911 :一＿期＿一＿振(刀＿剣＿乱＿舞)
2016/03/25(金)　21：04

人の身を得て数える程の年月しか経って居ない私には貴女の仰る恰好良い言葉など紡げぬのです。或いは私の主ならば、より良い言葉を見付けられたのでは無いか――と。ですがそれも今となっては気にした所で詮無き事だ、と笑われてしまうでしょうか。

ひとの考える事はそれぞれ異なるのだと、今の主に教わりました。貴女が自分自身を愚かだと嘆いても、私にはそうは見えぬのです。これも貴女が紡ぐ、別の形の愛だと云う事なのでしょう。私は審＿神＿者を主とする身。道具であれ、ひととしてであれ、貴女の物には成れぬでしょう。堅苦しい男だ、とお思いですか。……いえ、そうなのかも知れません。ああ、ほら。やはり体現したばかりの身ではろくな言葉が紡げない。

至らぬ身、お許しください、花果殿。

話変わるけど絵空ｗｗ