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54 無名さん
(近付かれて虫酸が走り手に持っていた木の枝を つい咄嗟に突き出すと、偶然パムの眼孔に滑り 込み勢いそのままに水っぽい破裂音を伴い体内 に侵入を進め。がつんと枝先が何かに突き当 たったような感触がしたのは頭蓋の裏を突いた からだろうか。特に興味もないのでビクンビク ン地面をのたうちまわりながら糞尿を垂れ流す パムを素通りしてその場を後にし)