52 無名さん
なぜ.....なぜ、このような.....ッ!はっ、......は.....(変わらず査として知れない状況と行為の真意に恐縮で触れる事さえ出来ぬ体の匂いが鼻腔を擽り、直ぐ傍にある娜な表情を恐る恐る眉尻を下げ薄目で見詰め返し、喉元をなぞられると従順に喉を逸らして唇の隙間から抑えきれぬ歓喜にも似た熱い吐息が漏れ、耳元直ぐ傍で感知する唇の存在に強く意識は持っていかれ肩をませ、忠誠から抵抗は選択肢になく所在のない手制服の裾をきゅっと握り鼓動の動きに伴って呼吸も早まり欲情する理性を必死に堪えるも感受性豊かな身体は耳孔に感じる甘やかな声と吐息に耐えきれずくぐもった声と共に僅かに肩を揺らし、次第に目尻には止まらず頬まで羞恥による紅潮は拡がり欲する願望は相手の唇が脳裏に焼き付いた儘一度唇を噛み締める事で自制し)..んん...ッ!.....言えません...ッ。決して....!若様...どうか、お許し、ください...ッ!