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48 無名さん
1:へ/し/切/長/谷/部
【求】癒し。
任務が終わらない。いや、今日はもう終わったんだ…終わったというよりはもはや終わったことにせざるを得なかった。主の命とあらば…と思いつつ頭の何処かで赤いランプがくるくるしている。今週残した任務は、来週の俺が頑張るだろう。そして来週の俺も再来週の俺も、同じ事を思い続ける…は、これがもしかして…輪廻…?
それはさておき…正直、ぬいぐるみか抱き枕か何かのように力任せにぎゅうぎゅうとお前を抱き締めたい。良く頑張ったな偉いぞと言いながら、頭の一つでもよしよしと撫でて褒めて欲しい。とびきり甘い菓子を買ってこいとかくだらないわがままを言うから、それを叶えて欲しい。
刀を持って思う存分暴れ回りたい気持ちがない訳ではないが、もうそんな体力も残っていない…きっと走っても足が重くて何でもないところで派手につまずいて転んでしまう。そしてそのまま起き上がれない。もはや梅雨時に干すのを諦めて投げ出された洗濯物みたいに、ふんわりしっとり湿気りつつそこらに適当に転がっているから、そっとふかふかの毛布をかけてあわよくば添い寝の一つでもして欲しい…泣き言は言わない。愚痴も言わない…ただ、とにかく今は癒やされたい。俺を可愛がるか、俺が誰かを可愛がるか。もはやどっちでもいいな。

こっちの姿は社畜極な俺のみ……露骨だな、残念、諦めてくれ。
募集は、大きさも刀種も問わん。槍でも太刀でも薙刀でも、贅沢は言わない。あ、すまない…俺指名の宗/三は冷遇だ。俺がどうしても、喧嘩しかできないもので。
帯、捨宿辺りでテンポ良く、プチロル使用、互いにスキンシップ過多で。上記に書いてある通り此方からもべたべたべたべた触る。なのでそっちからも軽率にべたべたべたべたして欲しい。
原作設定は然り、社畜極な俺には現代のような設定もお似合いだろう。その辺の希望があるならば、合わせるだけの余裕は残してある。醤油皿どころか、もはや小さじ一杯程だが。お前は海より広い心とまでは言わないが、丼茶碗くらいは備えていてくれ…