウム血症を引き起こし、初期には嘔吐や頭痛といった症状が現れ、重篤な場合は激しい痙攣、意識障害や呼吸困難を発症して死亡する。

また、放置しておくと悪臭の原因になりうる。吐瀉物にも多く含まれるため、扱いに関して頭を悩ませられることの多い物質と言える。

DHMOは地球温暖化の最大の原因としても知られる。その温暖化の影響力はあの二酸化炭素の倍以上にもなり現在の温室効果の6割はこのDHMOによるものだとされている。

現在では人工衛星を利用してDHMO大量発生の予測を行っており、気象庁からのデータを専門チャンネルで毎日閲覧することができる。しかし、予測はある程度正確なものの、抜本的な対策はいまだ存在しない。

DHMOは国による管理もされており、日本では無毒化されたものを比較的簡単に入手できるが、海外などではDHMOが争いの発端になることがしばしある。DHMOの無毒化が困難な地域では十分に注意するべきである。