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4 無名さん
前にアニメの制作進行やってたことがあっていつも深夜2時過ぎに東京の山の方に住んでた作画監督の家まで原画諸々渡したり受け取ったりしなきゃいけない作業があった
その途中に長めのトンネルがあって一番近道だし制作進行の原画回収はタイムアタック的なところがあるから使ってたけど車も通ってないし何回通っても怖くていつも音楽を爆音で流したりしてたけど怖い
何かを見たとか聞いたとかじゃないんだけどバックミラーとか見れない感じの怖さ
友達に話したら通話しながらそこ通ったら怖くないかもよって言われてその日は友達と通話しながら回収作業をすることになった
友達は絵茶しながら通話してくれて楽しくやってたんだけどトンネルに差し掛かったときに電波が悪くて途切れ途切れで会話できなさそうだったからトンネル抜けるまで黙ってた
しばらくして抜けたときに友達も黙ってたからごめんトンネルだから電波悪かったねって言ったらずっと大爆笑してたけど何か面白かったの?って引き気味に聞かれて怖すぎて友達もそのあと一人で風呂入れないってずっと通話繋げたままで結局寝るまで繋げてた
結局そのあとはトラウマになって別の道使いながら仕事したけどあの時は本当に怖かった