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57 無名さん
純、憶えているかな?
去年もさ、こんなに暑かったよね

打ち上がる色とりどりの花火を見て喜ぶ純の笑顔に、俺は見蕩れていたんだ。

わたあめみたいな甘い声

浴衣姿はミロカロス

ジュゴンのれいとうビームに凍らされたように、俺は純に釘付けだった

ねえ、純。
俺と一緒に二人っきりの『相対性理論』を結成してよ